''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ご存知、銘酒・生酛造り 大七 純米生酛を呑むより。

やはり、散り行き桜も、名残がありますね。
伏見の疎水は、散った桜の花びらで、ピンクの墨流しのような様相です。
この時期の名物でもあります。

物悲しい散り行き桜です。
来年までの楽しみです。
きっと来年も楽しみにしているからね。
ちょっとセンチミリミリな気分ですね。

昨日、遅く帰宅に晩酌の肴を見繕おうと、スーパーに買い物です。
24時間営業している大型スーパーです。
魚も酒もあります。

この時期、日本酒です。
それも、季節的には燗にしてもいいし、常温でもいいです。
美味い酒は、どちらも合います。
でも、なかなか両方というと選択が難しいです。

燗すると美味くなる酒は、燗上がりといいます。
燗してまずくなる酒もあります。
これは、燗下がりといいますね。

でも、酒は冷(ひや)に限ります。
冷(ひや)と言っても、冷酒ではありません。
常温の酒の事です。

時代劇なら、「おやじ、冷(ひや)で一杯」と言えば、様になります。
喉をぐびぐび鳴らして、湯飲み茶碗で酒をあおります。
「あぁー」
ここまで来れば、域に達した感があります。

日本酒ですから、お猪口でちびりちびりと嘗めるように呑むという呑み方もあります。
この辺は好みによります。
私は、ぐびぐび派ですね。

冷は、喉越しも楽しめます。
一気に呑んだらダメですよ。
冷と親の小言は後でこたえると言います。
えらい失敗も若いときにはあります。
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この日の「酒」は、燗してもいいし、冷でも美味い「大七 純米生酛」です。
創業宝暦二年、東北福島県二本松市大七酒造株式会社の逸品です。
生酛とは、古来のお酒の造り方です。
手間隙がかかります。

まずは、一献です。
喉越しいいですね。
甘みもあり、コクもあります。
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材料の水の性格が素直に味わえます。
純米で、生酛造りなら、昔ながらの味わいを楽しめます。
これには、焼き魚を肴に持って来ました。
刺身でも、煮付けでも、何でも来いですね。
うまいです。

もっぱら、独り手酌酒です。
これが、堪らない位至福の時間でもあります。
仕事帰りの慰労酒です。

古来、身分の高い人からすれば、慰労酒は下賎な酒とされて来ました。
もちろん、手酌酒も下賎な酒とされています。
何が悪いか、慰労酒です。
仕事して、ゆっくり手酌の晩酌こそ、至福の味、寒露のうまさです。

身分の差はあれど、労働して頂ける酒のうまさに、上下の隔たりはありません。
そう、「悪に上下の隔てはない」のあの名台詞です。
ご存知、「天下ご免! 松平長七郎!」ですよね。
よー、二刀流です。

駿河大納言忠長卿の遺児・松平長七郎長頼が、江戸の町にはびこる悪を退治する話です。
と言うことは、大河ドラマの「江」姫の次男忠長の子というと、孫と言うことですよね。
しかし、史実では、そのような子がいた形跡はありません。
架空の話です。

『長七郎天下ご免!』は、1979年~1982年にテレビ朝日系で放送された時代劇の方です。日本テレビ系で後に放送される『長七郎江戸日記』とは、設定や登場人物等が大きく異なっており、ストーリー上の繋がりは全くないと言うことです。(Wikipedia参照)

時代劇は、勧善懲悪の世界です。
悪を懲らしめ、最後に正義が勝つというものですよね。
この世に、それがあるなら、世の中の俗悪を懲らしめて欲しいです。

原発責任者を成敗して下さい。
政府の対応も、後手後手のまずい対策です。
首相にもっとリーダーシップを取ってもらいたいですね。
それ以上に、東京電力の責任者、しっかりと責任を果せと言いたいですよね。

被災者が、困難に過ごしているのに、悠々と都内で豪華な暮らしをしている訳です。
その分の費用を、被災者に回したらいいのにね。
この世の悪を背負い、来世にはどんな因縁の元に生を受けることになるのでしょうね。
来世もそのまた来世も、地獄の苦しみを受けることになるのです。

まずは、被害を多くにしないことに、精一杯、情報を公開することです。
正確な情報無くして、風評被害の第二次的な経済被害を大きくするだけです。
その上で、責ある者は、生涯をかけて東北を支援することが必要です。
私もささやかながら、微力ながら、消費に貢献させて下さい。

今出来ることは、限られています。
それでも、日々の暮らしの中で、意識付けて消費しようと思います。

ありがたいことに、日々暮らさせて頂いています。
ありがたい仏縁を頂けたおかげです。
日々の暮らしの中にこそ、幸せがあると信じています。

道は近きに、ありです。
このまま一歩一歩、長安に向かって進むだけです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らせるように、祈るばかりです。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、菅下がりした話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。