''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

冬至のかぼちゃで、一年無事に念じます より。

昨日は、冬至でしたね。
遅く帰宅には、ゆずいっぱいの風呂に浸かりました。
贅沢な時間でしたね。
風呂の中、ゆずの香りでいっぱいです。
体まで、ぽっかぽっかです。

 

ぽっかぽっかと言えば、一昔前の昼ドラです。
田所麻美(七瀬なつみ)、夫の慶彦(羽場裕一)、娘のあすか(上脇結友)の田所さん一家の温かいホームコメディードラマです。

 

はちゃめちゃな、麻美さんが広げる元気になる昼ドラでしたね。
最近、こうした昼ドラはすくないですね。
愛と憎悪を含むドロドロしたものが多いように思えます。

 

私にとっては、何だか幸せそうな家庭の代名詞です。
テーマソングも何だかよさ気でした。
♪幸せはまだかい まだまだだよ~

 

充分に幸せです。
これ以上の欲張った幸せは、強欲です。
このドラマで、日々の暮らしの中に、いっぱい見えますからね。

 

私も、この一年も、穏やかに過ごせたように感じます。
もちろん、いろいろありましたね。
激動の一年であったとも言えます。
それでも、何とかこの一年残りわずかと言えども、元気で暮らしいます。
ありがたいことです。

 

昨日のゆず風呂といい、冬至のかぼちゃといい、節目の行事は楽しみたいです。
ささやかながら、楽しめます。
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かぼちゃの写真も忘れずに、記事にアップして、季節感を楽しみたいです。
このかぼちゃは、北海道の雪化粧かぼちゃという名でスーパーに売られていました。
聞いた事がないですが、ホクホクして味もいいですね。
少し硬い目で、私好みです。

 

料理屋さんでも、かぼちゃはよく使います。
炊き合わせと言えば、かぼちゃ、飛龍頭(りろうす)、フキ、里芋、ねじり梅の人参、季節の野菜、それに絹さやです。

 

年間を通してかぼちゃは使われます。
甘味を含ますのが、プロの腕です。
家では、それほど甘くないのが、私の好みです。
出汁を効かせて、甘味もあります。
かぼちゃは、好物の方ですね。

 

最近では、トンガ産のかぼちゃがよく使われています。
京都の京野菜にも、鹿ケ谷カボチャが有名です。
瓢箪のような腰にくびれがあります。
ちょっとセクシーかもです。

 

鹿ケ谷と言えば、俊寛僧都を思い出します。
歌舞伎の「鬼界ヶ島」、「鹿の谷」でも、この話ありますね。
あの辺りに、別荘があるとはなかなか優雅です。
平家打倒の企てに、鬼界ヶ島への島流しです。

 

鬼界ヶ島は、諸説あるようですが、薩南諸島あたりか、長崎あたりの九州の方ですね。
三人島流しで、自分ひとりだけ、赦免されず、居残りです。
これは辛いぞ。
最後は、悲しい結末です。

 

ひとりでも、生きて待つべきでしょうね。
すでに出家して、この世を捨ててるわけですからね。
どんな場合にも、この世は、仮の「空」と思えば、御仏に仕える身なら、何のことないはずです。

 

それでも、1人は孤独かもしれません。
しかし、物は考えようです。
1人の時間を楽しむと思えば、こんな楽しいことはないはずです。
島に誰も居ないわけではありません。
寂しいなら、島の人に仏法を諭すのも、これまた仏の道でしょう。

 

どんな時にも道はあります。
我家の前の道も、きっと長安に続いています。
日々の暮らしの中にこそ、幸せがあると思っています。
特別な幸せは、それほどありません。

 

それを理解すれば、日々の暮らしで、目線を下げれば、幸せが落ちています。
夏至夏至の、冬至冬至の楽しみがあります。
今年後わずかと思うか、新しい年にもう少しと思うか、何も変りません。
思う方の気持ちです。

 

昨日は、一番日が短いのですから、今日は、昨日より日が長いです。
気持ちの上での変化です。
すべてに杞憂することはないですね。

 

生きているのでなく、生かされています。
そう思える人生は、きっと豊かです。

 

ありがたい仏縁のお蔭です。
ありがたいと感謝しています。

 

花を見て、月を見て、かぼちゃを食らい、酒を呑む。
至福です。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、軟禁(南京)したような長い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。