''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

蕎麦屋で、今年最初の忘年会 より。

朝から日差しが玄関にも入っています。
天気はいいようですが、肌寒い京都伏見の地です。
いやはや、朝は寒いです。

今週は珍しく、土曜日曜の連休を過ごすことが出来ました。
平日の休みが多かったです。
それも連休はいいですね。

人様並の暮らしを出来たと喜んでいます。
それ以上に、平日休みなら、友人と会う機会が少なくなります。
ほぼ皆無です。

師走の土日ともなれば、やはり忘年会と称して、一杯呑みたくなります。
土曜は、学生時代からの友人、あゆあゆのパパと一緒に蕎麦屋で、昼間から一杯です。
場所は、三条の有喜屋さんですね。

少し前は、祇園の権兵衛と決めていましたが、すでに名店は長い歴史に幕を閉じています。
いい店でしたね。
蕎麦の味といい、一杯呑む肴といい、それに菊正宗の味もいいもの使っていました。

池波正太郎氏によれば、菊正宗の特級酒と言えども、いろいろあるとのことです。
一番いいものが、宮中でも使われていると聞いたことがあります。
(『池波正太郎鬼平料理帳』佐藤隆介編 文春文庫より)

もし、私達が呑めるなら、蕎麦屋、それも浅草の藪ならあるそうです。
確かに、私も若い頃、一度浅草の藪に行きましたね。
店内に、デンと菊正宗の樽酒があったのを記憶しています。
ただ、夏場に行ったので、やはり冷より、ビールを呑みました。

寒いこの時期なら、熱燗もいいでしょうね。
季節が、春か秋なら、冷(常温)も美味いでしょうね。
今、夏に行った事を少し未練が残ります。

もちろん、そばも食べました。
折角来たのだからと、最初に冷たいもりそばと、そして、次に温かいそばの二種類を頂きました。
東京の蕎麦と言うものは、こうしたものかと、思ったくらいでした。
飛び切り美味いと言う感覚はなかったです。
まだまだ、江戸の通には及びません。

しかし、神田のやぶそばにも行ったことがあります。
こちらの菊正宗も上等でしたね。
今でもその味わいが、舌の記憶として残っています。
そばも、神田のやぶそばの方が、私は好きです。
店内も趣があります。

祇園の権兵衛は、これらの店と同様に、京都では有名なお店でした。
寒い時期、ここで、温かいしっぽく蕎麦と熱燗が何よりの楽しみでしたね。
一人でもぶらりと入りました。

あれからいろいろと修行を重ね、現在に至ります。
店の味もいろいろあります。
池波正太郎氏の金言、「飲まぬくらいなら、蕎麦屋へは入らぬ」は、守っています。
「磯波そば」のページでしたね。

二人だけの忘年会とは、久しぶりの再会に、話も盛り上がりました。
最初は、やはりビールで喉を潤して、次に熱燗です。
やはり、菊正宗です。
それも昔で言う特級酒です。
木香がします。
樽酒ですね。

上等な菊正宗です。
神田のやぶぞはで呑んだ時より、樽酒の香りが強いです。
これは当りです。
前に何度か来ていますが、樽の香りがした記憶はありませんね。

有喜屋もいろいろあります。
寺町通りにもありますが、ここ三条店が一番落ち着きます。
年配の方が多いです。
この日は着物の方もおいででした。

1階のテーブルも悪くないです。
地下も悪くはないですが、やはり2階席がいいです。
2階の和室の畳に、テーブルと椅子という組み合わせも、私は好きですね。
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酒の肴は、出し巻きに、定番の板わさ、そして鰊(ニシン)です。
出し巻きも、程よく出汁が聞いています。
熱々の玉子に、少し大根おろしを乗せて頂くのがいいですね。
鼻腔に抜ける出汁と玉子の香りです。
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板わさのかまぼこもいいですね。
わさびの他に、大葉の刻んだものや、梅肉が食欲をそそります。
梅肉は、かまぼこと相性がいいです。

かまぼこは、茨木屋あたりのものでしょうかね。
練り物の味がしっかりしています。
弾力もいいですね。
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鰊と言えば、硬いイメージですが、箸でもほぐれます。
甘い味付けですが、細切り白ネギを載せて頂くのは、私の好みでもあります。
店内でも、お土産用に、鰊は売られています。

でも、ここの美味いものに揚げるなら、最初の付き出しに付く「そば味噌」は炒ったそばの実が入っていて、これまた美味いです。
香りといい、甘味といい、日本酒にも合います。
お酒もお替りしました。
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〆には蕎麦を頂きます。
あゆあゆのパパは、通ですから、せいろを三枚の注文です。
私は、少し空腹でしたので、お昼のセットメニューを頂きました。
ミニの天丼とざる蕎麦のセットです。

昼過ぎに、有喜屋に来ると、このセットにすることが多いです。
すこしだけご飯ものが食べたくなります。

中年男二人して、何をしゃべるか、いろいろですよ。
世間の景気は、よくないですからね。
仕事の事やら、家族のことやら、友人の事やらです。

彼は、幸せそうです。
いつもそう思います。

今あることに感謝しています。
ありがたいと感じることも多いです。
日々の暮らしの中、こうして忘年会と称して、昼酒を頂くことに、何より幸せを感じます。

ありがたい仏縁のお蔭です。
今年も、もう少しですが、穏やかに過ごしたいいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、年を忘れる友人との二人酒の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。