''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

京都駅上、The CUBEの田ごとで、初そば三昧より。

昨日の雨は、よく降りましたね。
今日は朝からどんよりとした曇り空の京都伏見の地です。
昨日は、東寺の初弘法さんの日でした。

先週から、21日なら初弘法さんに行こうと予定を立てていました。
同行するのは、いつものカメラマンです。
今年からいろいろなことがあり、そして、船出の年にしたいと考えて行動していました。
今日も朝からいい兆しです。
ありがたいことだと感謝しています。

そんなこともあり、船出の祝杯を上げようと、同行カメラマンの接待です。
私が、接待される方です。
場所は、京都駅上のThe CUBEの田ごとです。
前にも来た事があります。

The CUBE(ザ・キューブ)と言われても、ぴんとり来ないと思います。
京都駅の上にある専門店街とレストラン街です。
伊勢丹と綱かっています。

そのまま進めば、京都駅のラーメン小路の所です。
田ごとは、その階は一階上にあります。
お店に入るには、すでに10人ほど外で並んでいました。

でも大丈夫です。
椅子が置いてありますので、座って待てば、苦になりません。
10分ほど待つて、店内に通されました。
案内された席は、京都駅の大階段が見える特等席にでした。

すでに並んでいる時に、メニュー渡されていましたので、ゆっくり何にしようかと考えられました。
イメージ 1

まずは、祝杯とお銚子一本(525円)です。
付き物に、塩した揚げたそばです。
簡単に言えば、そばチップスですね。

なかなか美味いです。
塩加減がいいですね。
パリポリといい食感が、口中で心地よいリズムを奏でます。

徳利もなかなか趣きがあります。
四方に、春夏秋冬と書かれています。
しかし、秋だけ、「火禾」(一文字)と字が逆になっていますね。

禾は、作物を表し、火(太陽)で乾かすことを示す字が「秋」のようです。
「火禾」(一文字)は、確か「秋」の篆字でしたね。

出展は、小篆にも、古孝経にも、胡氏千文にもあります。(四體大字典P1071)
意外と古い甲骨文字にはあるようですね。
篆字や甲骨文字、よく見るとおちゃめです。

小料理屋で、よく見かける色紙に、「二升五合」や「春夏冬五合」と書かれていますよね。
お読みになれますかね。
「二升五合」は、商売繁盛と読みます。
えって、一升が倍で、「しょうばい」、五合は半升で「はんじょう」です。

じゃ、「春夏冬五合」と言うと、こちらは少し上級者辺です。
「春夏冬」は、春夏秋冬の「秋」がないです。
秋ないは、つまり、商い、それに五合は、同じく半升で「はんじょう」で繁盛です。
万歳、万歳、万歳と、関西の古典的なオチです。

商い繁盛と繋がります。
こりゃ、ゲンがいいです。
二月の節分にはまだ間ですが、あれを思い出します。

月も朧(おぽろ)に白魚の 篝(かがり)もかすむ春の空
こいつは春から縁起がいいわい。

歌舞伎の三人吉三の名台詞ですね。
すっと間違わずに言えば、ちょっとカッコいいです。(よー、関東屋!!)
おでん屋みたいに聞えますね。

この徳利はゲンがいいです。
まずは乾杯です。
イメージ 2

そうこうする間に、注文した「そば膳 やなぎ」(1050円)が来ました。
同行カメラマンは、ざるそばの膳のようです。
どんと真ん中に、ゆばの乗った温かいそばと、炊き込みごはん、香の物、天ぷら、小鉢の切干大根です。

天ぷらは、海老、大葉、海苔、白身の鯛、となかなか豪華です。
海老が上手に揚がっています。
格好だけの天ぷらの花も、散らさずに揚がっています。
小鉢の切干大根も、甘味も抑えてあっていい感じです。

温かいそばは、やはり美味いです。
ゆばの乗ったに、半月の人参が乗っています。

月も朧(おぽろ)に、あのフレーズですね。
九条ネギもたっぷり乗っています。
ネギが多すぎるに、苦情はありません。(今日は、ここしか笑うところないですよ。ねぇー、とおるちゃん!!)

香の物もなかなか上品です。
ただ、炊き込みごはんが、少し冷めています。

ごはんはお替り自由でしたので、半分だけ頼みました。
やはり、少し冷めていました。
きっと、厨房で、蓋して盛り付けたものが、置かれていますよ。
そのくらいの手間を省いた分、客を蔑ろにされいています。

オーダー入ってから、盛ってもいいじゃんね。
そういう苦情は、ジャンジャン言うべきでしょうね。
私は、気が弱いので言いませんけどね。
その分ブログに書きますよ。

これで炊き込みご飯が熱々なら、完璧に大満足です。
少し残念です。
昼時ですからね。

そうした手間を省きたいのでしょうがね。
気になっているお客さんは多いですね。
他が美味しかった分、残念です。

とは言え、私が名前を出したのは、そうあって欲しいという希望からです。
また、食べてみますよ。
それとも、キューブの田ごとでなく、駅前地下のポルタにも、田ごとありますので、こちらにも行ってみたいです。

今回は、ささやかな祝杯ということで、同行カメラマンにご馳走になりました。
いつもお気遣いありがとさんです。
小雨降る中、「春雨じゃ、濡れて行いこうかぁ」と言いながらも、濡れるのは嫌なので、傘は差して、東寺の初弘法さん向かいました。

ありがたいことに、私は仏縁を頂けています。
ありがたいと感謝しています。

花を見て、月を見て、そばを食らいて、酒を呑む。
至福です。
ありがたいですね。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

今日も明日も、私も世の中、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、苦情の多い他人事の記事に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。