''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

鴨川沿いより、新旧の町並みを拝察です。

今日も穏やかな秋の天気でした。
パラパラと小雨が降ったものの、休日としてはいい一日を過ごしました。
ありがたいことです。

お昼は、お手製のロールハムパンとポテトサラダの入ったロールパンを手に、お弁当を頂きました。
もちろん、発泡酒のアルアル付です。
お茶受けにと、「京のことほぎ」と「二人静」の落雁を二つ並べて、利き落雁をして見ました。

同行のカメラマンも、細かい味の違いに、なかなかセンスのいいコメントです。
さすがに味には、一家言をお持ちのようです。

ちょうど、野鳥が鴨川には多いので、カメラマンは写真撮影に夢中です。
一人ゴロンとしながら、シートに座って、鴨川からの写真撮影です。
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御池通りをすこし上がって辺りです。
幾松辺り付近です。
床と呼ばれる張り出した部分があります。
お商売されている料理屋さんとかが多いです。

風情のある京の床並です。
その後ろに見える大きなビルは、京都ホテルオークラですね。
長州藩の京屋敷辺りでしょうかね。

新旧の町並みが対比しています。
京都に恥ずかしい建物が、3つあります。
一つは、京都タワー、そして駅ビル、そして、この京都ホテルオークラです。

京都の町並みを台無しにした建物だと感じています。
背の低い高い建物がないのが、京都の町並みです。
マンションはある物の、一定の制限を設けています。
時代と共に、移り行きのはいいですが、政治的なごり押ししたような建物は、京の建物には不向きです。

この京都ホテルオークラの為に、多くの人が、この背にして、五山の送り火が見えないことだと感じています。
金銭に物言わせて、五山の送り火をこのホテルの部屋やレストランから見るのも、それもいいでしょう。

次々にこれより高い建物が出来れば、京都の町並みも風情もダメになります。
出来たものは仕方がないにしても、いつ見ても心地よい建物ではありません。
まして、町の真ん中ですからね。
京都駅やタワーとは、別次元だと言う感じもします。
残念で仕方ないです。
イメージ 2

二条の橋ですね。
見えるのは、ホテルフジタ京都です。
背の低い格式のあるホテルです。
本来は、かくありたいです。
常識のあった時代に出来たホテルの姿です。

橋の手前は、がんこ高瀬川二条苑です。
あのお寿司のがんこのお店ですね。
豪商角倉了以の屋敷跡ですね。
京都らしい風情を感じます。
鴨川とマッチした佇まいです。

橋の下から見える京都の風情を、鴨川の川沿いに腰を下ろしながら、それらを楽しみます。
何ともありがたいです。
金銭にゆとりがあるなら、高層界のホテルでなく、この鴨川に野点のような毛氈敷いた腰掛に、「菱岩」のお弁当を肴に、伏見の酒でも頂きたいです。
もとろん、大きな朱色の日傘もご用意です。

黒子がすべて手配用意という夢物語です。
それは無理でも、鴨川にシートを敷いて、お手製のお弁当に片手に、発泡酒を頂く、夢のようです。
今日が、その夢のような幸せな時間でしたね。
金銭の多寡でなく、心の持ちようで、幸せな時間を過ごせました。
ありがとさんです。

見えない力によって、生かされています。
ありがたいと感謝の気持ちを添えることによって、より一層ありがたい時間を過ごさせて頂きました。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせるように、祈るばかりです。

最後まで、ゴロリとなりながらの砕けた話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。