''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

十三の渡しの跡に立って見てより。

昨日は、池田より逸翁美術館の話をしました。
京都から、池田に行くには、阪急の十三で乗り換えが必要です。
十三と書いて、「じゅうそう」と読みます。
関西人は、この手の名前に慣れています。

あと読みにくい地名なら、放出ですね。
「はなてん」と読みます。
こちらは、中古自動車販売の老舗の名前で読める方も多いでしょう。
不思議な地名は幾つもあります。

その中で十三は特別ですね。
京阪沿線に住しいています。
私のよく行く「京橋」とすこし趣の傾向が似ています。

昔は、もっと華やかな場所でしたね。
藤田まことさんの歌にもありますからね。
今の京橋の方が、庶民的である上にビジネスパークという対比の構図が面白い町です。
この十三もそんなイメージとして捉えていましたね。

前回、ねぎ焼きの「やまもと」でこの町を散策しました。
今回も、ここで遅い昼餉となりました。
何やら、口は洋食です。
幸福亭という洋食屋さんに向かいましたが、日曜は定休日でしたね。

そして、幾つかの店をうろうろとして、入ったのは、ご存知「がんこ」です。
京都にも、がんこはありますね。
オーナーの顔がトレードマークですね。

若いして事業に成功し、それをなげうって、一からすし屋の修行をなし、今のがんこのチェーン店にしたという企業人でもあります。
時々テレビにも出られていますね。
ユニークで明るい社長さんです。

ある時、他の店で客として飲食されている時、お客さんが入って来たのを見て、「いらっしゃい」と言ったとか、言わなかったとかね。
他人のお店ですが、感覚が混同するのはよく有ります。
分りますね。

商売人のサガでしょうね。
心の底から、商売人なんですよね。
素晴らしいと思います。

人に喜んでもらえる商売はいいですね。
商売の原点がそこにありますね。

目先の利に捉われず、いいものを安く提供すると客は自然とやってくる。
分っていてもなかなか出来ないのが、現実ですね。
悪いことしないで、いいことをしましょうという仏の教えともリンクします。
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この日の昼餉は、お寿司と温かいキツネそばのセット(924円)です。
冷たいそばを温かいものに変更しました。
その前に、すこし歩いて喉が渇いたので、梅チューハイ(472円)で喉を潤します。
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梅の味がよく効いています。
なかなか美味いです。
食前酒には持って来いです。

前のカメラマンは、天ぷらとネギトロと温かいおそばのセットを食べています。
美味そうですね。
冷房で冷えた体には、やはり温かいもので、体を戻します。

遅い昼餉にお店もすこし空いています。
いい時間ですね。
この店を出て、すこし行くと、お寿司専門のがんこがありますね。

飲食的が京橋に比べる、思うほど少ないというイメージですね。
土地柄、色気ムンムンなお店の看板が目に付きます。
カメラマンの視線が痛いです。
このまま川沿いに出たくなりました。

歩くこと数分で淀川に出ます。
大きな川ですね。
ここに碑が立っています。
十三の渡しの跡です。
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上から、十三番目にあった渡しであるとも聞きます。
横に解説文がありましたが、どうも暑さで読む気がしなかったです。
風が吹いています。
川近くに歩いて行きました。

いいですね。
風といい、淀川の水の流れといい、時間を忘れます。
マイナスイオンとか、そんなことでなく、この時間、この空間が、非日常です。
ありがたいと感謝ですね。
気持ちがリフレッシュします。

心の英気が戻ります。
いい作品を見て、美味しい食事と美味しいお酒、そして、水面の風と水の流れ、穏やかな気持ちの一日となりました。
ありがたいと感謝です。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、いつもの十八番の京橋でなく、十三の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。