''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

文豪たちのおやつ その3 川端康成 「サライ」1994年第13号より。

朝から雨降りの京都伏見の地です。
天の恵みでしょうか?
家の中に通る風が、涼しく感じます。

晴天が続くと、一雨欲しくなるとは、これまた都合のいいことです。
人間は、そうしたものです。
雨が続けは、晴れになって欲しいと願い、晴天の猛暑が続けば、雨が欲しいと願います。

あまりの猛暑に、雨より、いっそう雪などと思っても、それは無理なことです。
それでも、お店の中には、この猛暑で、店内の温度を以上に下げている店もあります。
寒いと感じることもあります。
人によって、温度を感じる感覚が違います。
不思議なものです。

昨日久しぶりに乗った電車は、強冷並でした。
いつもは、選んで弱冷車両に乗ります。
どこに行っても、少しエアコンが強いと思うのが、私の感覚です。

電車に乗って、どこかに行きたくなりますね。
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」から始まる『雪国』と言えば、日本の誇る文豪で、ノーベル文学賞受賞の川端康成です。
そのノーベル文学賞受賞の重圧で、その後短編小説しか世に出ていないようです。

川端康成という大文豪も、酒は一敵も飲めず、大変食が細かったと記されています。
小さな弁当を4回に分けて、食していたとも書き記されています。
お酒でも呑めれば、気持ちを違ったのかも知れません。
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でも、お菓子はよく食されていたようです。
じょうよ饅頭、甘納豆、スイートポテトを好んだと言います。
特に目がなかったのは、シュークリームであったようです。

川端康成とシュークリームとは意外な関係です。
食べたい時に、ゆっくり1個を食したと言います。
至福の時間だったのでしょうね。

愛犬バロンを連れて、鎌倉由比ヶ丘を散歩する写真が珍しいです。
バロンと言えば、あの名曲『きまぐれバロン』(作詞 つかさ圭 作曲 渡辺岳夫 / 編曲 松山祐士 / 歌 大杉久美子)です。

♪名前はバロンきまぐれな犬 いつも勝手なことばかりしている でもバロンと呼べは~

日曜日7時30分から始まるカルピスファミリー劇場ペリーヌ物語』に出てくる主人公ペリーヌのペットです。
ペット以上の友人と言わないと行けないです。
辛かった時も、どん底の時も、一緒に支えてくれて大切な存在です。
ちょっと間抜けで愛すべきキャラです。

大杉久美子さんと言えば、当時のアニメソングの女王さんです。
大抵のアニメの主題歌は、この方は歌です。
アルプスの少女ハイジ』、『フランダースの犬』、『母をたずねて三千里』、『エースをねらえ! 』、『アタックNo.1』、挙げればキリがなさそうです。
懐かしいです。

作曲も、渡辺岳夫さんと言えば、アニメソングから時代劇の主題歌まで、あらゆる分野で、名曲をかかれた偉大な作曲家です。

アニメ作品の主題歌・BGMの分野では、『巨人の星』、『アタックNo.1』、『天才バカボン』、『キューティーハニー』、『アルプスの少女ハイジ』、『魔女っ子メグちゃん』、『フランダースの犬』、『キャンディ・キャンディ』、『あらいぐまラスカル』、『機動戦士ガンダム』と歌える曲も多いです。(Wikipedia参照)

天才バカボン』のエンディング曲、「元祖天才バカボンの春」(作詞:赤塚不二夫 作曲:渡辺岳夫 編曲:あかのたちお 歌:こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会)の中、「♪ 41歳の春だから~」というフレーズは印象的でした。
それに名曲です。

すでに、私もその年を越えています。
40歳と言えば、めちゃくちゃ中年に思えていましたが、この年なると、まだまだ若いと思えます。

歌は不思議です。
その曲を聴くと、当時の感覚に戻れます。
当時よく食べていたお菓子の味も、思い出せます。
意外にも、和菓子党でしたから、上等な饅頭を頂くと至福の気分になれました。

落語『まんじゅう怖い』は、あんなの夢ですね。
続けて、『お茶が怖い』と叫びたくなります。
今なら、玉露でなく、ほうじ茶のかりがぬが好みです。
ちょっと、チョコレートのような香りがします。

それにしても、おやつはいいですね。
次は、シュークリームもいいかも知れません。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝しています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、学生さんの懐かしい話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。