''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

バーチャル7.1chな「空」のサウンドより。

暑いですね。
お盆の残暑と言うべきでしょうかね。
残暑見舞いの葉書が届きました。

 

お盆を過ぎても、暑さは当分続きます。
汗をかきながらの時間も楽しいものです。
この時期しか味わえないですからね。

 

縁側に腰掛けて、打ち水をして、夕刻の時期、枝豆を食べつつ、ビールを呑む。
乾ききったスポンジみたいに、ビールが喉に、ごくごくと吸い込まれていきます。
至福の瞬間ですね。

 

私は痛風ですから、発泡酒にします。
それでも、ありがたいと感じます。
クーラーの効いていないのがご馳走です。

 

家の中に風が通り、それが心地よく感じる。
公証築40年(50年は過ぎている)長屋住まいですから、玄関から、裏庭まで一直線です。
玄関、土間、上がり間、部屋、庭とあっという間の、貧家の作りです。

 

夏の暑さも冬の寒さも、ものすごい身近に感じます。
大変季節感のある貧家です。
幸い、隣は空き地です。

 

いつもは静に暮らしています。
物音一つ立てないと言ってもいいですね。
静に暮らすのが、かんとうしょうえ流の過ごし方です。

 

たまに、わぁーと声に音を出したくなります。
音楽をスピーカーで鳴らしたりしていす。
いつもは、ヘッドフォンで生活しています。
長い生活の中で会得した静に過ごす術です。

 

お隣に気を使うことも多いですが、たまの休日くらいスピーカーにつなげてもいいでしょう。
といっても、聴くのは静かな音楽です。

 

柴田淳あり、JUJUあり、松山千春ありです。
大塚愛あり、大黒摩季あり、辛島美登里ありです。
主に女性ボーカルのキー高い音楽が好みです。
ドンシャリのビートの効いたような騒がしい音楽は好みではありません。

 

その点、スピーカーを繋げても静かな方です。
一応、サブウーハースピーカーも持っていますので、たまには低音の効いたものもいいかもですね。

 

先日、ONKYOのD-108Cというセンタースピーカーをネットで手に入れました。
センタースピーカーでは、一番よく売れているスピーカーの一つです。
これで、センターに、フロントに、リアに、ウーハーが揃っています。
それじゃ、すべてのスピーカー繋げて、5.1chのサラウンドシステムで映画でもみようと考えますよね。

 

当然の成行きです。
サラウンドプロセッサーは、パナソニックのSH-AC300という古いものを持っています。
後は繋げるだけと甘い考えでしたね。
いろいろとトラブルがあります。

 

スピーカー端子の問題やら、普段使っているモニターと違い、折角なので21.5インチのパソコンモニターを使ってみたくなりと、いろいろな問題があります。
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そんな時、いいものが手に入りました。
響音DIGI.プラスです。(響音DIGI Plus SD-U1SOUND-T5)
パソコンに繋げて、バーチャル7.1chなサウンドを楽しめるという機械です。
3990円にて購入です。
手の上に乗る軽さと大きさです。

 

本格的に楽しむなら、もっと費用をかけなくてはなりません。
しかし、今ある機器を利用して、バーチャルなサウンド楽しむなら、これが一番手っ取り早いとした結論です。

 

パソコンにDVDを入れて、映画を楽しむと言うわけです。
それぞれスピーカーをセッティングしてみました。

 

先日紹介した「ワルキューレ」を見てみました。
最初の戦闘の所に入りました。
戦闘機から砲弾が飛びます。

 

コタパソ上の21.5インチのモニターからの映像と、その横に置いてあるスピーカー、コタパソ横に置いてあるウーハースピーカーから、後ろのリアからと、バーチャルなサウンドです。

 

弾が私の横をかすめました。
とりあえず、画面から何かが飛んで来ます。
私の前を戦闘機が、通り過ぎましたね。
ウーハースピーカーがよく効いています。
家が揺れます。

 

貧家の長屋が、一転戦場に早代わりしますね。
これはなかなか楽しいです。
戦闘シーンは迫力です。

 

こんなにけたたましい戦場が、60年以上前に現実に存在していたのです。
今日は終戦記念日でしたね。
尊い犠牲の上に、今日の私たちの生活があります。
映画の中とは言え、戦闘シーンで現実には弾が飛んでこないと思うから、映画を見ることが出来ます。

 

バーチャルとは言え、なかなかの迫力です。
戦闘機が空を飛び交い、銃弾が目の前を飛び交います。
砲弾が着弾した時の地を響く感覚は、この貧家にも届きました。

 

仏法世界なら、バーチャルと言えば、この世は、仮の「空(くう)」です。
もともと「空(くう)」なんです。
ですから、すべてがバーチャルとも言えます。

 

輪廻を繰り返し、その輪廻の輪から脱出できないのが、人間です。
前世の縁が、この現世に絡み、この現世の縁が、来世に関係すると言うわけです。
この世は、貧富にかかわらず、寿命の長短にかかわらず、すべては仮の「空」の中に存在しています。

 

この世でなすべきは、善の縁を作ることです。
この善の縁が、来世にも繋がります。
原因と結果、因果応報がそこにはあります。

 

いいことをなし、悪いことをしない。
諸悪幕作(しょあくまくさ) 衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)ですね。
言うは易し、するは難しいです。
楽天と鳥彙(ちょうか)和尚の会話が、思い出されます。

 

心穏やかに過ごすことこそが、それらをなしえるキーワードです。
心の三毒を鎮め、心穏やかに過ごすように努める。
そして、それらの時間が至福の時間のはずです。

 

花を見て、月を見て、四季を目で見て、舌で感じる。
上を見ても下を見ても関係ありません。
穏やかな過ごすのに、貧富も社会の地位も関係ありません。

 

ありがたいと感じる。
ありがたいと感謝の気持ちを添える。
そこにささやかな幸せを見つけることが出来ます。
身近な落ちていますからね。

 

小さい幸せが募れば、大きな幸せになります。
日々の生活にこそ、幸せがあるのですね。
そう思えることが、最大の幸せです。

 

私的には、仏縁を頂けたことが最大の幸せですね。
心穏やかな過ごせる術が、そこにあります。
ありがたいと感謝しています。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、手を合わせます。

 

最後まで、バーチャルな話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。