''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

伏見名店、御菓子司・栄泉堂の夏和菓子 三種盛より。

涼しげな夏は、一段落の様相ですね。
今日から、また暑い夏が戻りそうですね。
一旦涼しげな気候になれると、夏の戻りは体に堪えます。
より一相夏バテしそうな予感です。

戦で言えば、謀(はかりごと)、つまり計略ですよね。
何事にも、計略はあるものです。
計略と言えば、聞こえはよくないです。

サプライズと呼べば、多少は聞こえがいいかもしれません。
もちろん、いい意味での驚きや騙しなら、悪くはありません。

日曜日、ゼリーの差し入れを受けました。
久しぶりのお客でしたので、こちらも甘い罠を用意しています。
まずは、具沢山そうめんで、驚かし、気をよくしてもらう作戦です。

次に、食後のデザートで、これまた気をよくしてもらおうと、そういう作戦です。
いえいえ、サプライズです。
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菓子と言えば、我が家では和菓子です。
和食党ですからね。
もちろん、伏見の名店・栄泉堂の菓子です。

左から、葛まんじゅう、麩まんじゅう、水羊羹です。
夏の和菓子三種盛です。
葛まんじゅうは、葛の部分がひんやりと、中の餡がこれまた上品です。
餡が美味いです。

麩まんじゅうは、笹の葉に包んであります。
薄いグリーン色した蓬麩で、硬めの餡がたまりません。
笹の香りと蓬の香りが、鼻腔に心地よく抜けますね。
爽やかです。

水羊羹、これがあっさりと、餡の持ち味を、遺憾なく寒天に溶かしだ逸品です。
ゼリーのようなあっさりした仕上げです。
これまた、美味いです。

すべて、餡の仕事がいいですね。
いい仕事してますね。
3つ食べても、それぞれに味わいが違います。

似て非なるものです。
似ているようで、どれも個性があります。

どれを食べるかは、財布と相談です。
庶民の町の和菓子屋さんです。
1個130~140円ほど値段です。

三条四条の名だたる店なら、同じものなら、200円近い値が付くはずです。
材料もこだわりがあると思います。
伏見でよかったです。
時々、高級車が店先に並びます。

お使い物にするのか、茶事の用意に使うのか、定かではありませんが、若い女性から、年配の方まで、万人向けのお菓子です。
我が家では、お客があれば、ここの和菓子でお出迎えです。
もちろん、私用にも買い求めます。

餡と言えども、ピンキリですよね。
いろんな餡があります。
しかし、あっさりとした餡を口にすると、甘いだけの餡は好まなくなります。
小豆の味が、如何にすのるか、それが日本人として感じられる味覚でしょうね。

ピンキリと言えば、やはり人の暮らしです。
上を見ても、下を見てもキリがないです。
自分にあった分が、自分で納得できるのが、一番の幸せです。
まさしく、足るを知るですよね。

日々の暮らしの中で、ささやかな「よかった」を見つけられる暮らしは、幸せです。
これ以上に安穏な暮らしはありません。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
これが、私の芯ですね。
感謝して暮らせることは、至福です。

凡夫ゆえ、欲もあります。
しかし、足るを知るという意味も、自覚できます。
ありがいことです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすが、願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、「甘~い」話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。