一昨日、昨日に続いて、今日は、南座十月大歌舞伎 三幕目 「連獅子」の話です。
二幕と三幕目の休憩が、30分ほどあります。
この時間を使って、お弁当を食べられるお客さんが多かったです。
ちょっとアルコールを呑みながら、お弁当を食されていた方もありました。
二幕と三幕目の休憩が、30分ほどあります。
この時間を使って、お弁当を食べられるお客さんが多かったです。
ちょっとアルコールを呑みながら、お弁当を食されていた方もありました。
最後の三幕目は、有名な「連獅子」です。
テレビでも見た事がある演目です。
親子の獅子が踊ります。
紅白の獅子の毛を、親子二匹の振り回して、踊るものですね。
テレビでも見た事がある演目です。
親子の獅子が踊ります。
紅白の獅子の毛を、親子二匹の振り回して、踊るものですね。
人気の演目と聞きます。
舞台は、天竺の清涼山という山です。
ここに獅子が出ます。
舞台は、天竺の清涼山という山です。
ここに獅子が出ます。
二人の息のあった踊りに、何ともコミカルであり、優雅な踊りが、心地よいですね。
雛壇の上の段には、三味線と謡いの方々、下の段には、太鼓、大鼓、小鼓、笛の地方の衆です。
お三味と謡が、何とも艶っぽいです。
そのお囃子に、踊りも華やかです。
雛壇の上の段には、三味線と謡いの方々、下の段には、太鼓、大鼓、小鼓、笛の地方の衆です。
お三味と謡が、何とも艶っぽいです。
そのお囃子に、踊りも華やかです。
蝶が舞います。
その蝶と、右近左近の舞が何とも、優雅です。
その蝶に誘われて、右近左近は一度、舞台の袖に入ります。
その蝶と、右近左近の舞が何とも、優雅です。
その蝶に誘われて、右近左近は一度、舞台の袖に入ります。
♪おもえば遠くに来たもんだ~
武田鉄也さんの、こんな歌が聞こえそうです。
武田鉄也さんの、こんな歌が聞こえそうです。
天竺と言えば、今のインドです。
唐天竺の天竺です。
日本と唐と天竺、これが三国ですね。
三国一の花嫁という、あの三国です。
唐天竺の天竺です。
日本と唐と天竺、これが三国ですね。
三国一の花嫁という、あの三国です。
この辺がよく分かりません。
不思議なことに、「遍念」さんは、一遍上人様の名を上げておられます。
一遍上人は、法然の孫弟子に当たる聖達の下で10年以上にわたり浄土宗西山義を学び、時宗の開祖とした御仁です。
もちろん、ご本尊さまの阿弥陀仏様を信心されています。
不思議なことに、「遍念」さんは、一遍上人様の名を上げておられます。
一遍上人は、法然の孫弟子に当たる聖達の下で10年以上にわたり浄土宗西山義を学び、時宗の開祖とした御仁です。
もちろん、ご本尊さまの阿弥陀仏様を信心されています。
歴史的に、日蓮宗と浄土宗は、考えが交じり合いません。
すこし不仲と言えます。
その辺の配慮として、日蓮宗と浄土宗の対比でなく、日蓮宗と時宗の対比にされたのかもしれません。
時宗も、親鸞上人と同じく、浄土宗の教えの中から、新たな教えを説かれていますからね。
すこし不仲と言えます。
その辺の配慮として、日蓮宗と浄土宗の対比でなく、日蓮宗と時宗の対比にされたのかもしれません。
時宗も、親鸞上人と同じく、浄土宗の教えの中から、新たな教えを説かれていますからね。
「蓮念」もさんは、太鼓を持ち出して、「南無妙法蓮華経」と唱えます。
「遍念」さんは、鐘も持ち出して、「南無阿弥陀佛」と唱えます。
この掛け合いが、まるで漫才です。
まちろん、狂言ですから、そうした要素はあります。
何ともコミカルで面白いです。
「遍念」さんは、鐘も持ち出して、「南無阿弥陀佛」と唱えます。
この掛け合いが、まるで漫才です。
まちろん、狂言ですから、そうした要素はあります。
何ともコミカルで面白いです。
やがておかしな風になり、獅子が出ると怖がり、舞台の袖に下がります。
次に、親子の獅子が現れます。
さっきの右近左近のが獅子の精になって登場です。
次に、親子の獅子が現れます。
さっきの右近左近のが獅子の精になって登場です。
髪は、親獅子が白、仔獅子が赤です。
紅白の獅子の髪を振り乱して踊ります。
その二人の息の合っている姿に、場内から、鳴り止まない拍手です。
紅白の獅子の髪を振り乱して踊ります。
その二人の息の合っている姿に、場内から、鳴り止まない拍手です。
仔獅子の壱太郎丈は、何とも勢いがあって、いいですね。
若い気がみなぎった舞台です。
そして、二匹の獅子は、獅子の座に付きます。
若い気がみなぎった舞台です。
そして、二匹の獅子は、獅子の座に付きます。
有名なシーンですが、生のライブで見ると迫力があります。
やー、歌舞伎って、素晴らしいですね。
うーん、満足の歌舞伎の観劇に、やはり秀樹じゃないけど、しょうえ感激です。
場内から、鳴り止まない拍手が続きます。
やー、歌舞伎って、素晴らしいですね。
うーん、満足の歌舞伎の観劇に、やはり秀樹じゃないけど、しょうえ感激です。
場内から、鳴り止まない拍手が続きます。
今あることは、偶然でなく、必然です。
天命を受けて、今日存在しています。
生きているのでなく、生かされています。
もちろん、私は仏様のお陰です。
天命を受けて、今日存在しています。
生きているのでなく、生かされています。
もちろん、私は仏様のお陰です。
仏縁を頂けたことが何よりありがたいです。
ありがたいと手を合わせて感謝しています。
この歌舞伎鑑賞の機会を頂けたHさんにも感謝しています。
ありがとさんです。
ありがたいと手を合わせて感謝しています。
この歌舞伎鑑賞の機会を頂けたHさんにも感謝しています。
ありがとさんです。
日々の暮らしの中、そんな暮らしの中にこそ、幸せはあると思います。
花を見て、月を見て、旬を食らい、酒を呑む。
やはり、至福です。
ありがたいです。
やはり、至福です。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。
最後まで、一服の清涼剤には成らなかった話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。