''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

相国寺の御庭の紅白梅 より。

雨、よく降りましたね。
梅雨の時期かと思うようでした。
いえいえ、雨の日も、好日です。

昨日に続いて、今日も大本山相国寺承天閣美術館の話を少しして見たいですね。
お庭に、紅白の梅が、ちらほら咲いています。
1分か2分ほどです。

ここ数日の温かさと雨で、一気に開花しそうな様子です。
ちらほら、きれいに咲いている梅もあります。
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紅の梅、何ともカレンで上品です。
梅の香りもします。

相国寺の境内も、綺麗に手入れがされています。
境内を入ると、勅旨門から、石の橋、その下は池になっています。

蓮の花とかが、咲くのでしょうね。
今は何も咲いていません。
境内に花が少ない季節です。
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その中に、よく見ると白梅が咲いています。
まだまだ2分咲きでしょうね。
やはり、梅の香りがします。

梅は香りでしょうね。
それでも木立は必要です。
春の息吹をその香りのだけでなく、しゅっと伸びた枝にも、春が見えます。

人は心よ。
それでも、姿は必要です。

渓梅の香りも、お庭の香りも、梅の存在を感じます。
徐々に春の訪れを、楽しみに感じます。
この境内にも、春を見せばやと、ドヤ顔が見えます。

強大な寺院の境内は、都会の幻想ですね。
ここ相国寺は、京都の中心碁盤の中です。

すぐ近くに御所があり、隣は同志社の学生の学び場です。
それでも、静かです。
静かに感じるだけかもしれません。

大きな道路に車が、引っ切り無しに走っています。
お寺の隣の烏丸通りには、地下鉄も通っています。
それでも、お寺の境内という特別な空間が、京都の春を感じます。
古都という響きが、紅白の梅と合いますね。

時間が静かに流れます。
人の使える時間は、貧富老若男女関わらず、1日24時間です。
これほど平等なことはないです。
24時間に使われるのも、24時間を使うのも、私達自分です。

ありがたい仏縁を頂けていることに感謝します。
1分1秒、それを繋いだ一日、逆を言えば、「一大事と申すは、今日ただ今の心なり」(正受老人集)です。

一日、一日を生きていく。
一瞬、一瞬を生きていく。
今この時、この場所ですね。

今生かせて貰っていることに感謝です。
ありがたいことです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、夢心地の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。