''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

母の日ギフトでなく、自分用のソファーを担いで帰る より。

今日も朝からいい天気でした。
少し筋肉痛の体です。
昨日、ソファーを買って来ました。
母の日ギフトと銘打って、母の日のプレゼントに、座椅子をどうぞ、何てね。
あれですよ。

フローリングだけでなく、畳の和室にも似合う軽い目の座椅子やソファーが、特集されていました。
展示の品に座ると、これはなかなかいい感じと、購入を決定です。
本当はオットマン付きの椅子が欲しかったのですが、室内と合いません。

昨日の母の日には、お漬物を贈っています。
甘いものもそれほど、年寄りですから、喜びません。
何か食べよいものとなると、安全な漬物が喜びます。
昨日に着いた様で、電話が入っていました。

ですから、ソファーは自分用です。
購入しようとすると、やはり母の日のギフトですか?
そんな問いかけも、「いえ、自分用です」の答えに「?」との返事です。
持ち帰り出来ますか?、との問いに「ええ」の返事です。

暫し待つこと、1メートル各の大きなつづらのような箱です。
これに、持ち手を付けて下さいました。
ちょっと、無理かもです。

それでも、背にせたろうたら、どう見ても、童話「舌切りすずめ」の強欲な方のばあさんにしか、見えません。
家に帰ったら、変なモノがうじゃうじゃ出てきそうです。
家まで、通常なら10分の道のりを30分近くかけて帰って来ました。

その重さ13kgです。
持ちにくいサイズです。
腕がパンパンです。
肩も首も痛いですね。

意外な問題が発生です。
玄関に荷物が入りません。
「えー!!」

そんな驚きもありましたが、そこは手馴れたものです。
荷物が入らないなら、玄関のドアを外すだけです。
横開きの日本家屋のサッシーです。
二枚扉を外して、一番奥の和室に持つ込みました。

組み立て式じゃなかったのです。
箱を開けて、びっくりです。
とりあえず、高さの調整を付属の六角レンチで行いました。
あー疲れたと、そのソファーに座ってみました。
イメージ 1

意外としっくりと落ち着きます。
壁の白ともグリーンの色合いも、収まりがいいです。
すかさず、ソファーに腰掛けて、テクニクスのアンプSU-V44に火を入れましたね。
骨董品ですが、細かい音、徳に高音の音が綺麗に聞こえます。

スピーカーは、オンキョーのD-057Mです。
本来は、サラウンドのリアスピーカーでしょうね。
他にもスピーカーはありますが、高音域の音楽を鳴らすには、私のチープな耳にはよく合います。

女性ボーカルの高いキーの歌声には、いいですね。
低音重視の方には、好みは合いません。
ここは、柴淳です。
伸びやかな歌声は心地よいです。

うとうとしてしまいました。
夢ここちです。
癒されます。
ソファーに根が生えたようです。
安いソファーに、骨董品のアンプ、そして、チープなスピーカーと、チープ尽くめですが、それでもささやかな身の丈に合った幸せです。

少しパンチのある音楽も聞いてみようと、サラウンドのアンプに切り替えます。
Superflyの『愛と感謝』『愛をこめて花束を』『Windflower』など、パワフルな志帆さんの歌声も、ソファー横のリアスピーカーからの振動も心よいです。
やはり、うとうとしてしまいました。

新聞も雑誌も、携帯端末まで、横に置いては、自分のだけの時間を楽しめましたね。
パソコン用のモニターを目の高さに合わせて、DVDも見ましたね。
意外と見やすいです。

重い思いして持って返ってきただけのことはありましたね。
ありがたいことです。
物思いにいいですね。

物思いとは、思案ですよね。
いろいろな事を考えます。
将来のこともそうです。
日々の暮らしのこともそうです。

思案するから、悩むわけです。
何も考えず、日々暮らせることが、一番の幸せです。
なかなかそうは行きません。
心の三毒を排除することが出来ません。

仏法世界に暮らす者も、時にその重圧にしんどくなることがあります。
日々の暮らしも同じです。
そんな時は、喜捨の法です。

頑張らないことが大事です。
頑張っていない者に言うのが、「頑張れ」です。
頑張って、頑張って、頑張り続けている人に、「頑張れ」はコクです。

「頑張らないこと」これが大切です。
仏法者なら、今日は仏法者お休みと決め込む。
さすれば、酒も呑めると言う訳です。

いかさまと言わないでね。
これも方便です。

一度や二度の方便でも、このまま長安への旅を止めてしまうのでなく、続けるための方便です。
目的は、長安に向かうことです。
目先の欲に負けてはいけないと思います。

苦しくなったら、頑張らないことが必要です。
少し休んでから、長い歩みを続けることが必要です。
疲れたら休むことも、大切です。

東日本大震災の被災者の方々も、頑張らないで下さい。
疲れきった体と精神が、悲鳴を上げていると思います。
今は気が張っているだけです。
じわじわと心と体を蝕みます。
そうなる前に、「頑張らない」で下さい。

普段の暮らしが出来るように、国や県も頑張って欲しいです。
こちらは、全く頑張っていると感じません。
余力いっぱいです。
頑張らないといけない人が、やるべきことでないことに疲れているだけです。
疲れるなら、本当にやるべきことをやって、頑張ってべきです。

普段の暮らしを早くさせてあげて下さい。
まずは、日常から始まると思います。
特別なことでなく、日常を大切にする暮らしが、復興に繋がると思います。
私には、東北を消費することぐらいしか出来ません。

被災者にも、普段の「母の日が来た」ことを念じます。
ありがたいと感謝して暮らせることは、幸せです。
私には、ありがたい仏縁を頂いております。
心の支えでもあります。

心の三毒を廃し、心静かに暮らせることを旨としています。
日常にこそ、幸せはあると思います。
道は近きにありです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、うとうとした夢見心地の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。