''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ホットほっとな入浴タイムより。

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昨日といい、今日といい、春めいた暖かさすら感じます。
何かリズムがいいですね。
すると思い浮ぶのは、「飛鳥川」(明日)ですね。(品のいいダジャレです)

古今和歌集
「昨日といひ 今日とくらして飛鳥川 流れてはやき月日なりけり」
を思い浮かべました。

先日まで、寒い寒い言いながら、少し暖かくなると遠い昔のように感じることもあります。
時間の流れはそうしたものかもしれません。
昨日NHKの深夜にやっていた番組で「刹那(せつな)」という言葉の解説がありました。
切ないの語源ともあります。

刹那とは、仏教用語で、時間の最小単位であるようです。
57分の1を「一刹那」とする説や、指を一はじきして、音を鳴らす時間を65分の1を「一刹那」とする説があるようです。
極短い時間でも、大切に過ごす教えでもあります。

時間は、社会の地位や貧富の関わらず、人に平等にあります。
寿命短く短命であったとしても、その時間の内容を計り知ることは出来ません。
また、逆も同じです。

巨万の富を手にしても、時間を買うことも、命を買うことも出来ません。
多少の金銭を使い、その寿命を延ばすことが出来たとしても、それは完全に手にすることは出来ません。
そういう意味では、平等に御仏から与えられています。

しかし、それも現世という世界を指した場合です。
やはり、現世も仮の「空」です。
空という、輪廻の中に存在する以上、この世も幻覚と同じかもしれません。
過去世の因縁を、現世や来世に起因する訳です。

何かに固執しようとすると、この因縁を曲げてしまいます。
そこに苦悩が発生するように感じます。
かといって現世に生きているのですから、生活しないといけません。

貧しいよりは富んだ方がいいです。
それは間違いないです。
苦しいより楽な方がいいです。
それも間違いないです。
あくまでも中道を進みたいですね。

上を見ても下を見てもキリがない。
今ある中で満足を得られることが、最大の幸せです。

花を見て、月を見て、四季の自然の中で、心静に安穏に暮らしたいです。
心の三毒を廃して、安穏に暮らせることが一番の幸せです。
ありがとさんと手を合わせることが、至福です。

遅い帰宅に、熱い風呂はありがたいです。
最近の流行は、百均の入浴剤です。
100円で、5袋ほど入っています。
知り合いに入浴剤を頂いてから、よく使うようになりました。

この日は、ホットほっとな柑橘系の入浴剤でした。
色は、レッドです。
赤いグレープフルーツのような香りと色です。
心地よいですね。

一時の刹那の時間を楽しみます。
ありがたいですね。
心穏やかに、一日を閉めます。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、切ない話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。