''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

弘法さんで、九谷を楽しむより。

昨日は、21日の弘法さんの記事を書きました。
古い形式の市というのは、大変面白いです。
ウィンドウショッピング的な、見る楽しみも面白いですが、実際に購入してみるのも面白いです。

 

骨董品と言われるお宝も、ガラクタもあれば、重文に相当する本当のお宝もあります。
しかし、何だか騙されそうと感じる不安もありますね。
何度か店を決めて足を運ぶ。
すると、おじさんと顔なじみなれば問題も少し解決できます。
それ以上に、物を見る目を自分なりに付けることです。

 

私はいつもお猪口やぐい呑みを買います。
値段的にもお手頃な感覚があります。
値段も1000円から2000円を上限にして物を探します。

 

意外と、これだけの予算でも十二分に物が選択できます。
大抵は、1000円以内の予算購入できます。

 

何かには、徳利2本、猪口5つの箱に入ったセットが、1000円と言う事もよくあります。
骨董的な価値はありません。
古い道具ということでしようね。
でも、使用感も少なく、なかなかの品物でした。
こちらは大学生風の若い子二人連れがゲットです。
イメージ 1

私もこの日、九谷焼の猪口を買いました。
染付けの唐風の図柄が書いてあります。
とまやのような小さな建物と山の風景ですね。

 

色合いも、なかなかいいですね。
水に漬けるともっと藍の色合いが深くなります。
呑口が六角形の形です。
珍しいですね。

 

丸が多いですからね。
呑むとき少しテクが必要です。
イメージ 2

裏に九谷と書いてあります。
九谷と言うと、緑や赤のイメージがあります。

 

九谷焼とは、江戸時代初期の1655(明暦元)年ごろに始まります。
加賀前田100万石の支藩だった大聖寺藩の初代藩主・前田利治(まえだ・としはる)が、領内の九谷(現在の石川県山中町九谷)で肥前有田を真似た焼き物を始めたことに寄ると聞きます。

 

古い九谷は、古九谷と呼ばれます。
こちらは到底手がでません。
しかし、日常使いにするなら、明治以降のものなら手に入れやすいです。
この私が買った猪口は600円です。

 

50個近くの中から、選んだものです。
もちろん、その中には、15000円をする物も混じっています。
値札をよく見てね。
1500円と勘違いすると、今月の小遣いなくなりますよ。

 

手に持って使い勝手を吟味します。
もちろん、両手で持つのが礼儀です。
滑りやすいものもあります。
落とせば、即お買い上げです。

 

今手元に置いていますが、なかなかいいですね。
お酒を入れると何とも、絵柄が綺麗です。
量が少ししか入らない分、お酒の速度がゆっくりしていいみたいです。
いいものが手に入りました。

 

秋の夜長の晩酌タイムに、ゆっくりとした時間を手に入れることが出来ました。
ありがたいことです。
これも仏縁でしょうね。
感謝したいです。

 

こんな話をしている間に、バスが東福寺に着いたみたいです。
明日は東福寺のもみぢの話を書きます。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事で安穏に過ごせますように、祈ります。

 

最後まで、骨董談義にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。