''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

グリコ カレー職人 老舗洋食カレーを吟味する。

暑いですね。
これまた、定型句になる挨拶です。
本当に暑いですね。
太陽の日差しが、真夏日を感じます。

 

それに比べ、昨日の月は綺麗でしたね。
太陽と月、対比すべき陰陽にも、昼と夜の違った趣を感じます。
花を見て、月を見て、心穏やかに安穏に暮らしたいです。

 

今週、食べ物ばかりの特集にしてみました。
食欲の減退と、辛みに注目しています。
暑いと食欲が落ちます。
そんな時は、辛いものでしょうね。

 

私自身は、辛いものは苦手な方でしたね。
最近になって、一味唐辛子を愛用する自称「イチラー」と名乗っています。
本来は、ほとんど一味を振った事がなかったです。
体の代謝カプサイシンなど、ダイエットと健康管理という観点から、上手に利用するように心がけています。

 

夏以外には、一味を振ることによって、塩分摂取をコントロール出来ます。
塩の味が付いていなくても、満足できる味付けになります。
この他に酸味も、同じ働きがありますね。
レモンを唐揚げに振ると、その酸味で、塩分が少なくても、味がしっかり付いた感じがします。

 

味噌汁にも、一味を振ります。
香りから言えば、七味でしょうが、味噌の香りを考えると、やはり辛みのアクセントの一味を愛用しますね。
好みの分かれるところです。

 

夏と言えば、あっさりとした素麺もよくあります。
私は、播州の生まれですので、子供の頃、夏の昼ごはんと言えば、決まって素麺が出ました。

 

その為か、あまり好きではありませんね。
どちかと言えば、温かいにゅーめんが好みです。
味噌汁に入れてもいいですね。

 

もう一つ、夏ご飯の定番は、カレーですね。
朝からでもいけます。
モーニングカレーでしょうかね。
一晩寝かしたカレーもいいです。

 

最近、スーパーに行くと、レトルトのカレーが、いろいろと出ています。
子供の頃、レトルトのカレーと言えば、ボンカレーですね。

 

ボンカレーと言えば、ご存知、笑福亭仁鶴師匠です。
子連れ狼に扮した仁鶴師匠が、大五郎を連れて、「3分間待つのだよ」って、「どんなかんかなぁ」と当時の人気絶頂の芸人でしたね。

 

当時、ロールスロイスを乗って居られたとも聞きます。
ビートルズみたいですね。

 

それまでの関西の芸人としてのスタイルを、変えた芸人さんかもしれません。
六代目松鶴のお弟子さんとしては、珍しい吉本の芸人さんでしたからね。
他のお弟子さんとは、少し異色の感じがします。
この芸能会社の違いから、松鶴の襲名を辞退されたというのも、一つの要因かも知れませんね。

 

いろいろと複雑な問題です。
複雑と言えば、カレーです。
隠し味に、コーヒーを入れたり、醤油を入れたり、マヨネーズを入れたりと、何でもありです。
複雑にした方が、その趣も深いです。

 

お袋の味の定番、肉じゃがもカレーも、元は海軍料理ですね。
基本は、似ています。
牛肉に、じゃがいも、玉葱、人参です。

 

東郷平八郎といった海軍幹部が、欧州に留学していた時代のビーフシチューの味名残とも聞きます。
(旧薩摩藩士の軍人。階級位階勲等功級爵位は元帥海軍大将・従一位大勲位・功一級・侯爵)
東郷平八郎ビールでも有名ですね。

 

しかし、大勢の人が食べるには適しています。
一度に、大量に作るにも適していますね。

 

好き嫌いも少ないうえに、日本人の主食ごはんにも、最適です。
徴兵制から、任期を終えた者が、故郷の家庭に帰って作れた料理でもあります。
肉じゃがに、カレー、と同じ材料ながら、味を変えて楽しめるのは、なかなかの知恵ではね。
イメージ 1

そうそう、グリコ カレー職人 老舗洋食カレーの味の感想です。
ドミグラスソース仕上げ 中辛という文字が、目に入ります。

 

ドミグラスソースのまろみが、カレーをまったりとコク深くしていますね。
しかし、その為に、カレーの切れがないです。
もちろん、カレーの辛みも薄く感じます。
洋食ぽい味わいですね。

 

最初に、ボンカレーを食べたような驚きはありませんね。
これはどのレトルトカレーにも言えます。
作りつくされた観があります。
カレーの香辛料の香り、コク、辛み、バランスが難しいですね。
味に一刀を食らったような、刺激的なカレーが食べたいです。

 

子連れ狼と言えば、劇画の原作小池一夫氏の名作です。
もちろん、萬屋錦之介氏の代表作でもあります。

 

主人公・拝一刀(おがみいっとう)とその一子大五郎との、冥府魔道の戦いの物語ですね。
柳生烈堂が一刀と相争う原因になったのは、公儀介錯人を巡っての卑劣な死闘からが、その原因です。
拝一刀という名は、狼1頭(おおかみいっとう)からのひねりとも聞きます。
真実の程は分りません。

 

水鴎流(すいおうりゅう)の達人にして、腰に付ける愛刀は「胴太貫 (どうたぬき)」です。
胴太貫と言えば、この作品を通じて、大変有名になった刀です。
私も、日本刀に興味を持った最初の刀です。

 

胴太貫は、本当にない刀です。
モデルは、同田貫で(どうだぬき)す。(濁点で濁るようにも聞きます)

 

戦国時代に使われた肥後の国の刀です。
作者は、上野介を筆頭に、源左衛門、又八右 衛門、左馬助、正国、清国らの実力工がいます。
しかし、その実名は、刀の中子に切らないですね。

 

評価値も低いです。(実売価格とは違います)
鬼平こと、長谷川平蔵の愛刀粟田口国綱などは、今ならフェラリー級の高級外車が買えるお値段です。
井上新改も同じで、同等のマセラッティ級の高級外車が変えますね。

 

それに比べて、同田貫は廉価版プリウス国産車くらいの値段がします。
公儀介錯人クラスのお家の持ち物としては、少し不似合いです。
いえいえ、もともと公儀介錯人とは役職は、存在しません。
架空です。

 

架空と言えば、この現世も架空です。
仮の「空」と私はよくいいます。

 

辛いことも、楽しいこともすべて架空です。
三世の魂の輪廻です。
その空の中を輪廻している訳です。

 

しかし、架空といっても、いい加減に過ごすことは出来ません。
現世の修行は、残っています。

 

悪い縁を断ち切り、いい縁を結ぶ。
「空」とは、縁起と言えます。
原因と結果、因果関係が有るわけです。

 

これなくして現世に生まれた意味を成しません。
過去世の縁が、現世にも、来世にも繋がっています。

 

この現世では、悪い行いをせずに、いい行いを為す、これが生きる術です。
生きているのでなく、何かの力で、生かされています。
それを実感できるか、出来ないかだけです。

 

私はありがたい仏縁を頂けています。
ありがたいと感謝しています。

 

花を見て、月を見て、季節の食材を頂く、そこに日々の暮らしがあります。
その日々の暮らしの中で、ささやかな「よかった」を見つけることが、自分にあった分の幸せです。

 

たまには手抜きのレトルトもありです。
これもささやかな幸せです。
これを記事にしてブログもかけます。
心と体も、元気でないと記事を書く気力も沸きません。

 

いい時も悪い時もある。
それも日常です。

 

嫌なことも多いです。
楽しいことも、ささやかながらあります。
それも私の分にあった幸せです。

 

上を見ても、下を見てもキリがないです。
自分をしっかり見つめる時間はありがたいです。
これが、私のブログタイムですね。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすを旨としています。
道は近きにありです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、辛口いえ、中途半端な中辛な話に、お付き合い下さいまして、心からお礼申し上げます。