''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

白菜の漬物で、塩分補給してみたら。

暑いです。
こんな言葉が挨拶になってしまいました。
残暑と言わず、酷暑です。
体温以上に気温があると、体調も良くないのは事実ですね。

仕事場の状況も、なかなか大変です。
鉄板製の屋根の作業構内で仕事をしています。
日中の構内気温は、ほぼ40℃です。
異常な暑さ、極暑ですね。

作業員さんの顔は、瀧の汗という表現がぴったりです。
玉の汗が、瀧の汗に変わります。
水分補給は必要です。
こまめに休憩を入れて、休息しながらの構内作業が続きます。

しかし、幾ら水分補給しても、体調の悪くする方はおいでです。
仕事の気力はあっても、体が付いて来ないですね。
足元がふらふらとしています。
「ちょっと、休憩とっておいでよ」
と、声をかけます。

5分もしない内に、作業場に戻ろうとする作業員さんです。
足元がおかしいですね。
熱中症の初期症状です。
「もうすこし、休憩をとって下さい」
と強引に休息をとらせます。

その後、ぐったりとして保健室に運びましたね。
意識もはっきりしています。
すこし、横になればといつもの優しい保健師のご指導です。
水分と十分に取っているとのことですが、「塩分」について聞くと、「取っていない」との返事です。

塩飴が、この時期保健室に備え置かれています。
昼ごはんに、すこし塩気も強いものか、味噌汁でも飲むと違いますね。
麦茶に塩入れるという、荒手もあります。
塩分が人にとって欠かせないということが、改めて実感出来ます。

出来れば、美味しく塩分補給したいです。
我が家では、漬物ですね。
塩分のきつい目に漬けています。
糠漬けです。
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この日は、白菜の糠漬けです。
お約束のイチラーですから、一味唐辛子はフリフリしています。
白菜の漬物は、美味いですね。
ご飯によく合います。

白菜や大根というと、日本の「和」の食材と言う感じがします。
しかし、大根は奈良時代に日本に伝わって来ます。
白菜というと、明治になってから新参者の「和」食材です。
「以外ね。以外ね」(懐かしい金蔵さんのギャグですね)

ですから、長谷川平蔵も、白菜の漬物で、一杯というのはありません。
白菜の入った鍋も食べなかったと言うことですよね。
ポン酢もなかったでしょうからね。
何とも残念なことです。

白菜の漬物に、すこし多い目のムラサキ差して、お茶漬け、湯漬け、雑炊で、ご飯を頂くのは、至福の時間ですね。
うまいです。
日本に生まれて、万歳ですね。

こんなつましい物が、これほど美味いとはね。
それが、和食の良さでもあります。
しょうゆと漬物、必要不可欠ですね。
減塩という言葉も、この夏場には不要です。

血圧などで、減塩を必要とされる以外は、夏の熱中症対策に塩分が必要です。
体から塩が吹いています。
これだけ塩が汗と一緒に体外に、排出されています。
夏場こそ、塩分の大切さを痛感しますね。

体が塩分調整をすることがあります。
カリウムですね。
キュウリや枝豆にも含まれると聞きます。
塩もみしたキュウリや塩した枝豆は、夏の定番ですね。

多少取り過ぎても、体内がその調整を計ってくれます。
上手に体も出来ています。
人間も、四季の中に、住しています。
順応した能力がそこにはあります。

冷房ので体を冷し、夏の気候と全く違う生活を送ることは、体にいいように感じますが、結局どこかに、人間の本能と違うリズムを強制していることになりますね。

夏は暑い。
仕事終わりに、汗して冷えたビールを呑む
至福の時間です。

食と季節の関係も、やはり大事な生活のリズムです。
塩だけに、塩梅が難しいと言えます。

心の三毒の廃し、心静に過ごす。
心穏やかに過ごすことこそ、ささやかな幸せであると感じます。

玄関に打ち水して、窓を開けて、心地よい風を頬に感じます。
元気で生きています。
ありがとさんです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、塩気の強い話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。