''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

玉子入った、白菜と厚揚げ焚いたんを食らう より。

朝から暑いです。
今日の京都は、夏の夜空をいろどる五山の送り火の日です。
出町柳辺りから、丸太町の橋より一つ上の荒神橋辺りからは、大の字もよく見えます。
8時くらいに点火されます。
優雅な夜の時間になるでしょう。

やはり人気は、大の字です。
私は、妙と法の字の方が、何とも送り火の感じがしています。
岡崎公園辺りからもよく見えます。
京都の街中で唯一、五山すべてが見える場所があるそうです。
これは、秘密にしておきます。

人手が多いですからテレビで見ます。
ニュースでも必ずやります。
京都のKBSテレビなライブでやることでしようね。
祇園祭もライブでやっていました。
地元テレビと言うのはありがたいです。

最近、朝KBSテレビで、7時30分からアニメをやっています。
今やっているのは、私たち世代には懐かしい世界名作劇場あらいぐまラスカル」です。
懐かしいと思ってここ数日見ていました。
アニメの中でも、時折神様に感謝して生きているシーンが印象的です。
私が、小学校高学年に見ていたアニメです。

そこで気づいたんです。
主人公のスターリング・ノースは11歳で、まさに同じような世代でした。
そんな共感もあったのでしょうね。
大好きなアニメでもあります。
この次の作品が、私の最も好きな作品の「ペリーヌ物語」です。

本題も戻って、そのスターリング・ノースのガールフレンドに、アリスがいます。
とても優しそうで可愛い、いい感じの女の子です。
声は、富永みーなさんです。(富永美子(30話より「冨永みーな」に改名))
でも、誰かに似ている。(Wikipedia参照)

すぐに気づきました。
ヴァイオリニストの松尾 依里佳(まつお えりか)さんです。
誰って言われる方も多いですが、『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)3代目秘書と言えば、関西圏の方なら、ご存知のはずです。

そうあの元気で可愛らしい方です。
京都大学経済学部卒業の才女です。
天は、二物も三物も与えた感じてがしますね。
私も大ファンです。

最近は、この高学歴を生かしてクイズ番組にも出られています。
そのお姿を少しでも、テレビで見られるだけで、大満足です。
本業のヴァイオリニストの方も、弾く姿がとても可愛いと食い入るように、動画を見ています。

アリスに似ています。
勝手な思い入れを見て、ここ数日朝のアニメ見ていました。
昔は、『おはよう! こどもショー』や朝のアニメも多かったです。
今の朝のテレビ時間とは、様変わりしています。

朝から情報番組です。
もう少し、テレビ局で、独自の色合いがあっても良さそうです。
横並びでは、視聴者が飽き飽きします。
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昨晩の晩酌に、余っていた白菜と厚揚げを焚きました。
京都では、「白菜と厚揚げの焚いたん」みたいに、「焚いたん」とか「焼いたん」とかをおばんざいの名前にすることが多いです。
不思議なネーミングです。
でも、いつも食べる家の食事ですから、それもいいと思います。

厚揚げも、半分はこの焚いたんに使い、半分は私の大好物、「厚揚げの焼いたん」にしています。
「厚揚げの焼いたん」は、おろしたしょうがたっぷりです。
しょうが醤油がよく合います。

しょうがは、体を温めます。

夏場と言え、体を冷やすのは良くないです。
体の表面は冷えても、体の内部を冷やさないように、しょうがをよく食します。

白菜も量が少なかったので、玉子を一つ割りいれて、焚きました。
これが私の口には合います。
少し甘い目に味付けです。
うまいです。
恥ずかしながら、自画自賛です。

昔料理屋さんでバイトしていた時は、賄いのごはんの味噌汁に、玉子を割りいれることが多かったです。
味噌汁の具は、鮭のアラがある時は、一時お湯をかけて、余分な臭みと汚れを流して、それを味噌汁の具にしていました。
今でも鮭のアラがあると、味噌汁にして食べたくなります。

あとの具材は、ネギの青い部分です。
白い部分は、お客様に出します。
関西のネギは、九条ネギのように、青いところを食します。
太ネギは、どうしても青い所が残ります。
これを細く刻んで、味噌汁に入れます。

始末と言うより、食材を無駄にしない為です。
余っている食材が、賄いの味噌汁に入ります。
どうしても、具材がない時やおかずがしょぼい時は、玉子を味噌汁に割りいれます。
人数分入れるわけです。

何とも贅沢な感じがしています。
味噌汁と言えど、バカには出来ません。
塩の辺りを調理長にチェックされます。
料理のすべてに言える事です。

そう言えば、365日毎日味噌汁を作らされる修行の話を、過去の記事に書いたことがあります。
三条にある茶懐石の名店・辻留の修行です。
365日、具材の変えないといけません。
365日と言えば、ネギ、ジャガイモ、豆腐、玉子、小芋、ほうれん草、キャベツ、白菜、この辺で詰まります。
1度使ったものを使えないとなると、味噌汁作りも大変です。

料理人として、鍛えられます。
それ以上に、食材を吟味します。
旬を考え、板場にあるものを常に頭に入れているはずです。
魚ならある程度、考えられます。

しかし、味噌汁に合うとなると、これまた難しいです。
よく食べるタコやイカは、味噌汁に合うとは言えません。
味噌の炒め物するなら、合うでしょうけどね。

すべての食材が、味噌汁に合うとは言えません。
難しい課題です。

プロの料理人でなくても、家庭の主婦でも、毎日作るお味噌汁なら、いろいろと入れるものも決まります。
なかなか魚を入れる方も少ないです。

鮭は、よく合います。
ただ、一度湯通ししないと、臭くて食えません。
魚料理全般に言える事です。
下ごしらえが、大になります。

アラ汁と言えど、鯛のアラなら、潮汁として料理屋さんやおすし屋さんでも、見かけます。
お客様に提供する商品ですから、本当のアラではないですけどね。
身の付いた美味しいところです。

何だか急に鯛のアラ焚が食べたなりました。
少し甘辛い鯛アラは、最高です。
でも、下処理は意外と大変です。
手を抜くと、口の中に鱗が触ります。
その一手間が、料理の旨味を左右します。

まだまだ、人生は修行です。
食事を作るも、禅の中では修業です。
日々の暮らしの中、毎日毎日の繰返しが修行であって、会心の作と言えるものは、なかなか出来ません。

晩酌タイムを楽しむ為の、楽しい修行なら、苦痛はありません。
ありがたいことです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
これもありがたい仏縁のお蔭です。
ありがたいと感謝して暮らされて頂いています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、長い飽きたん話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。