''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

切り落としローストビーフの小 コールガローニーを添えて より。

朝から日差しが、裏庭に届いています。
いつものように、起きるとトマトの水遣りです。
だいぶ、芽がしっかりして、小さなプランターには、30~40ほどの芽が出ています。

この分で、プチトマトを栽培すると、いったいどのくらいのプチトマトの収穫になるのやら、怖いです。
一つの弦から、30個なら、900~1200個のプチトマトが収穫できる計算になります。
いえいえ、捕らぬ狸の皮算用です。

そんなに収穫も出来ようはずがありません。
でも、出来たら、パスタに丸ごと入れて、ソースにしたり、サラダにたっぷり盛り付けます。
それはそれで楽しみです。
今年も、いっぱいたわわに実ってよなぁ。

そんな思いを込めて、水を遣ります。
如何ことです。
邪念が、トマトに移ります。

美味しくなれと、念じます。
でも、裏庭で、トマトやハーブがあれば、手軽に料理に使えますね。
なかなかのエコです。

それに、裏庭に緑があるのは、癒されます。
萌え~という感じです。

やはり、人は緑なくして生きていくことが出来ないですね。
播州の百姓家のDNAがあるのやも知れません。
もう少ししたら、枝豆を植える時期ですね。
そうすると、夏には(8月終わりから、9月にかけて)、枝豆が大量に食べられます。

スーパーに並んでいる枝豆は、台湾産のモノが多いでしょう。
実際に枝豆とビールをイメージしますが、地の物は8月過ぎないと出ませんね。
どちらかと言えば、9月よりです。
熱々の枝豆に塩して、それを口中に運ぶ。

枝豆と言えば、冷たいものと言うのが、刷り込みです。
居酒屋さんのすぐ出るメニューの一つとして、そうした位置にあります。
豆ですから、温かい方が豆の香りと味が引き立ちます。
枝豆は、熱々に限ります。

豆だけに、落語「酢豆腐」のオチみたいです。
関西では、「ちりとてちん」と言います。
長崎名物と言うフレーズが、そそります。

西洋料理と言えば、幕末から江戸期には、横浜、神戸、長崎です。
長崎は、江戸時代を通して、唯一外国との窓口でしたからね。
医学やら学問だけやら出なく、食文化の発祥の地です。
何やら、肉食と西洋のワインの赤のイメージですね。

仏教では、基本的に、肉食が禁じられていましたから、牛肉を食するには、抵抗があったはすです。
それも、農耕の民にしては、牛は田畑を耕す大切な道具です。
それを食するとは、大変な抵抗があったと思います。

しかし、日本人の順応さには、恐れ入ります。
明治になれば、牛鍋屋が、あちこちに出来ます。
肉食と日本文化は、意外に相性がいいです。
牛肉と一番よく合うソースは、醤油とも言えます。

そんな代表が、すき焼きですね。
私は、あまりすき焼きは好きではないですが、牛鍋はよく作りました。
私が痛風ですから、あまり多くは食べませんが、発病前にはよく作りました。

こってりしたものでなく、あっさりとカツオ出汁で煮るタイプの牛鍋です。
それに酒、醤油で味を付けて整えます。
あっさりして、京野菜の九条ネギやら、豆腐にもよく合います。
関東風に、白ネギを入れても美味いです。

柳川みたいに、ささやがした牛蒡を入れることもあります。
カツオ出汁と、牛肉の甘味が、ネギやら豆腐に染み込んで、なかなかの美味です。
牛肉独特の癖を、灰汁の強い牛蒡が、またネギが甘味に変えます。
魯山人風すき焼き」とまでは、いきませんが、手軽に牛鍋をアレンジ出来ます。

あまりサシの強い部位でなく、切り落としでもいいです。
上等の肉には、適しません。
油が多いと、出汁が脂っこくなって、あっさり感がなくなります。

シャブシャブを赤身の肉を食する感覚に近いイメージです。
ですから、お手軽に、赤身でもいいし、切り落としで十分です。
牛肉の脂の旨味でなく、肉の旨味を感じられる一品です。

そう言えば、コールデンウィーク中に、ローストビーフの特売があって、それも量の加減がよかった切り落としの部分が、売られていました。
私のような痛風患者には、ちょうどの量です。
100g~120gほどでしょうね。
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久しぶりのローストビーフです。
もろちん、ローストビーフソースをかけました。
たっぷり野菜のコールカローニー添えています。
キャベツに、レタスに、赤と黄色のパプリカの混在した野菜盛です。

野菜と肉のバランスもいいです。
これなら、痛風の私にも楽しめます。
気分は、ワインですが、いつものように発泡酒で頂きました。

うーん、久しぶりの肉肉した感触に、口が喜びます。
鼻腔に抜けるローストビーフの香ばしい香りと、甘酸っぱいソースの味わいは、それ自体ご馳走です。

久しぶりに、牛鍋も食べなくなりました。
少量なら、小鍋仕立にしても、いいでしょうね。
青ネギと豆腐は、外せません。
焼き豆腐にしても、なかなか美味いです。
これを食べると、牛肉は、やはり和食に合うなぁと、感じます。

関西でよく食べられる「肉うどん」の感覚に近いでしょう。
関東では、あまり見かけないメニューです。
青ネギと牛肉が、どんぶりにドンと鎮座してます。

台抜き・うどんを抜いて、大阪千日前の「千とせ(ちとせ)」の名物「肉吸い」のイメージでもいいですね。(まだ食べたことないですけどね)
うどんの代わりに、豆腐でも美味そうです。

久しぶりで、胃袋にも、コールデンウィークになったと思います。
「尿酸値に上がらないでおくれ」ってね。
日頃から節制しています。

昨日も、週に一度の休肝日でしたからね。
上手に付き合うことが必要です。
それ以上に、気温が上がってきましたから、水分補給をこまめにしないと、発作が起き易いです。
痛風患者さん、注意してくださいね。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
まさしく、お蔭さまです。
ありがたいと感謝しています。

日々の暮らしの中、ささやかな幸せが落ちています。
特別な幸せはなくても、日々の暮らしにも、多くの幸せがあります。
拾うか、拾わないかだけです。
それなら、私は拾います。

上を見ても、下を見ても、キリがありません。
自分の分に応じた暮らしがあります。
それが、身の丈に応じた幸せです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、無駄を切り落とせない長い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。