''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

酢飯のおにぎり、オン・ジ・ウナギより。

昨夜から朝にかけての、台風の風雨は凄かったですね。
やはり、台風だったのですね。
9時過ぎには、京都伏見の地は落ち着いています。

今日も、昨日、一昨日の差し入れの続きです。
いろんなものを差し入れて頂きました。
その中に、私の好物が入っています。

酢飯のおにぎりです。
上に金糸玉子とウナギが乗っています。
それを海苔でくるりと包み込んだなかなかの一品です。

酢飯はいいですね。
お寿司というと、夏場に食するものでないと感じられています。
生ものですからね。
でも、俳句なのでは、お寿司は夏の季語だと聞きます。

確かに酢飯はお酢の効果で腐りにくいですからね。
酢飯を食するのは、夏に向いています。
それに食欲が薄くなった胃袋を、お酢が刺激して食欲を増します。

砂糖も入っています。
塩も入っています。
それでいて、腐りにくい。
その上、何と言っても美味いです。

もしかして完成されたものかもしれませんね。
関西でいう簡単なバラ寿司のおにぎりですらね。

お江戸は違いますね。
江戸前のにぎり寿司ですね。
江戸前である以上、江戸の前、つまり江戸湾で取れた魚を加工して使います。
もちろん、にぎり寿司は、屋台が発祥です。

二貫づつ出るのも、大きな寿司を二つにカットした出した名残とも聞きます。
フィンガーボール兼務の大きな湯呑もその名残ですね。
アナゴの煮たものを握るには、技術が要ります。
それに煮崩れさせないように、煮るにも大変な技術が必要です。

煮汁も捨てません。
煮詰めて、ツメにして最後に煮アナゴに塗ります。
鮪も醤油ベースに漬けて、ヅケにします。
光物の魚もお酢で〆て加工します。
本当の生ものがない地味な色合いのお寿司が、江戸前のお寿司です。

ごはんも酢飯ですからね。
お土産としても重宝されます。
何となく、お土産としてもご馳走感がありますからね。

日本食文化において、お寿司の占める位置は大きいですね。
小さな子供さんから、ご年配の方まで、お寿司は人気のメニューです。
お祝い事に、お寿司がその宴を盛り上げます。

子供の頃、アニメ『ど根性カエル』で、寿司職人のウメさんが握る寿司の仕事とお寿司が憧れましたね。
田舎育ちですから、なかなかお寿司は食することもなかったです。
しかし、小学4年生の頃、家の近くにすし屋がありました。
歩いて、30秒ほど近所です。

人がおいでになると、お寿司を取ります。
もちろん、ご相伴に預かれます。
お客さんは、上にぎり、私供は並にぎりでしたが、それでもご馳走です。
うきうきして注文をしに行きました。

お寿司の酢飯が好きだったんだと思いますね。
酸っぱいものが好きですからね。
そなんこんなで、頂いた差し入れの酢飯のおにぎりを、工夫して盛り付けました。
イメージ 1

塗り風の桶に、ウナギを乗せたおにぎりに、私の漬けた胡瓜の糠漬け、それにサラダ仕立ての野菜盛です。
気分は、竹の皮の上に置いたおにぎりをイメージです。
すこし変わった盛り付けに、こんなのもありでしょうかね。

ありがとさんで、好物を頬張ります。
美味いです。
これは夕食として、お酒の〆に頂きました。

ささやかな日常の日々、何事も穏やかな過ごしたいです。
心の三毒を廃し、心穏やかに過ごすように努めます。

台風の影響ですこし涼しくなりました。
台風の被害もすこしで済みます様に、祈るばかりです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、酢飯のように失敗(すっぱい)話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。