''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

華麗なるパンの香りを運ぶ猫さんより。

今日も雨ですね。
梅雨ですから、仕方もないです。
首のセンサー、クビダス(かんとうしょうえの造語)も湿気によるものでしょうか、痛みます。
高確率を叩き出しています。

昨日も家に居て、ネットやら音楽やらを聴いて過ごしましたね。
晴耕雨読ですから、本を読んでも良かったです。

本は、大抵が時代物です。
江戸時代が好きですね。
もちろん、戦国時代も幕末も好きです。

しかし、平穏な時代、泰平の時代を念じる者としては、江戸時代の庶民の暮らしに、いろいろと興味があります。
もちろん、武士の姿にも興味があります。

そうなると、歴史小説もある程度限られます。
やはり、一番は池波正太郎氏ですね。
人情の機微がいいですよね。
それに食べ物のシーンがいいです。

食べ物のシーンだけが好きなのでなく、その時代の調理法や、時代考証が面白いです。
江戸時代に白菜はありません。
「えー」って意外ですよね。

白菜は明治になってからの作物と聞きます。
ですから、長谷川平蔵も白菜の漬物は食したことがないですね。
さぞや、悔しがったでしょうね。

白菜と言えば、江戸時代にあると思いますよね。
そうした時代考証も、楽しみの一つです。

江戸時代、贅沢と言えば、魚貝類ですね。
江戸前の生きのいい魚が食卓に上がることが、この上もないご馳走です。
その中でも、一番はやはり、造り、刺身ですね。

もちろん、山葵(わさび)も、江戸時代は、徳川の専売物です。
庶民はもちろん、武家と言えど、簡単には口には出来ません。

徳川の三つ葉葵と、山葵の葉っぱが似ているのも、その原因の一つかもしれません。
ですから、長谷川平蔵も見回りの最中、料理屋に言って、刺身を食べても、山葵は使いません。
使えないでしょう。

蕎麦屋に入っても、貝の小柱の掻き揚げはあっても、海老の天ぷらはまだ無い時代です。
もちろん、唐辛子を振って、そばを食べたりしません。
当時の唐辛子は、高級品です。
町の蕎麦屋には置いてないです。

その頃は、胡椒を振ったようです。
これも
意外ですね。

冷蔵庫がないですから、足の速い食材は、加工します。
なまり節しか、マグロのヅケ然りですね。
加工すれば、多少日持ちもします。
ですから、江戸前の寿司は、煮た物が使われることも多いです。
もちろん、酢で〆た魚も使います。

何とも合理的です。
もともと、すし屋は屋台から始まっています。
この話も、ブログに書いています。

寿司と言うと、夏場は如何と思いきや、酢めしですから、痛みにくいというのです。
寿司や酢めしは、夏の季語とも聞きます。
これも意外です。

酢めしには、酢も他に、砂糖も入っていますから、夏ばてにはいいのかもしれません。
適度な塩分も入っています。
加工寿司は、熱中症にも、効いたかも知れませんね。
醤油で煮たり、漬けたりするわけですからね。

夏場と言えば、カレーです。
幕末、異国船で、下女が見た記録を読んだことがあります。
カレーを食していたようです。

もちろん、カレーライスではありません。
ソースとして利用していたのでしょうね。
人間の食べるようなものでなかったと、異人の異様ぶりを感じたのでしょうね。
確かに、知らないと食べ物でないと感じます。

それが今や、日本食とも言えます。
カレーライスに、カレーうどん、カレーパンもいいですね。
カレーをこよなく愛する国民と言えますね。
子供の頃、学校給食のカレーシチューは大好物でした。

もっと、ハウス食品からも、懐かしいカレーシチューを発売して欲しいです。
懐かしい味です。

そうそう、昨日の午前中に、猫さんが来ました。
黒い猫さんです。
雨の中、ご苦労様でした。

差し入れです。
中は開けると、カレーパンです。
香りがカレーです。
見た目も華麗なお姿です。
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いつものお気に入り、蛤のお皿に並べて見ました。
三つがちょうどいい感じです。
ここまで来れば、いつもの三世の話になりますね。

今日はやめておきます。
複雑に絡んだスパイシーな味わいです。
カレーで味付けたミンチとごろっとしたサイコロのジャガイモが、アクセントです。

なかなか美味いですね。
差し入れありがとさんです。

あっという間に、三つを完食です。
ビールが欲しかったですか、買い置きは無かったですね。
今日も、休肝日です。
アルアルタイムは、ナシナシタイムとなります。

少しは慣れてきましたね。
夏に向けて、少し体を絞ります。
体力づくり、首への負担を軽減するためでもあります。

ありがたいと感謝しています。
静かに手を合わせます。

今日も一日、私も世の中も平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、呑みたくなる話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。