''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

梅園の意外な楽しみ方、一手ご伝授 より。

朝から天気がいいです。
昨日に比べて、幾分か暖かいかもしれません。
昨日は、風が冷たかったです。
風さえなければ、穏やかです。

 

穏やかと言えば、やはり昨日の大阪城の梅園です。
いやはや、きれいに咲いていました。
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皆さんは、咲いている梅しかご覧になりませんが、意外な楽しみ方もあります。
お分かりでしょうか?
梅園の電灯に何か付いています。
そう、白と赤の丸い玉です。

 

もちろん、梅園だから、梅の枝をあしらったものですね。
うーん、芸が細かいです。
この電灯の下の方にも、小技です。
梅の花びらの形をしています。
なかなか粋ですね。

 

梅がないときでも、そうした工夫が楽しめます。
梅に付いている名札も楽しめる要素があります。
いろんな種類があります。
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きれいに咲いています。
この梅は、「武蔵野」という種類らしいです。
幹に名札が付いています。

 

武蔵野国と言えば、関東ですね。
京都は、山城国です。
江戸時代の大名には、武家官位が付くことが多いです。

 

五位になれば、大抵○○守と言うのが多いです。
もちろん、浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)も従五位下ですから、字は違っても頭(かみ)ですね。
唐名なら、朝散太夫という地位です。

 

唐名で、官位を表す代表が、黄門さまですね。
水戸の黄門さまです。
中納言の官位を表します。
正確には、権中納言です。

 

そう言えば、あの徳川光圀公の号も、梅里ですね。
水隠梅里、水戸の隠居した梅里公ですね。
梅が、余程お好きだったでしょう。

 

武家官位です。
ですから、権(ごん)がつきます。
権とは、定員外という意味ですね。
朝廷の仕事には付いていませんから、官位だけ「中納言」です。

 

家の格式に応じて、極位極官(ごくいごっかん)と言って決まっています。
水戸家は、他の御三家に比べて、一段低い正三位 中納言です。
尾張家と紀伊家は、従二位 大納言です。
それほどの他意は、なかったと思います。

 

将軍も、家来と話す時、名前を言わずに官位官名を言われることが、多いです。
「伊豆守」「佐渡守」「越中守」などと言われるでしょうね。
家来ですから、「伊豆」「佐渡」「越中」など守も略されますね。

 

領地と官位が違うことが多いです。
それに、出世によって、官位官名が分ります。
分りにくいですね。
薩摩の島津家は、確か薩摩守ですね。
そのままです。

 

それに、同時に同じ官位があります。
家によって、固定の官位官名がありますからね。
それでも、「武蔵守」はないです。
これは付けない決まりになっています。

 

江戸期になれば、山城守もご法度のようです。
山城守と言えば、天地人の直江山城守です。
武蔵守は、将軍家が江戸におわすので、控えてこの官位は与えません。
やはり、ご法度の官位と言えます。
しいて言うなら、将軍家の名でしょうね。

 

梅の名前だけでも、楽しめます。
誰が付けたのか不明ですが、不思議な名前もあります。
名付け親のセンスが見えますね。
でも、名前を付けるのも大変です。
やはり、故事来歴や和歌から付けると、やはり粋ですね。
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梅に、その姿に、心が惹かれます。
品のいい花ですね。
時同じく、この日は25日天神さんの日でもありました。

 

ありがたいことに私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝しています。
日々の暮らしの中、ささやかな幸せを見けます。
この日は、非日常でしたが、これも楽しみです。
ありがたいですね。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますことを祈ります。

 

最後まで、いつもの二刀流の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。