''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

三輪素麺より、涼を感じてみたらより。

暑いですね。
もちろん、夏ですからね。
昨晩も寝苦しい夜でした。
それでも、エアコンなしでも上手にぐっすり休めました。

夏バテは、食が細くなるだけでなく、寝られないことによる疲れです。
睡眠ほど大切なものはありません。
過去に、仕事の加減で、日に2~3時間しか睡眠を取る事が出来なかったことが、1年近くありました。

今思い出しても、苦しい時間でしたね。
頭がぼっとするのも当然です。
それに半年間ほど、一日も休みはなかったでしたね。
辛い暮らしでした。

4時間程度の睡眠なら、いたって快適です。
受験生なら、それくらいの人も大勢おいでです。
しかし、仕事となれば、デスクワークだけではありませんからね。
体もクタクタです。

朝は5時過ぎに起き、6時に出社、終わりは遅いときには、午前1時近くです。
帰宅すれば、午前2時です。
また次ぎの朝は、5時過ぎに起床です。

こんな繰り返りの生活でしたね。
もちろん、毎日ではありません。
週の内、3日ほどです。
それでも、早い終わりでも、午後11時過ぎですからね。
帰ってシャワーを浴びて、それで睡眠、爆睡です。

不思議なことがあります。
そんな生活をしていると、睡眠の中で新しい仕事を始めます。
山科駅辺りの居酒屋さんでバイトしている設定です。
毎日、同じバイトしている夢を見ていました。

そんな場所には行った事もないし、店も知りません。
脳が、勝手に睡眠の中でも仕事をさせているのですね。
もっと、仕事をしろと言うことなのでしょうかね。

するとあら不思議、今何処で寝ているのか、何処にいるのかも、分からなくなります。
夢の中か、現実か理解できなくなりますね。
精神病の一歩手前です。
精神を病むというのは、精神に異常を来たすことですからね。

しかし、人生の中であれほど辛い時間はなかったですが、今でも思い出すことはあります。
それが人生の底だったような気がします。
精神的にです。
あれを思えば大抵のことが、我慢出来ます。

あの辛さを思えば、特に睡眠が取れなかった辛さは、断突の辛さです。
体は眠りたいのに、状況が睡眠させてくれなかった。
睡眠は大切です。
1日8時間なら、人生の3分の1は睡眠ですからね。

睡眠も体力がなくなると、眠れなくなります。
体も心も、元気である必要がありますね。

夏バテは、まずは食からです。
食べずして、体を維持できません。
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昨日の昼餉は、そうめんでした。
中元ノルマで買わされた三輪素麺です。

いろいろとありますね。
自分から自分に宛てたお中元です。
いつも世話していますし、いつも世話になっています。

不景気という甘くないスイーツにへきへきしますね。
消費拡大で、景気もよくなればいいです。
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蓋を開けてみると、意外にいい感じの素麺です。
ヒネの三年ものではありませんが、清清しい麺の香りです。

早速、1人分2束を湯がきます。
私は硬いが好きですから、1分半ほどにしてい見ました。
すぐに冷水にとり、揉み洗いして、素麺の油を取り除きます。
こうしないと、麺の味に、油の嫌な香りが残ります。

薬味は、刻んだネギとすりおろしのショウガです。
シンプルだけど美味いです。
何年ぶり、何十年ぶりの素麺ですね。

意外に美味いです。
いえ、結構うまいです。
自分で麺を硬めに湯がいたのが、良かったみたいです。

料理屋でも、昼の定食に盛る素麺は、私が湯がいていました。
毎日、小さい箱、1箱くらいの分量です。

これも懐かしい感覚です。
吸い物の中に、少し入れる分の素麺でしたからね。
味も懐かしい思い出しました。

昼餉の素麺としては、定番としてもいいですね。
まだまだ、箱の素麺は残っていますからね。

意外に高価なものですからね。
いいものを頼んだのかもしれません。
今回の三輪素麺は、三輪素麺小西さんの所の素麺でした。

次ぎは、にゅうめんにして頂いてもいいでしょうね。
素麺と言えば、郷里播州揖保乃糸ですね。
三輪そうめんとしては、初めて頂いたかもしれません。
他に素麺といえば、小豆島が有名です。

二十四の瞳」で有名ですが、私の中では、最近のドラマ『八日目の蝉』ですね。
このお盆休みに、NHKのオンデマンドサービスに申し込みました。
特選ライブラリーの方ですね。

過去のいいドラマや番組を、自分の好きな時に見られるサービスです。
1ヶ月、945円と手頃なサービスです。
貧家は、地デジに対応していませんので、過去のドラマを楽しみます。

昨日も、『八日目の蝉』を見ました。
主人公の壇れいさん、迫真の演技です。
子供さんの上手で自然な演技です。
いいですね。

独特のドラマです。
すべてが、善では始まりません。
悪から始まるドラマです。
乳飲み子を誘拐する犯罪のドラマです。
しかし、愛情を持って育てます。

縁あって、小豆島のそうめんの作業場で働きます。
その素麺が美味そうでしたね。
人情に溢れた島の暮らしです。

しかし、こんな幸せな親子の暮らしに、終わりがやって来ます。
新聞に親子で写った写真で、警察が動きます。
フェリー乗り場で、主人公の女は捕まります。

親子が離れ離れになる瞬間です。
「この子、朝ごはんまだ食べていないんです」
と言って、大声で叫びます。

そして、服役した時間が過ぎます。
本当の親に戻された子供は、悲惨です。

小豆島の地元の言葉で、母親にしゃべりかけます。
「あんな~」
「あのねぇ」
母親が必死になって、標準語に直そうとします。
このシーンが、印象的です。

子供が大きくなって、この事件をライターに連れられた検証する旅行に行きます。
北乃きいさんが、子供の頃の記憶を探ります。
最後に行った女の言葉が、どうしても思い出せません。
それを漁師の文治こと岸谷五郎が、「覚えてないんか?」とさつき最後の台詞を教えます。

一時の夢のような幸せな暮らしは、じつは悪であっても、この親子にとっては、掛け替えのない幸せな時間だったのでしょう。
何が善で何が悪か、分からなくなります。
産みの親より、育ちの親という言葉もあります。

岡山のフェリー乗り場で、親子の再会がありました。
語らないのない、無言の時間が何ても切ない。
それでも、壇れいさんが、子供の北乃きいさんを見つめます。

後味のはっきりしないドラマでしたが、何か胸に訴えるものがありました。
前にも、この話を書いたことがあるの、よく覚えています。
しかし、そうめんと言うと、このドラマを思い出しそうですね。

この世は、悪い縁を断ち、いい縁を結ぶが修行です。
その為には、悪いことをせず、いい行いをする。
この言葉を書きながら、このドラマを趨勢します。
いいのか、悪いのか、私には、分かりませんね。

ありがたいことに私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らしています。

夏バテにもならないように、食を進め、睡眠を取らせてもらっています。
ありがたいですね。
本当に感謝です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすのが、私の願いです。

最後まで、素麺のようなにぽっかり空いた心の空白の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。