''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

昨日の節分、塩鰯を食らう より。

朝から強い日差しが、貧家にも入ります。
寒いながらも、天候がいいですね。
日本海側では、やはり強い寒波の影響で、大雪の様子にですね。
怪我ないようにして下さいね。

今日は、立春ですね。
季節が、前に前に進んでいます。
まだまだ雪の多いながら、春に近づきます。
山里の雪間の草の「春」を、どや顔で、見つけたいものです。

そう言えば、昨日の節分は、豆まきやられましたでしょうかね。
朱塗りの枡に、炒り豆を入れて、「鬼は内、福も内」と言いながら、まかずに口中に納めます。
うまい。うまい。
炒り豆が好物ですから、毎日でも飽きませんね。

豆好きですから、豆腐も好きです。
お揚げさんも大好きです。
この年になると、大豆製品が、心地よいです。

厚揚げを、グリルで香ばしい焼いて、それにすりおろした「しょうが」を乗せて、そこに醤油を垂らす、こんなものが、異様に美味いと感じます。

グリルと言えば、昨日は「塩鰯」を焼きました。
鰯の多量の油に、手こずります。
塩漬けした鰯ですが、その油はハンパじゃないです。
焼加減が難しいです。
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いつものお気に入りの、はまぐりの中皿に盛りました。
添え物に、くし型にカットしたレモンでも、添えればなかなかの一品になります。
冷蔵庫にレモンが無かったので、あっさりと焼いた塩鰯だけです。

それでも、三角形ぽい、はまぐり型の皿に、少し反った鰯の形が、鎧兜をイメージされます。
この形なら、独眼流政宗でしょうね。
それとも、私達世代なら、キャシャーンでしょう。

新造人間キャシャーン』(しんぞうにんげんキャシャーン)は、1973年に放映のタツノコプロが制作した吉田竜夫原作のSFアニメです。
独特のストーリーに、未来こんなこともあるのかと、不安に思った大好きなアニメです。

キャシャーンがやらねば誰がやる」
そうオープニングに、台詞が入ります。
メカニックデザインは、やはりタイムボカーンシリーズでも見せたタツノコプロですね。
なかなかカッコウよかったです。

2004年には、実写版「CASSHERN」の紀里谷和明監督で公開されました。
思い入れがあるのも、よく分かります。
まだ、こちには見ていませんけどね。

時は、昭和不景気のオイルショックの時代です。
今の不景気の時代背景にも、よく似ています。
中東の事情によって、原油の高騰にも、似ています。

そんな中での、アニメでした。
少しテーマも暗くて、明るいご陽気のアニメではなかった分、印象に残っています。
少し前には、動画のギォオで見たこともあります。
過去にも、このブログで紹介しています。

ずっと人造人間だと思っていました。
でも、新造人間なんですね。

本作の仮タイトルは『ネオロイダー』だったが、読売広告社の松山貫之専務のアイデアで『新造人間キャシャーン』となった。企画書では「未来への財宝(キャッシュ)を捜す者」という意味を込めてキャシャーンと名付けられていたが、監督の笹川ひろしは、これをガラスが割れた音と捉え、ガラスが割れて二度と元に戻れないことを意味すると解釈。人間に戻れなくなった主人公像を重ね合わせた。(Wikipedia参照)

なかなか深いネーミングだったのに、驚きました。
人類に対しての、警鐘でもあると感じます。

機械を作った人間が、機械にこき使われる話です。
今なら、人間がコンピュータに管理されています。
スマートフォンの急増により、たった一つの部品のために、何万人何十万人と言う人の携帯電話が不通になります。

携帯電話やスマートフォンに、人間が使われています。
誰が「主人公」なのか、分かりません。

趙州和尚(じょうしゅう)の言葉が、思い出されます。
「他(ひと)は十二時に使われているが、我は十二時を使う」
身につまされる言葉です。
自分が自分として、その時間を使うのが、いいですね。
何にも束縛されず、何にも邪魔されない心の世界です。

日常では、そうはいきません。
仕事に使われて、家庭に使われるからです。
どんな時でも、心に安穏に見つけます。
日々の暮らしの中にこそ、幸せがあります。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らしています。
季節季節の行事を楽しむのも、その一つです。

花を見て、月を見て、焼いた塩鰯を食らい、酒を呑む。
至福です。
ありがたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、アンドロ(イド)軍の策謀の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。