''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

冷麺祭り開催中より。

とにかく、暑いですね。
夏ですからね。
暑いを憂いず、逆に楽しみましょう。

優しいという字は、人偏に憂うと言う字ですね。
憂うは、元気がない状態です。

この元気のないしょげている人に、人が元気付けている状態が、「優しい」の「優」と言う字らしいのです。
そう聞くと、「優」というのは、もっと愛すべき字なのかもしれません。

夏も同じです。
暑い暑いと言っても涼しくはなりません。
気持ちの上で、それらを楽しむ方法もあるはずです。

休日に、玄関に打ち水を打ち、貧家の我が家に風を通す。
縁側もどきに腰をかけ、強く塩した熱々の枝豆をつまみに、少し冷えたビール(私は痛風患者なので発泡酒)を汗流しながら、頂くのは至福です。
寒い中でのビールは辛いです。

休日なら、あえてキムチ鍋でもしながら、汗をかきかき、ビールを頂くのもいいですね。
ビールが進みます。
至福の時です。

なかなか思うように休日にそうした過ごし方が出来ないのが、世の中の常です。
日常の中で、ささやかに涼を楽しみます。
「そうだ、冷麺にしよう」
そう大きな独り事言いながら、冷蔵庫を見ます。
イメージ 1

今年は何回作ったか分らないほどの冷麺祭りが開催されています。
ささやかなマイブームです。
今年はカレーと冷麺ですね。
この日は、中華冷麺です。

たまには韓国冷麺もいいかもです。
うーん、神戸長田の平壌冷麺が恋しいよ。
この日の冷麺には、金糸玉子、ワカメ、きゅうり、そして、我が家で作ったプチトマトです。

今年のプチトマト、初めてにしては、順調に出来ています。
色合いも完全に赤に近い状態まで、じっくりと待つことが出来ます。
もちろん、無農薬です。
裏庭から、今採れたばかりです。

なかなか美味いです。
自我自賛です。
冷麺と言っても、氷を敷き詰めたりしません。
冷たい氷水で〆たくらいです。

過度に冷たくしません。
心地よい冷たさがあります。
涼やかな心地よさもあります。

きゅうりのシャキシャキ感、ワカメの酸味の強いタレと絡んだ甘みとコク、金糸玉子と麺の絡んだ風合い、いろんな味が夏を感じされます。
冷房の強く効いた部屋では味わえない心地よさです。
自然とともに、夏を感じ、夏を食らうです。

穏やかな時間です。
ありがたいと感謝の気持ちもお皿の淵に添えます。
一緒にカラシもマヨネーズも添えるのもいいですね。

夏にあって、夏を楽しむ。
夏を憂うことなかれ、今しか楽しめない夏があります。

『南方録』の利休居士の言葉を思い出します。
夏を涼しきようにすればいいです。
自然の中に、人は住しています。

御仏のご縁の中に住しています。
心穏やかに過ごす。
安堵がそこにあります。
心地よい幸せです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、賄いごはんの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。