''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

中ノ島公園 淀屋橋から天満橋まで 黒船来襲編 より。

朝から天気がいいです。
日差しもありますが、やはり寒いです。
師走の駆け足の音が聞こえそうです。

 

何やら、慌しい年の瀬です。
新年には、何かいいこと、いい企画はありましょうや?
来年は、「明日またるるその宝船」と行きたいです。

 

土曜日は、淀屋橋で忘年会でした。
昼間の飲み会でしたので、終われば3時前です。
中ノ島辺りの公園には、イルミネーションの光の用意がされているようです。
夜には、幻想的に光るんでしょうね。
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それは、夜のイベントです。
おしゃれな屋台が、あちこちに並んでいます。

 

今年のB級グランプリ常連屋台の名が見えます。
富士宮やきそば津山ホルモンうどん、おしゃれな洋食屋さんもあります。
でも、3時位では仕込みの準備中です。

 

酔い覚ましに、北浜を通り、天満橋辺りに差し掛かります。
あー、何か見えます。
黒船です。
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ちょうど自分達の前で、ユータウンです。

 

幕末の人たちは、こんな黒船を見たら驚いたに違いないです。
黒煙も蒸気の音もしないですが、それでも突然川に浮かぶと、びっくりします。
前回は、水陸両用のバスが、川の中を走っていましたね。
あれも驚きでした。

 

幕末のペリー提督率いる黒船に、浦賀に来航したときに流行った有名な狂歌がありますよね。
「太平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)、たった四杯で夜も眠れず」

 

初めて聞いた小学6年生の時、「蒸気船」というお茶の銘柄があると思っていました。
中学生になり、茶屋で上の喜撰で、上喜撰かと気付きました。
多分先生も、知らなかったと思います。

 

私は、雁金(かりがね)の方が好きです。
雁金は、茎茶です。
何とも上品な香りと、澄んだ味が大好きです。

 

雁金には、ほうじ茶の雁金もあります。
まるで、チョコレートのようないい香りがするんです。
これが、極上のほうじ茶だと、格別です。
値段は、雁金と言っても、ほうじ茶ですから、求めやすい価格です。

 

お茶が呑みたくなりましたね。
いつもいつも、呑み助と言っても、お茶も愛します。
ほうじ茶には、かりんとうが合うかもです。
郷里播州、油菓子の産地です。
懐かしい味わいです。

 

「太平の眠りを醒まさず上機嫌  たった四杯で昼まで起きれず」
この日は、ふぐのひれ酒四杯に、こんな気持ちで家に帰って、ゆくっり眠りたかったです。
次の日曜日も休みでしたからね。
なかなか、連休が当りません。

 

ゆっくりしたい気分もあります。
それ以上に、いろいろやらないこともありますからね。
本当のゆっくりは、やはり非現実の世界です。

 

昼間の酒は、効きますね。
心地よい気分に、年の瀬を迎えられそうです。
人様の正月は出来そうにないですいが、それでも、心穏やかに安穏に過ごせれば、これ以上の幸せはないです。

 

どこか海外に行く予定もありません。
どこか温泉に行く予定もありません。

貧家で祝う穏やかな正月があれば、それが幸せです。

少しのご酒があれば、いいです。
少しの肴があれば、いいです。

 

今年も僅かです。
静かに、過ごしたいです。

 

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らしています。
静かに手を合わせます。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、四草(四さま)の落語のように、瀬を早んだ話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。