''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

六華の花咲ここちより。

やはり、秋というより初冬の様相です。
寒すぎます。
徐々に、秋が深まりて、そして、冬に季節が移り変わるのは、情緒があります。
しかし、いきなりという感じがしています。

 

この時期、遅く帰宅の頃には、すでに冬の寒さです。
それもスクーターで帰るとなれば、結構な重装備が必要になります。
それに比べて、日差しがあれば、まだまだ秋の穏やかな気温です。
この気温の変化に体が付いていっていません。

 

季節の変わり目には、弱いです。
痛風という病も、この節目に悪さを起こそうと画策していますね。
体調管理と言えども、この変化の方が早いと、体が順応できません。

 

冷たいお茶から、温かいお茶への変わり目でもあります。
仕事場で、一つどうぞと、お菓子を頂きました。
おー、六花亭 マルセイバターサンドではありませんか?
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家族の北海道のお土産と言うことで、お裾分けです。
ありがたいです。
これ、好物です。

 

バタークリームとレーズンのコラボが何ともいいです。
レーズンが嫌いと言う方も多いです。
レーズンの入ったロールパンも大好きです。
子供の頃は、変な味と思っていましたが、なかなか美味いです。

 

一度、高校の時に、レーズンをチョコでコーティングされたレーズンチョコを食べて以来、レーズンが好きになりました。
そうすると、レーズンのロールパンも美味いと感じます。

 

そして、出会ったのが、六花亭 マルセイバターサンド ですね。
これには、砂糖の入っていない温かいコーヒーが合います。

 

しばし、心にゆとりを感じます。
一つで満足の味になりました。

 

好き嫌いという言葉は、なかなか難しいです。
食べ物の好き嫌いは、とやかく言うこともないです。
子供の頃嫌いなものでも、大人になると好きになることもあります。

 

ネギが嫌いという方も多いですね。
しかし、大抵の和食には、ネギが入っています。
それをいちいち、大人になって「ネギ抜いて」というのは、めんどくさいですね。
こうやって、子供にネギを取る手間を省いた方がいいと、島田紳助さんがテレビで言っているのを聞いて、なるほどこれも方便ですが、なかなか面白いと感じました。

 

味の好き嫌いでなく、手間を考えるという発想は、思いつきません。
子供の頃から、ほとんど好き嫌いがなかった私ですが、嫌いなものはありました。
肉が嫌いでしたね。
美味しいと感じませんでしたからね。

 

それでも、家ならまだしも、給食に出るのが辛かったです。
小学2年生の頃には、克服しました。
簡単なことです。
すこし柔らかいすき焼き用の肉を贅沢に食することです。

 

何でも最初が肝心です。
もちろん、肉が嫌いと言えども、すき焼きですから、肉がメインとなります。
白菜や豆腐やらばかりよって食べます。
しかし、その中に肉も混じります。

 

いちいち外して食べていると、手間になります。
その内、知らず知らずに口に入ります。
すき焼き用ですから、それほど硬くもなく、味もすき焼きで甘辛く味が付いています。

 

肉独特の臭みも醤油と砂糖で消えます。
すると、あれほど嫌だった肉が食べられるようになった気がします。

 

家族が、肉が嫌いというと、すき焼きは食べませんからね。
だんだん肉を食べる機会が少なくなります。
食べず嫌いとはよく言ったものです。

 

その代わり、子供の嫌いな代名詞と言えば、人参、ピーマンです。
私は、全く嫌いなことはなかったですね。
嫌いな意味が分らなかったです。

 

人参がくさい。
変な味がする。
そう友達は嫌いな理由を言いました。

 

えー、これが人参の味です。
これが、じゃがいものと違うところです。
そう感じると嫌いなところも少なくなります。

 

持ち味ですね。
持ち味を知るということは大切です。
個性ですからね。

 

人にも言えます。
やはり、私も人にも好き嫌いがあります。
皆さんも同じでしょう。

 

気の合う人、気の合わない人、そんな人の中で暮らしていかなればならない。
なかなか辛いことです。
分りあえるといいますが、それはなかなか無理です。
ですから、一々気にしないということもあります。

 

ドラマのセリフで、ともさかりえさんが、言います。
透明人間と思えばいい、そんなことも大切だとね。
そこにあるが、ないと同じようにすることですね。
無視しているわけではありません。

 

いちいち目くじら立てずとも、同じ空間を過ごしているわけですからね。
人には、テリトリーと言うものがありますからね。
自分が、すべてが正義ということは、ありません。

 

どちらがいいとか、悪いとか分らないことも多いです。
いいも悪いも相対的なものです。
何かに比べると、いいとか悪いときでしょうね。
気にしない。

 

仏様のように、柔和忍辱の衣を着て、何も気にしないようにするわけです。
一切衆生を救うというのが、仏様の願いです。
凡夫としては、そこまでの域には行きません。

 

今ある生活の中で、いい縁を作ることも難しいし、悪い縁を断ち切ることも難しいです。
しかし、「人罵らば、口閉塞せん」です。
いちいち気にしないことが、悪い縁に近づかない方法でもある感じます。
つまり、悪い縁を作らない、悪い縁に触れないということなら、それも方便として言える方法ですね。

 

ネギの好き嫌いと人の好き嫌いは、全く次元の違うものなれど、その方便の方法は似ているかもしれません。

 

レーズン嫌いの方、この六花亭 マルセイバターサンドなら、頂けるように思いますね。
これも方便かもしれません。

 

今日も心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らせますように祈ります。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、願いばかりです。

 

最後まで、好き嫌いの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。