''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

おでんの不思議な妙味より。

朝からどんよりした雲空の京都伏見の地です。
穏やかな朝でした。
日曜の昨日も、仕事でした。

 

少し疲れます。
仕事に疲れるのでなく、人に疲れます。
いろんな方がいます。
気遣いの出来ない無神経な人が多いです。

 

いい年配になって、自分の立場もわきまえず、勝手な振る舞いにイライラしますね。
歳をとると、角が取れて丸くなる。
そう言っていたのをよく聞きます。
それも万人には当たりません。

 

やはり、この世は十界互具の世界ですね。
三千一念の天台の妙義です。
いろんな不思議な事件が多いのも、その為ですね。

 

人の姿をしていても、その基底は、阿修羅の人かもしれません。
争いを好む基底です。
どこに行ってもトラブルです。
人も離れます。

 

そんなことをよく思います。
そんな危険な匂いのする方には、近づかないようにしています。
そんな方によって、こちらに近づこうとされます。

 

こんな悪い縁を断ち切りたいです。
そう思うのが、人の常ですね。
触らぬ何やら、祟りなしですからね。

 

危険を回避できる術を持つことは、必要です。
何か感じることがあり、通勤にいつもの違う道を通ることがあります。
バタバタとして、少しいつもより遅れそうになると、こう思うようにしています。
仏様が、少し時間をずらして、危険を回避させて下さっているのだとね。

 

ありがたいことです。
そう思える心のゆとりが、物事をイライラさせません。
心の三毒も抑えることが出来ます。

 

ありがたい仏縁に、繋がっているという安堵があります。
それがいいですね。
そう思うようにしています。
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ほっとする時間は大切です。
先日の休みに、おでんを作りました。
私的には、おでんと言うより、関東煮(かんとうだき)です。

 

おでんで一杯、晩酌の慰労酒もいいですね。
手酌で頂く妙なる味です。
晩酌という言葉は、英語のドリンクではないですからね。
他の国の言葉に翻訳できないニュアンスがあります。

 

時代劇やドラマでも、「おでん、燗酒」と書かれていると、ほっとします。
場末の盛り場のイメージもしますが、私はサラリーマンが帰りに立ち寄る憩いのイメージが強いです。
空腹を癒すのでなく、家で食事も待っています。

 

軽く慰労の酒を呑み、仕事場の憂さを晴らす。
家庭に仕事を持ち込まない、そんなスタイルを感じますね。
この一杯が、気持ちのリセットボタンです。

 

我が家でも同じです。
休肝日も作っていますが、基本、このリセット作業は必要です。

 

これがあるとないとでは、心のモチベーションが変ります。
憂さを晴らす酒もよくないことは分っていても、どこかで心のわだかまりを吐き出す。
そんな作業です。
手酌酒で、ネットの動画や手持ちのDVDを見て、心をリセットします。

 

愚痴の酒は、深酒になります。
何も考えないで、心を白紙に出来る作業が、心の平安に繋がります。

 

おでんを肴に晩酌をする。
食すると言う行為だけでなく、何とも言えない妙なる行為があるだけです。

 

玉子、厚揚げ、大根、豆腐、ごぼ天、鳥の手羽元、ちくわ、いろんなものが入っています。
何から食べようかと、心が楽しくなります。

 

心の憂さを晴らして、楽しい晩酌が出来れば幸せです。
ありがたいことです。
おでん、燗酒にも、こんな妙なる世界があります。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、豆腐や厚揚げのように、四角四面の三角野郎の戯言に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。