''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

フランス屋製菓(京都市伏見区)のMADELEINE(マドレーヌ)を頂く より。

朝からどんよりしていますが、暑いです。
ムシムシと湿度も高いですね。
不快指数も高いです。

こんな時は、コーヒータイムにしたいものです。
休日なら、朝からコーヒーを点てることもあります。
そんな時は、朝ごはんにはパンですね。

昨晩の深夜番組で、男子はラーメンを熱く語り、女子はパンを熱く語る番組をやっていました。
少し見てしまいましたね。
それにしても、男子はラーメン好きが多いです。

どうしたか分かりませんが、一時のブームですよ。
何かラーメンに詳しいことが、一種のステータスになっているのでしょうね。

昔からラーメン好きは、「ラーメン、ラーメン」とわめきません。
自分のお気に入りのラーメン屋で静かに食するだけです。
30分以上の行列までして、ラーメン食べたいとは思いません。
どうしてもなら、アイドルタイムを狙ったやって来ます。

ただ、昨日見た東成区の「源さん」には、行って見たいですね。
あそこのラーメンは、見ただけで力が入っています。
お洒落というような感じでなく、昔ながら本当のいい仕事です。
やはり、太麺で鶏がらスープも、美味いと思いますね。
ああしたいいお店は、紹介して欲しいです。

東京で有名なラーメンプロデューサーの佐野氏が仕掛けるラーメンが、家の近くでも開店したことがありました。
やはり、有名な店舗になりましたが、1年も持たず撤退です。
同じ系列の店が、白梅町にありましたが、今も営業さているのか不明です。
真実は不明ですが、撤退をしたと聞きます。
最近評判は聞きません。

テレビの番組で、ラーメン塾のような番組で、優勝したような店主であったとも聞きます。
私も食べに行きましたが、1年持たないと確信しましたね。

まず、ラーメン自体が、関西風の味ではないことです。
美味いとも不味いとも感じない普通の味でした。
記憶にすら残っていません。

店員の対応も、まずかったです。
一定のレベルに達していなかったです。
麺の上げ方も、スープの作り方も、一碗にこめる思いが違います。

ただ、しゃべりながらの作業でした。
味も、作業の味でしたね。

ラーメン屋は、儲かりません。
儲からない商売です。
儲かるようにするにはどうするのか、フランチャイルドにして、店舗数を増やすことです。
そのフランチャイルド店に、食材を卸すのが商売になると、儲かります。

1杯600円のラーメンにかける原価も利益も、ほぼ3割の200円です。
これが利益を出す採算ベースと考えるといいです。
3割原価、3割利益と言う言葉をよく使います。

普通のラーメン屋なら、1日100杯のラーメンは出ません。
それでも単純計算して、600×100=60,000円、これにサイドメニューのライス中150円が1日に40で、150×40=6000円になります。
そして、餃子(250円)、唐揚げ(500円)、キムチ(200円)、ビール中瓶(600円)などで、合計して30,000円と言う所でしょう。
客単価で、800円という所です。

ですから、一日朝の11時から深夜12時でも、日に10万円の売り上げにはなりません。
いい時でこれです。
雨が降ったりすると、客足は減ります。
売り上げが、日に3万円にしかならない時もあります。

これが、一店舗でカウンター15席、テーブル3席ほどラーメン屋の現実です。
じゃ利益はと言うと、計算し易いので、さっきの例で言うと一日の売り上げ96,000円に対して、利益は、32,000円です。

ここから、バイトの料金も出ます。
時給900円のバイトを2人、昼時(4時間)と夜(6時間)に使うとなると、一日10時間として、18,000円のバイト料金を差し引かれます。
バイト一人なら、その半分の9000円になります。
昼だけは、一人じゃ厳しいかもね。

お店の純利益は、14,000円と言う事になりますね。
オーナーに手に入るのは、単純計算14,000円です。
月に25日営業するとなると、35万円がオーナーの取り分です。

すべて美味く行けばの話しです。
店舗を多くすると、それだけ利益も増えますが、人件費もかかります。
あくまでも、自分が店長として店舗で中心にやっている場合です。
リスクも多くあります。

ですから、ラーメン屋はバイトを雇わずに、夫婦してやっていることが多いです。
店を少し小さくしても、その方が利益率はいいのです。
日に1万5千円の利益でも、25日なら単純37万5千円になりますからね。

一層、サイドメニューをなくすのも一つの手です。
ロスがなくなります。
しかし、サイドメニューがないと、ビールの出が悪いです。
ビールは利益率が高いですから、外せません。

意外にラーメン専門店として、チャーーシュ麺900円や大盛800円、テラ盛り1200円にしても、ラーメンとライスだけでも、いいかもしれません。
もちろん、話題を作れば、客が客を呼んでくれます。

その意味では、美味しさの基準は、客様々ですが、びっくりする量が話題になることはよくあります。
それとも、激辛ラーメンにしますかね。
ただ、ゲテモノ扱いになりますら、そんな客しか来ません。

やはり、ラーメン屋は儲かりません。
ただ、私も夢として、将来ラーメン屋をやってみたい気はあります。
男のロマンが、ラーメン屋にはありますね。
しかし、開業資金1000万円を用意してまで、利益を上げるのは大変です。

それより、有名店にして、味のノウハウを売る方が、楽しても稼げます。
味のベースになる食材や味の要となる醤油タレも、材料を店を通して売りつける。
美味しいラーメンには、そうした夢がありますからね。

ビジネスとして、夢がありますが、大もうけしているラーメン屋はありません。
それが現実です。

その点、女子の好きなパンは、最近流行で店舗もあちこち出来ましたね。
多くを望まず、地域に根ざすと言うなら、ラーメン同様に地元に愛される店舗にはなれそうです。
パンの講釈は、専門外ですので、ここでは省略です。
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しかし、フランス屋製菓のMADELEINE(マドレーヌ)はちょっと別です。(やっと登場です)
フランス屋製菓は、京都市伏見区にある製菓屋さんです。
若い頃、バイトしていたことがあります。
MADELEINE(マドレーヌ)は作っていませんでしたが、チョコの配送のバイトでしたから、よくチョコは頂きました。
丁寧に作られたチョコでした。

今でも、フランス屋製菓のチョコや洋菓子は頂きます。
私の口には合いますね。
今回は、先日の地蔵盆のおすそ分けです。

袋を開けると、バターのいい香りです。
下紙を外して、がぶりとかぶりつきます。

焼き菓子の部分は、かりっとして、中はしっとりしです。
バターの風味がいいですね。
鼻腔奥深くに、吸い込まれて行きます。

この味には、コーヒーですね。
バターのコクと、濃厚な琥珀色したコーヒーによく合います。
うーん、中々美味いです。

MADELEINE(マドレーヌ)の甘い焼き菓子の香り、バターの香り、そして、コーヒーの香りが、三位一体で、優しく心を攻撃して来ます。
白い旗が揚がりましたね。
郡司さんの採点でも、10-0ですね。

こんな洋菓子にも、ささやかな幸せを感じます。
ありがたいことです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
これもありがたい仏縁のお蔭です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

最後まで、薀蓄たっぷりのこってりした話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。