''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

洋館のある風景より。

暑いですね。
こんな言葉が、まず最初の挨拶になることが、日常です。
それにしても、我が家の最近設置した温度計が、32℃あたりになっています。

1℃下がれば、すこしだけ過ごしやすいです。
やはり不思議なものです。
数に見るマジックとも言えます。

仕事場では、28℃の設定を目標に掲げています。
それは机上の空論です。
誰もそんなことには、関心がありません。
めいいっぱいエアコンをかけています。

エコと言っても、クールビズと言っても、たかがこんなものです。
一度、エアコンの温度に慣れると、もっともっとと過剰になります。

仕事場の吸収合併上の混乱から、事務棟から現場事務所にデスクを移動しました。
吸収された方は、なかなか辛い状況に追いやられています。
これも浮世の常です。

あえて、事務所にこもらず、現場で陣頭に当っています。
それもいいですね。
暑い暑いと言いながら、その中で汗だくになって働くのも悪くはありません。

ここ数年の中で特に暑いと感じます。
猛暑、極暑と言えそうです。
でも、夏は暑い方がいいです。

経済のためにも、暑いときに暑く、寒いときに寒い方が、日本経済には消費が拡大して、波及効果があります。
不景気というケーキを食らってやるくらいの気持ちと笑いがあって、ちょうどです。

最近どうも歳のせいか、洋菓子より和菓子の好みですね。
涼しいお菓子というと、やはり和菓子です。
京都というと、やはり和のイメージでしょうね。

しかし、京都は最先端を進む文化圏です。
錦市場なんかでは、市場でありながら、銀行のキャッシュカードで支払えるデビットカードシステムが使えたり、電子決算できるお店もあります。
街中でも、えーって思えるような最先端のシステムと町屋の風景が、変な調和しています。

古いものと新しいものの上手なコラボが、京都の生き残りの歴史でもあります。
この辺が素敵です。

私の住します伏見でも、不思議な風景があります。
意外と洋の建物があったりします。
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伏見の街道筋、本町通りに突然と洋館が現れます。
聖母女学院の校舎です。
キリスト教の教会も併設されています。
夕刻、教会の鐘の音がなります。

貧家の我が家でも、遠くによく聞こえます。
その同じような時間に、遠くの寳塔寺の鐘の音も聞こえます。
まさしく音の和と洋のコラボです。
不思議な日常の音です。

聖母女学院の校舎は、大変立派です。
最近、正門当りを改築しましたので、より立派ななりました。
正門の正面に、マリア様が主をお抱きになって立っておられます。
夜には、ライトアップされます。

この立派な建物は、旧陸軍16師団の本部があったと聞きます。
美術館か博物館のような立派な姿です。
何とも落ち着くような感じになります。
これが日常の空間にあると思うと、やはり不思議ですが、日常です。

この正門前には、旧の公設市場があります。
私もよく買い物に出かけます。
その一軒おいて隣は、郵便局ですから、日常よく利用しています。
突然、洋館に驚かれる方も多いです。

やはり不思議な空間が京都にはあります。
洋館、ようかん、羊羹、やはり、和菓子のイメージから抜け出せません。
こんな暑い日には、冷たい麦茶もいいですが、熱いほうじ茶と羊羹を味わってみるもの、なかなか粋な涼の取り方かもしれません。
心地よく汗をかいて、涼を得ます。

物事に、右も左もありません。
冷たくして、涼を取るか、熱くして、涼を取るか、気持ちの持ち方が大きく影響します。
暑い中で、汗して、涼を取るのも、エアコンの中で、汗せずして、涼を取るのも、大して変わりはありません。

心穏やかに過ごせることが幸せです。
元気で働かせて頂ける。
ありがたいことです。
ありがたいと感謝です。

汗をかきかき、心の三毒の汗と一緒に流せると、心も涼を得ます。
仏縁に感謝です。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、甘い話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。