''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

東福寺、天に龍が舞う如くより。

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東福寺の記事をもう少し書いてみたくなりました。
昨日は、東福寺の話も、ワインタイムとなりました。

東福寺といえば、紅葉の名所です。
しかし、この時期、東福寺に参拝したなら、本堂と三門はご覧頂きたいです。
特に三門は、国宝です。
日本最大の三門らしいです。
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無料で外から楽しめます。
写真も撮り放題です。
人も少ないです。
こちらは、穴場です。
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解説によりますと、正面縁の大額「妙雲閣」の筆は足利義持によるものらしいです。
年に何度か、有料でこの三門に登る機会があります。
私も若い頃登ったことがあります。

門の上にも仏像が安置されていたのを思い出します。
ちょっと階段が怖いです。
女性にはお勧めしませんね。
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府指定の勅使門から、三門を通して、見える本堂の姿が何ともいい風景に感じます。
もちろん、勅使ではありませんので、開かずの門ということになりますね。
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やはり、東福寺に来たなら、本堂の天井絵の龍はご覧になって欲しいです。
すごい迫力です。
写真でなく、直接見た感覚は特別です。
本堂のひんやりした感覚が、本当の龍の舞う如く感覚に陥ります。

龍と言えば、龍神様ですね。
ドラゴンボールなら、神龍(シンロン)ですね。
三つの願いをかなえてくれる神さまですね。
それに今日、『龍馬伝』最終回ですからね。
龍の話にします。

私のブログにも龍の写真を掲載したことがあります。
真実の教え、妙法華経の説かれる時、天に龍が現れます。
経典の中にも、多く登場されます。

龍は想像の上の動物なのか?
そんなことはないと思います。
見えるも感じるも、よく空を見上げます。

龍が天の舞っていることがあります。
龍の巣から、渦を巻いて、数匹の龍が天を舞います。

この本堂にある天井の龍の如くです。
目がこちらを向いています。
でも、怖いはないですね。
食べられるような感じはしません。

天の住む龍、見える方も、見えない方もいるというのも不思議です。
天からの目線を感じますね。
錯覚でしょうかね。

でも、はっきりと感じることがあります。
そういう意味では、妙法華経の書かれている内容に方便はないように感じます。
天も神もその存在を感じます。
神も仏も存在します。
はっきりとした感覚です。

紅葉の最中、こうした天の住人としばし、目に見える形で逢えるのも楽しいです。
森羅万象、すべての物に仏性を備えています。
私達の世界は、仏の世界、この仏の次元、この仏の宇宙の住人なのですからね。
天台の草木成佛の原理とも、一致しますね。

こうした恩恵に預かっているということは、仏縁があったと確認できる喜びでもあります。
生きているのでなく、やはり生かされています。
イライラすることも、うじうじすることも人の悲しさです。
心の三毒を廃し、心静かな安穏に暮らせるということは、至福なんでしょうね。
ありがたいことです。

紅葉を見て、至福の時間と同時に、日頃のストレスを廃して、明日への糧に繋がるということでしょうね。
寺院にようこそ、お参りです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、鳴き龍は出てきませんが、ポンとした話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。