''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

深夜食堂 第七話 「タマゴサンド」より。

朝から、どんよりした曇り空の京都伏見の地です。
それでも、少し前の、朝の肌寒さはありませんね。
今日で12月です。
師走です。

 

年末には、ゆっくりしたいです。
DVDやHDDの映像でゆっくり楽しみたいです。
まだ見ていなかったり、整理が付いていないものが、意外に多いです。
よくありますよね。

 

その点、最近のオンデマンドはいいです。
少し料金がかかりますが、見たいドラマや映画が、自分時(じぶんどき)で楽しめます。
レンタルビデオに行っても、返すのが意外と手間です。
最近は、メール便で宅配してくれるサービスもありますね。

 

お手軽に、ネットで見るようにしています。
それに、古いアニメを見ていますよ。
最近見た「バビル二世」は懐かしかったですね。
スペースコブラ」も古い作品ですが、今見ても全く遜色がないですね。
やはり、SFの世界はすごいです。

 

それに大阪こてこての「じゃりン子チエ」なんかよく見ます。
高畑勲監督の作品ですからね。
人情もドタバタもありで、時に涙しそうなこともあります。
火垂るの墓」(1988)の監督さんですからね。

 

いろんな大人が居ます。
それらも含めて、生きるというテーマを感じます。
少し不幸な家庭環境にめげず、自立している小学生です。
現実的ではありませんが、昔は子供が店の手伝いをする風景もありましたね。

 

チエちゃんは違います。
まさしく経営者であり、自分の店ですからね。
働くのも、基本自分だけです。

 

料理(ホルモン焼き)も作ります。
お酒も注ぎます。
ビールも運びます。
勘定も、経理もしています。

 

ですから、宿題を忘れることがあろうとそれも仕方ないです。
勉強の方も得意ではありません。
しかし、そろばんは得意です。

 

経理のプロです。
毎日、店の売り上げを計算しています。

 

今日日(きょうび)、そろばん? て、いいながら暗算で、すぐにお勘定を計算するのは凄いです。
ホルモン串をごまかしても、しっかりしています。
ちゃんと、落とした串の料金も取ります。

 

この辺は、京橋の「まつい」とも通じすね。
まついも電卓でなく、その場で暗算のお会計です。
新人さんは、時々間違います。
少ないときは言いませんが、多いときは「もう一度」と言います。

 

最近、京橋に行っていないです。
駅前の「まつい」の串カツやどて焼きが、食べたくなりました。

 

場末の居酒屋のイメージと言えば、ドラマ「深夜食堂」です。
オンデマンドでよく見ます。
朝ドラの「カーネーション」の、父親の善作(小林薫)さんが、料理を作っていないのが、何とも不思議な感じです。
職人のイメージですからね。

 

そんな中、第七話に「タマゴサンド」が登場します。
この回の主人公は、朝ドラのヒロインをしたことがある村川絵梨さんです。
風のハルカ」の水野ハルカさんですね。

 

大好きで、最近でもNHKのオンデマンドで、何度もお気入りシーンは見ていました。
深夜食堂」は、朝ドラのヒロインがよく登場します。
田畑智子さんだったり、お茶漬けシスターズの須藤理彩さんだったりです。
行きあたりばったりな気もします。

 

タレントの卵として、ふらりと「深夜食堂」に立ち寄ります。
何を食べようかと、迷います。
無難な豚汁定食を頼みます。

 

そして、ブログに乗せるので、写真を撮ってもいいか、マスターに訊ねます。
店の名前の解らない様にしてくれるなら、いいと言います。
普通は逆だと、言われるのも、これまた味があります。

 

食べ始めて、少ししてから、新聞配達苦学生の中島(田中圭)が、この店にやって来ます。
食パンを持参です。(そんなんも出来るんや)
「タマゴサンド」を注文です。

 

ゆで卵をざっくりと大きめに荒く刻まみ、程度なマヨネーズを和えます。
入れ過ぎると、マヨネーズの味しかしません。
少しにして繋ぎにする程度、混ぜます。
そして、パンに塗る。

 

あまりに美味しそうだったので、リサ(村川絵梨さん)が見ていると、一つどうですと、中島君が薦めます。

 

大学生の中島は、苦学生です。
新聞配達しながら、大学に通います。
朝は早朝から朝刊を、夕方は夕刊を、そして、折込チラシの入れ込みと、大変な学生生活です。

 

私の知り合いにもいましたね。
住み込みもさせてくれるので、家賃は助かります。
食事も何度か付きますので、助かります。

 

それでも、自由は少ないです。
大抵は、半年ほどで辞めます。
それでも、苦学生は4年間そこで暮らすことあります。

 

大学の学費やら、生活費を考えると、住み込み食事付きに勝るものはありません。
それ以上に苦労はあります。
辛いと思います。
それでも、その中で、ささやかなタマゴサンドが、食べられる生活に感謝しているみたいです。

 

この二人が、接近します。
もちろん、リサ(村川絵梨さん)からのアプローチです。
木曜の朝に中島が来るのをして、その時間に待っています。
二人の恋です。

 

しかし、二人には住む世界が違いすぎました。
スターへの階段を上りつつあるリサと、新聞配達の苦学生の中島では、住む世界の違いを痛感します。
特に中島が、痛感します。

 

そんなこんなで、リサに結婚報道です。
それを聞いて、中島は迷います。

 

リサも悩んでいます。
しかし、リサは優しい婚約者を選びます。
仕事関係の婚約者は、中島の恋の相談も受けています。

 

そんな区切りに、リサは中島に別れを告げます。
自分の心の整理だったのでしょうね。
そのままにしていても、結ばれない恋話です。
自然消滅も、ありです。
それを選ばずに、自分の言葉で、中島君にさよならを言いたかったのでしょうね。
イメージ 1

ハッピーエンドではない終わりでしたが、それもドラマです。
急に食べたくなって、「タマゴサンド」を作りました。
上の写真です。
久しぶりに作ったサンドです。
昔、バイトで作っていましたので、懐かしい感じです。

 

ブログ用ですから、耳は切りましたが、自分用になら、つけたままのサンドにします。
意外に美味いです。
よく出来ています。
自我自賛ド・です。(ここしか、笑うとこないです。ねぇー、とおるちゃん!!)

 

写真のように切ったサンドの耳は、次の朝の朝食にオーブンで焼きましたね。
耳も美味いです。
日本の食パンは、大変よく出来ています。
外国への土産にも喜ばれるようです。(最近見かけませんけど、戦場カメラマンの話です)

 

確かに日本の食パンは美味いです。
厚切りトーストにして、バターを塗って食べるのは、美味いです。
茶店のモーニングみたいですね。
和食党ですから、懐かしいです。

 

和と言えば、12月、今年最後月、そう極月です。
毎年、この時期には、赤穂浪士の話を特集しています。
今年は、少し生活が忙しいので、番外編という形で、不定期の記載をして行こうと思っています。

 

毎年、12月になると、この話をしています。
すでに3年が過ぎ、今年で4年目に突入していますので、多少ネタ切れでもあります。
郷里播州の出身として、やはり、赤穂が身近な存在です。
いろいろな角度から、この摩訶不思議な事件を検証してみたいです。
いろいろと生活が忙しくで、調べる時間がなく、本編でなく、番外編にして見ます。

 

タマゴサンド、パンの次にタマゴ、そして、パン、次にタマゴ、そして、パンです。
三世の空の世界と似ています。
過去世、黄泉、現世、黄泉、来世です。
三世の空なら、三世の食う、サンド一致しています。

 

現世の修行は、悪い縁を断ち、いい縁を結ぶことです。
その為には、悪い行いをせずに、いい行いをする。
ここに起因すると思います。

 

何が悪で、何が善か、時代により相対的です。
仏の世界では、すべてが善ですべてが悪です。
人として、何が善か悪か、それは人の道です。

 

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せが落ちています。
拾うか拾わないかだけです。
上を見ても、下を見ても、キリがないです。
自分の身の丈に合った暮らしの中に、あります。

 

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝しています。

 

花を見て、月を見て、タマゴサンドを食らい、酒を呑む。
至福です。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすので、私の願いです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、コレ捨てロールの多い話、いえいえコレ拾うルールの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。