''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

心地よい音に癒されたくて。

やはり暑いですね。
猛暑の京都です。
盆地というか、独特の蒸し暑さが市内にはあります。
京都の伏見の地に住しています。

 

伏見と京都とは、すこし離れています。
しかし、暑さという点ではあまり違いはないですね。
下の宇治川辺りの淀付近なら、風の流れもあって幾分涼やかかもしれません。
伏見の町の中では、涼やかなというには、打ち水を玄関に配し、家の中の風の通りを良くしないといけませんね。

 

京都の町屋は、細長いですね。
鰻の寝床とは、よく言ったものです。
落語の話は、置いといて、細長い住まいの中に、中庭を配し、風の通りを計算された京の住まいです。

 

奥の座敷前には、庭があり、ここに打ち水すれば、心地に良い風が、奥座敷に入るというわけですね。
もちろん、入り口から、出口まで、同一配線上にあるわけですから、ベンチユリー作用で風が強く抜けるという訳ですね。

 

お家が、車のキャブレター状になっているということですね。
なになにの知恵者です。
それ以上に、間口の狭い細長いのには、通りに面する広さに対して、課税の対象になるという税制に寄るところが大きいです。

 

伏見の旧の街道筋は、同じように細長いお家が多いです。
京都は戦火にまみえていませんので、未だに戦前の建物も多くあります。
町並みとしても、十分楽しめるものです。
しかし、軒並み開発の並で、マンションに変わったり、駐車場に変わったりと、町の様相も様変わりしつつあります。

 

静かな町並みと静かな生活が、侵食されていると言えますね。
我が家も長屋住まいです。
通りから、細い路地を入ります。

 

すると、以外に音のしない静かな空間です。
深夜も雑音はあるものの、静かな過ごせています。
夏の暑さも、もう少しで峠が見えるのではないでしょうかね。

 

まだまだ残暑厳しい季節ですが、すこし先の、秋の夜長の準備も必要です。
読書に、食欲に、静かな時間を過ごして、夏の疲れを癒す時間かもしれません。
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先日、ネットでセンタースピーカーを落札しました。
ONKYOのD-108Cという一番売れているセンタースピーカーの一つです。
5000円以下の料金で、手に入りました。

 

値段以上に、私の好きな高音も綺麗に再現してくれます。
なかなか、いいところで落とせたと喜んでいます。

 

センタースピーカーは、何するものかというと、映画を見るときにあると、台詞が聞き取りやすいという特性があります。
映画を見ても、迫力のあるサウンドは楽しいのですが、会話の部分、つまり台詞が聞こえにくいです。

 

洋画なら、字幕を見ると、台詞も多少に聞こえにくくても、気にならないのかも知れませんね。
たまに、吹き替えも借りて見ます。
邦画も大好きです。

 

細かい気持ちの機微が、小さな会話に集約されることもあります。
ですから、台詞を聞きやすくするには、あると便利なスピーカーですね。
プロセッサーとの相性や、セッテングもあり、機能の100パーセントは発揮させていません。

 

こちらも、電気工作的な作業を行って、自分らしい環境に手を加えるつもりです。
まだまだ完成系には、至っていません。

 

夜の夜長、それも休日前の夜長は、何かじんとする昭和の名作に出会いたいです。
『息子』(監督 山田洋次 脚本 山田洋次朝間義隆)もいいですね。
和久井映見さんの障害がありながらの前向きな姿、三國連太郎さんの味のある演技と、名作ですね。

 

それに久しぶりに『椿姫』(監督 朝間義隆 脚本 朝間義隆山田洋次)も見たくなりました。
松坂慶子さんの一番艶のある演技ですね。
私の邦画ベスト10本というと、この2作品は入れたいです。

 

見たい映画は多くありますね。
新作もいいですが、お気に入りの作品というものには、何度見ても飽きない魅力があります。
きっと、皆さんにもあるはずです。

 

心穏やかに過ごすには、心穏やかな音に癒されて、過ごすことです。
日頃の心も三毒に侵されて、あたふた生きるのはなかなか辛いです。
それらを取り去り、静に過ごす。
それがささやかな幸せです。

 

そろそろ秋の夜長の用意に入ってみるのも、残暑の乗り越える心の術かもしれません。
ありがたいと感謝して、生かさせてもらっています。
心の安堵が何よりです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、私の事の用事(洋次)あり生活にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。