''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

今年も伏見の地より、メリークリスマスより。

25日はクリスマスですね。
クリスマス寒波でしょうかね。
昨晩といい、今日の朝からといい、寒いですね。
しかし、ホワイトクリスマスにはなっていませんね。
イメージ 1

近くの教会には、キリストとマリアさん、そして、東方の三博士の飾り付けです。
去年もこの時期東方の三博士について書きましたね。

三博士というとこの時期、やはり、赤穂事件です。
林大学頭、荻生徂徠、そして、室鳩巣(むろきゅうそう)を去年の記事で上げました。
多くの学者が、この事件を研究しています。

学者だけではありません。
多くの政治家も、この事件に意見を述べています。

江戸という武士の時代から、明治という近代の時代に至っても、その価値観は維持されています。
太平洋戦争後に至っても、GHQの「仇討ち」という概念に、待ったの声がかかります。
もちろんです。

勝者の連合国に至っては、ここに来て憎しみに油を注いではいけませんからね。
それでも、平成という現在でも、何度もリメークされるテーマです。
今日も、田村正和主演の忠臣蔵がありますね。
えびす顔の善人・西田敏行さんの吉良上野介も如何様に演じられましょうね。

江戸から、明治に変わったとき、明治天皇泉岳寺に参られて、赤穂義士の確立が決定したように聞いています。
今度の主君は、明治天皇です。
明治天皇に対する忠義に置き換えられましたね。

軍人・東郷平八郎は、忠節を尽くしたのは、武門のみでなく、当時の一般精神界に多大の刺激をあたえたのであろうと、実に懐かしい人達であると評されています。

明治の政治家・後藤新平も「実に美しい武士道の花」と評しています。
ただ一寸思いつくのは、欺う云う事であるとし、源成勝の「もの嫉みするなをのこよたわやめの、身にありてすら醜きものを」というのがあると、意見を述べられています。

首相・犬養毅も評しています。
話せばわかると言いながら、この世を去った政治家ですね。
専制政治が立憲政体になっても、如何なる時代にも如何なる階級にも必要となるのは四十七士の犠牲的精神であると表されています。

多くの政治家にも、命を捨てるという忠義は、自分の国家に対する忠義かもしれません。
多くを学び、多くの人を救えるのも、政治かもしれません。
今の政治にそれを苦言したいですね。

今の世にあって、自由と言いながら、本当の自由とは何か、キリストが生まれた時代にあっても自由と、江戸元禄時代の自由と、そして現在の自由、大きく違っています。
平和の世に生まれたことの喜びと、自分の天命を如何に実現するかというのが、今日に生きる人の命題かもしれません。

私的には、仏の世界に住させて頂いている仏縁をありがたいと感じています。
ありがたいと感謝して生きること、幸せですね。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、頭の中を白紙のままの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。