''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

随心院そばの蕎麦屋・橘より。

地震から3日経っても、なかなかその被害の全容が見えてきませんね。
助けを求める人の気持ちを考えると、なかなか複雑です。
家族の安否を、確認出来るように祈ります。

仏様にも手を合わせて、その救いにおすがりしたい気分です。
京都にあっては、地震の影響はなかったです。
あの淡路阪神の震災には、大揺れしたのを思い出します。

ブログの世界では、それらも暫し離れて、日常の生活を書き記します。
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昨日に続いて、山科の随心院よりです。
そのそばに、隣接している蕎麦屋があります。
「橘」です。

人気のお店で、なかなか入りませんね。
運良く、歩こう会の全員が、席に着くことが出来ました。
ラッキーです。
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私は「せいろそば定食」(1000円)をチョイスです。
そばの加減もだいぶ堅い目のコシがあるタイプのおそばです。
そばの蕎麦屋とダジャレですが、味は一本芯が通っています。
そばつゆも、甘めな感じはなく、醤油が強い目の出汁の効いたつゆです。

汁椀に見えるのが、ちりめん山椒ご飯です。
なかなか、たっぷりと入っています。
あと、煮物の小鉢と、自家製の白菜の糠漬を刻んだものも含めて、三種盛の香の物が付きます。
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古民家的な造りの中、階段があります。
部屋の真ん中付近ですね。
それをひな壇に見立てて、多い目の内裏雛が飾られています。

そこには、飯事用に食事と菓子皿が置かれています。
もちろん、そばとそば饅頭という懲り様ですね。
なかなかの通のものと見ました。

小野で通と言えば、小野のお通ですよね。
詩歌や琴、書画に秀でた文化人でもあり、御所にも出入りでき、また豊臣方にも行き来の出きるスーパーウーマンです。
もちろん、小野と呼ばれるからには、妹子や東風、そして小町とも同じ一族だと聞いています。

後ほど、黒谷でこの方の絵を見ることになります。
なかなかの絵画の才もあります。

この方の活躍により、大阪の冬・夏の陣も早く収束したとも言えます。
情報戦では、徳川の優位でしたからね。
もちろん、大河の「江姫」とも、同じ時代戦乱の世を過ごしたことになります。

この随心院の前を通れば、奈良や伏見、そして大坂にも通じます。
この寺院前の道も、長安に通じています。
いつか目指す長安への道にです。

ゆっくりとして歩みを進めます。
いつか到達することを念じて、日々の暮らしを歩みます。
道は近くにあると信じています。

ありがたい仏様のご縁に感謝です。
今日も心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごしたいです。
地震のこれ以上の拡大がないことを念じます。

最後まで、道のそばの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。