''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

永正亭の冷たい「特田舎」より。

暑いですね。
これしか言うことないのかよって、感じです。
それにしても、夏そのものですね。
この時期の平均気温は、30℃ほどでしょうからね。
お外(柴淳風に)は37℃近く、我が家の貧家の温度計も、35℃を指しています。

 

今使っているパソコンにも負担をかけていますね。
ノートパソコンなので、この時期下にファン回しています。
自家製のノートパソコン台には、4つのファンを回した特製品です。

 

いやいや夏は厳しいです。
昼餉には、冷たいそばが食べたいと思いますね。
今日の昼餉は、塩ラーメンでしたね。
熱々です。
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すこし前の休み、永正亭の冷たい「特田舎」を食べました。
なかなか腰のあるそばです。
天カス、刻み海苔、刻みネギ、大根おろしが入っています。
これが海老の天ぷらの入ったものもあります。

 

天ぷらが目的ではないので、この特田舎が美味いですね。
これで確か550円とは庶民の味方です。
このお店では、この時期、この「特田舎」が人気ですね。

 

永正亭しか聞かないメニューです。
田舎そばの特別バージョンでしょうね。
ボリュームがあって、なかなか美味いです。
いつもは、天ざるか、しっぽくそばが多いですね。

 

何せ、蕎麦屋に行ったら、呑むという作業も大人の嗜みです。
池波正太郎氏の金言を守ります。
その為に、肴になるように、おかずの盛られたしっぽくそばはありがたいです。

 

亡くなった恩師が、しっぽくそばお好きでした。
それも祇園の権兵衛のしっぽくそばがお好きでした。
私も大好きなそばでしたね。
こちらも今はありません。

 

学生の頃から通う庶民的な味の永正亭も、いいですよ。
ただどうも日本酒が水っぽく感じるのは私だけでしょうかね。
菊正宗の特級にしてはね。

 

祇園の権兵衛は高級店でしたからね。
権兵衛の日本酒も菊正宗でした。
多分いい特級酒ですね。

 

蕎麦屋の日本酒が美味いと思ったのは、神田の藪そばと、祇園の権兵衛だけです。
本当に美味いです。
池波正太郎氏に言わせると、菊正宗の特級酒と言っても、いろいろあるとのこと、本当にいい特級酒は皇居にも納められているとのでしたね。

 

庶民でも行って呑めるのは、いい蕎麦屋ですね。
一度浅草の藪そばに行った時は、日本酒は呑んでないので、呑んでおいたらよかったと思いますね。

 

こもかむりの樽の日本酒なら、すこし冷えたくらいが美味いでしょうね。
喉が鳴りますね。
肴は、塩だけという通な口ではありません。
漬物や奴で頂きたくなります。

 

香りも豊かでしょうね。
喉越しも長い尾っぽのことでしょうね。
鼻腔に抜ける香りも心地よいです。
日本酒万歳です。

 

最近、蕎麦屋でも日本酒、この時期なら「お酒ひやで」というと、必ず冷酒が運ばれてきます。
「ひや」と冷酒は違います。
「ひや」は常温と言う意味ですね。

 

冷酒も美味いですが、冷しすぎると日本酒の香りがしません。
ビールも同じです。
冷えたビールは美味いですが、キンキンに冷したビールはあまり好みではありません。
ビールの香りも、ビールの命ですからね。

 

夏の暑さも、冷たい物も美味しいですが、加減があります。
お茶もキンキンに冷えたお茶は好みではありません。
常温よりすこし冷えたくらいが、限界ですね。
汗して、喉をゴクゴク鳴らして飲むのもこの時期の醍醐味ですからね。

 

この時期しか楽しめない楽しみを味わいたいです。
それが何とも贅沢であることも、知っての上です。
折角の暑い夏ですから、夏であることを上手に利用しないといけませんね。
日々の生活の、楽しみ方の極意です。

 

今日は汗したい気分でしたので、熱々の塩ラーメンを昼餉に食しました。
汗ダラダラで、頂いたごはんは、心地よい涼を得ることが出来ました。
ありがとさんです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

 

最後まで、暑いやら冷たいやらの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼も申し上げます。