''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

落語と鰻のおいしい関係 より。

今年の鰻の値段は、高騰していますね。
本当に、「うなぎのぼり」ですね。
地価の高騰なら、ドジョウのぼりと、冗談が言えます。

鰻と来れば、土用の丑のうなぎは、今年はあきらめです。
巷でも、吉野家すき家でも、うなぎニューは、値段アップしています。
稚魚の値段が上がれば、うなぎも上がるのは、当然の理屈です。

うなぎの完全養殖ができない以上、自然の摂理に逆らえません。
一説には、うなぎの稚魚の豊漁と、台風の関係があるとも聞きます。

要は、水温と稚魚の孵化が、大きな影響があるよたいです。
ただ、その産卵場所も、ここ数年の海水温の上昇で、移動しつつあるようです。
鰻の生態が、よく分かっていないのが、現実です。

鰻を食する文化のある国も少ないですからね。
イスラム圏では、鱗のない魚は食されません。

世界で鰻を食べる国は、日本の他に、中国、韓国、イタリア、スペイン、ドイツ、イギリス、フランスなどようですが、ヨーロッパでは燻製や煮込み料理が中心です。
ただ、中国の鰻は、日本の鰻と違い、田鰻などの類が多いと思われます。

日本のように、さばいて食するのは、日本の国だけでしょうね。
鰻の特徴は、やはり、炭火焼いたあの皮目の香ばしさと、醤油とみりんの相性がいい蒲焼最も美味い料理方です。
そういう意味では、鰻の本当の旨味を知るのは、日本だけでしょうね。

お重やどんぶりに入れられた鰻とごはんの相性は、最高です。
パンに、鰻を乗せてもあの美味さは再現出来ません。
鰻は、日本固有の美味さと言っても、過言ではないと思います。

鰻の古い名は、「むなぎ」と聞きます。
万葉集の歌にもあることは、過去のブログで紹介しています。
私のブログでは、鰻のテーマの記事も多いです。

今視聴率の悪い大河ドラマ平清盛』と鰻の神様、三嶋神社は大きな関係があります。
この神様のご利益で、安徳天皇がお生まれになったと言うことです。

それだけではありません。
平成の御世にも、そのご利益が、男子の秋篠宮悠仁親王の誕生の影にも、あったと思われます。
過去にも、お忍びによる秋篠宮様の参拝のあったようです。

東京から来られるのですから、ご利益も強いと思われますね。
東京と言えば、やはり鰻の調理の方法が、関西とは違います。

江戸前の鰻も、私は好きです。
蒸して焼いた柔らかい感触は、関西のパリッとした感覚とは、少し趣が違います。
どちらも、好きです。

江戸時代の後期には、鰻も料理屋さん登場します。
鰻と言えば、ご馳走ですよ。
落語の中にも、鰻は登場します。

昨日紹介した1997年の3/20の第6号中では、落語に出て来る名店が紹介されています。
その中で、鰻と言えば、2軒です。
八代目桂文楽の『素人鰻』の「神田川」と、六代目三遊亭圓生の『居残り佐平次』の品川・「荒井家」です。
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品川・荒井家のうな重の写真を見たら、お腹がぐっーて言いますね。
いい鰻です。
国産の鰻で、炭焼き、竹串、蒸しもふんわり、味も濃厚、背開きの技も、凄いというのが、この写真からだけで、十分解ります。

美味いでしようね。
秘伝のタレも、角がなく、まろやかな味わいが想像出来ます。
参りました。
そんな声が出ます。
これぞ江戸前の職人の技です。

今年は、写真見て、白いごはんに鰻のタレと粉山椒振って、土用の丑の日は、我慢しようかと思います。
本当に美味そうです。

私の住まいします京都で、町屋と言えば、鰻の寝床と呼ばれます。
落語の「寝床」も有名な噺です。
どうも、鰻と落語は不思議な縁があるみたいです。

それに、鰻と仏法世界にも縁があります。
仏法にも、鰻との不思議な説話が、「日本霊異記」紹介されています。
やはり、霊験あらたかです。

神仏に関係する鰻でも、あの匂いを嗅げば、バカボンのパパじゃないけど、白いごはんだけでも、食べられそうです。
それも「ある」と思いますね。
特に今年は、鰻の代用品がいろいろ企画されています。
豚バラや、秋刀魚の蒲焼ですね。

年に一度は、小さくても、半助(鰻の頭)だけで、鰻が食したいですね。
不景気ですから、最悪、白いごはんに鰻のタレでも、仕方ないかね。

そんな日もあります。
鰻があっても、鰻がなくても、「日々是好日」です。
値段が高くて食べられない口実にして下さい。(今日はここしか笑うとこないですよ。ねぇー、とおるちゃ!!)

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝しています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、鰻のように長い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。