''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

伏見大手筋 ラーメン藤の幸せな湯気食らう より。

昼間の気温は、まだしも、朝晩の秋ですね。
遅い帰宅に、スクーターの行き返り冬物のジャンバーの用意もしないといけません。

寒いとはいえないまでも、風邪をひきそうですね。
そんな時、温かいものが食べたくなります。
遅い帰宅の晩酌ですから、カロリー摂取も考慮しないといけません。

先日の日曜日、大手筋商店街に行きました。
伏見では、この大手筋商店街辺りが、買い物の中心地です。
この商店街の一角が、銀座発祥の地です。
三条四条繁華街とまでは言いませんが、大勢の人が行き交います。

少し坂になっています。
いくつもの銀行、大手スーパー、贈答に使えるケーキーやお菓子を扱う老舗も多いです。
御香宮さんのお祭りと重なって、御輿も出る予定とか、にぎやかです。

用事を済ませ、何か食したくなりました。
少し肌寒いですから、ラーメンですね。
ここなら、大黒屋ラーメンも選択肢に入ります。

口は、ラーメン藤の醤油味です。
商店街のアーケードを抜けて、もう少しあるいたバス停当りです。
隣は、この辺では有名なお肉屋さんです。
ホルモンなんかを、わざわざ買い求めに来られるお店です。

こじんまりしたラーメン藤が、ここにあります。
何度も来ています。
直営店でなく、ご夫婦で経営されています。
いつものようにテーブル席に腰を下ろし、並麺カタの注文です。
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湯気の上がったラーメンは、ご馳走です。
いつものように、麺のカタ目を確認です。

ラーメンが運ばれる前に、カメラの用意をして待機しています。
ラーメンが置かれるやいなや(as soon as ちと懐かしいフレーズ)、ハイチーズと写真を撮り終え、ラーメンに向かいます。
もちろん、箸も割って待機しています。

ワンクッショク置かないようにしています。
いつものいい感じのカタい目です。
ご主人の上げるラーメンはいいですね。

うまいです。
いい塩梅です。
ネギの香り、もやしの香り、それらの香りを麺と一緒に口中に運ぶ。
至福です。
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今日は、空腹です。
小ライス(100円)も、注文です。
こぶりの茶碗に、沢庵が乗っています。
これまた、嬉しいです。

香の物があると、ごはんが一層美味しく感じます。
それに、ラーメンとごはんも相性がいいです。
俗にいうラーメンライスです。

麺の食感とごはんの食感、それに沢庵の食感がたまりません。
口の中で、心地よいリズムを刻みます。
スープをすすりながら、ごはんを口中に運びます。
スープのよい味わいと、香りが鼻腔から抜けますね。

程よい脂が、スープを味わい深いものにしています。
脂っこいラーメンは苦手です。
特にここのラーメン藤は、他のラーメン藤より、幾分あっさりしています。

ここに足を運ぶ理由かもしれません。
他のラーメン藤には、本店以外あえて足を運んだことはありませんね。
本店も人がいっぱいです。

藤といえば、富士山ですね。
世界遺産に申請するとのニュースも聞きます。
遠くから見るからいいのであって、やはり人が大勢入って、環境やら整備やらで、世界遺産としての基準をクリアしていないとも、聞きますね。

観光と自然の共存共栄は難しいです。
そんな富士山にも、雪が降る。
いいですね。
♪富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も~
昭和の名曲「お座敷小唄」ですね(作詞:不詳、作曲:陸奥明、歌:和田弘とマヒナ・スターズ).

年配の方が歌われているのを聞いたことがあります。
作詞は、不明なんですね。
差し詰め、和歌なら、詠み人知らずということになります。
それでも、有名な歌詞です。

不思議なことです。
富士の高嶺に降る雪と、先斗町の雪が、同じかどうか分かりません。
京都の雪は、水分を多く含んだ重い雪、富士山のきめ細かなでつまり積もった万年雪、雪に違いはありますよ。

それらのくくりを外して、雪と言うならば、それは雪です。
じゃ、人も同じですね。
尊い貴人も、底辺のある人も、人に変わりはありません。(今日は禅語「無事是貴人」に触れません)
しかし、何をするか、どう生きるかで、人生も大夫変わります。

生きているのでなく、何かの力で生かされていると感じられる人生は豊かです。
謙虚に生きて行けます。
何かの縁に導かれて、今があるように思えます。

貧家とは言え、温かなラーメンを食する喜びと感謝がそこにはあります。
たかがラーメン、されどラーメンです。
一碗のラーメンを心静かに頂けることは、私の至福の時間です。

上を見ても、下を見ても、キリがないです。
高嶺の花を求めるよりも、それを眺める喜びもあります。
手にすれば、それが幸せということはありません。

富士山の雪、実際に手にして見たら、やはりカチカチに凍った万年雪です。
そこには、京都先斗町に降る雪の情緒はありません。
先斗町で雪見ながら、お座敷小唄が口ずさむ。
これは自分の身の丈にあった雪ですね。

このラーメンが私の口に合う。
これがありがたいです。

ありがたい仏縁のお陰です。
ありがたいと感謝して暮らします。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏富士見て暮らしたいです。

最後まで、藤の安値のラーメン話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。