''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

桃の節句 ひな祭り これで一杯呑めますよね より。

温かな昼間でしたね。
今日は、出町柳まで足を運びました。
昼ごはんも、お外(柴淳風に)で頂きました。

 

久しぶりの温か日差しに、春の心地です。
梅も、チラホラ咲き始めていました。

 

今日も3月3日の桃の節句です。
ひな祭りです。
女の子の節句です。

 

女の子の居る家庭では、雛壇に、チラシ寿司に、蛤の吸い物ですね。
白酒も出るのかもしれません。

 

子供の成長は、楽しいものでしょうね。
特に女の子は、可愛いですよね。

 

チラシ寿司は、いいですね。
海老やら金糸卵やら乗って、豪華です。
私達の郷里では、バラ寿司と呼ぶ事が多いです。
炊いたレンコンやら、人参やらの具材が、たっぷり入っています。

 

チラシ寿司みたいに魚介類は入りません。
田舎風のバラ寿司は、ご馳走です。
そんな時、梅酢で漬けた紫色の紅ショウガが大好きです。
焼そばの朱色の紅ショウガではありません。

 

塩辛い紫色の紅ショウガです。
あれで、日本酒呑めますからね。
そんな用に我が家では、紫色の紅ショウガは用意しています。
あまり、多様し過ぎて、残りわずかです。

 

蛤の吸い物も、いいですね。
上品な加減が、いいですね。
蛤は、一対の貝が、唯一合います。

 

夫婦和合の象徴として、古来女の子の節句の逸品ですね。
親が、子供の幸せを祈る意味もあります。
蛤の吸い物も大好きですね。

 

実家では、貝の吸い物はよく頂きました。
蛤やあさりの吸い物は、独特の味わいです。
琥珀酸の貝の旨味です。

 

三つ葉をちらしても、結んで椀に乗せてもいいですね。
朱色の椀に、三つ葉の緑です。
桃の節句は、彩が大切です。
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雛あられや五色の豆もいいですね。
季節物ですから、私も朱塗りの枡に、五色の豆を盛りました。
何となく春めいていいですね。
少し甘い目ですが、これなら日本酒にも使えます。

 

豆の感触が何ともいいです。
単なる豆好きだけです。
炒った豆が好物です。
炒り豆でも、酒は呑めます。

 

昭和の名曲、ラクーダの「日本全国酒飲み音頭」(作詞:岡 本 圭 司作曲:ベートーベン鈴木)ですね。

 

♪ 酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ~
一月は正月、二月は豆まき、三月はひま祭り、四月は花見、五月は子供の日と、続きます。

 

作曲が、ベートーベン鈴木とは、ふざけていますよね。
作曲と言えば、モーツァルトか、ベートーベンですかね。
ワーグナー鈴木でも、いいと思うんですけどね。
そうそう居ましたね、ナニワのモーツァルトもね。

 

ここは情緒ありの定番です。
♪ 灯りをつけましょうぼんぼりに、お花をあげましょう桃の花~

 

五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ) 今日は楽しい ひな祭り

 

2番の.♪ お内裏様(だいりさま)と おひな様 二人ならんで すまし顔~

 

このお内裏さまとお雛さまと言うのが、実は意味が有るようなんです。
人形と言えば、日本のお家芸です。
その人形の中の人形が、お内裏さまとお雛さまのようです。
人形に「お」と「さま」が付く人形は、他にありません。

 

時の帝ですからね。
今上天皇さまですからね。
ありがたくも恭しく、帝を人形にすることを許されている特別な人形です。
今と、昔では、立ち位置が逆とも聞きます。

 

和歌音曲の中、楽しげな日本文化でもありますね。
そんな時には、やはり酒ですね。

 

子供さんなら、白酒ですね。
江戸時代は高価なもので、白酒の売れ行きだけで、他の日も暮らしていけたと言うくらいに、江戸中でモテ早された逸品だとも聞きます。

 

甘いですからね。
私は、普通のお酒がいいですね。
この時期なら、上燗にしても、ヌル燗にしても、日向燗にしても、呑めますね。
通なら、やはり「冷」です。
冷酒(れいしゅ)でなく、常温のお酒です。

 

今日の昼間なら、どれでも楽しめたでしょうね。
家族が集まり、華やいだ女の子の祝いです。
桃の節句とは、よく言ったものです。

 

桃源郷の桃ですね。
桃源郷は、ユートピアですね。
ユートピアとは、似て非なる、正反対のものという意味があるようです。
現実社会から逃避かもしれません。

 

日常の暮しに、本当の幸せがあると思います。
特別な幸せを求めると、それがユートピアになってしまいます。
日々の暮らしのささやかな出来事に、幸せを見つけられると、それが幸せです。
小さい幸せは、もっと小さな幸せを、見つけられることになります。

 

特別なものの中でなく、日常にこそ、幸せはあります。
家族で暮らせる日常が、一度手放すと、手に入れることは適いません。
東日本大震災の被災地の子供らにも、きっと今日はひな祭りが来たことでしょうね。
雛人形はなくても、ご馳走はなくても、家族で過ごせることが、何より幸せであると、感じられていることだと、思います。

 

日々の暮らしに、幸せを見つけたいです。
また、見つけられますよ。
ありがとさんと、感謝すればね。
ありがたい仏縁に感謝しています。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

 

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、酒三杯勘定できぬ酔っ払いの話、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。