''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

今日は蓮したコロッケホットサンドを食らう より。

今日は、9月9日の重陽(ちょうよう)の節句ですね。
五節句の一つでもあり、旧暦では菊が咲く季節であることから、俗に菊の節句とも言われる日です。
この節句では、郷里播州では、子供がお弁当作ってもらって、山に遊びに行くことが多かったです。

俗に菊の節句と言われることから、菊の花びらを浮かべた菊酒を呑むと、邪気を払い長寿になると聞きます。
今晩の晩酌は、少し粋に、菊酒と行きましょうかね。
なかなか乙で風流です。

草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒  by 芭蕉

仏教の妙法華経の世界でも、今日は六祭日に当たります。
年6回あるとも、本当は7回あるとも言われる特別な日になります。

奇数が月と日に同じ数字が並ぶ特別な日です。
この六祭日は、懺悔する日とも、子供の頃に聞きました。(如是我聞)
過去に記事も書いています。

お釈迦様が、妙法華経に説かれる時、地上から多宝仏塔が現れます。
その多宝仏塔の中に、お釈迦さまが扉を開けられて、搭の中にお座りになられているのが、多宝仏(多宝如来)様です。
その多宝仏様が、お席をお釈迦を半分譲られます。
そこに、お釈迦様が、多宝仏様と二人してお座りになられます。

多宝仏様は、お釈迦様の説かれる教えは真実で正しいと述べられます。
そして、もし十方世界に法華経を説く者があれば、自分が宝塔と共に出現して、その正しさを証明しようと述べられるのです。
ありがたい事です。

多宝仏様は、過去に東方宝浄国に居られて、妙法華経の教えを説かれたとも聞きます。
一説には、この宝浄国と言われるのは、神道では、高天原といい、聖書ではエデンの東の国と言われるとも、この辺は範疇ではありません。

法華経の見宝塔品第十一に出てくる銘シーンです。
二人して一つを現しているともいいます。

古い絵画には、二つの多宝仏塔が描かれていることがあります。
一つは、妙華の多宝仏塔であり、もう一つは、法華の多宝仏塔であります。
多宝仏様が、妙華多宝仏塔を、お釈迦様が、法華多宝仏塔を示しています。

二人して、妙と法の一対をなしています。
陰と陽の表裏一体の関係が、そこにはあります。
それを暗示しているのが、妙法華経の見宝塔品第十一です。
もちろん、多くの仏教絵画には、一つの搭の中に、お二人が描かれています。

今日の蓮の日は、このお二人の蓮した日でもあります。
ですから、手を合わせて、南無妙法蓮華経と唱えます。
大抵は、法華経と言われますが、妙華と法華の蓮した教えですから、妙法華経と言うべきだと感じています。
経典の中にも、妙法華経という文言が使われています。

まさに黒と白の黒白の世界かもしれません。
池波正太郎氏の小説にも、『黒白』と言うのがありますね。
池波正太郎氏の人気シリーズ、剣客商売番外編の若かりし頃の、小兵衛の話です。
また、読み返してみたくなりました。

本を読みながらでも、軽い食事が出来るとなる、サンドイッチです。
表面だけをトーストしたホットトーストが、最近のマイブームになろうとしています。
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この日は、コロッケのホットサンドです。
千切りキャベツに、キュウリ、そして細切り人参、マヨネーズをパンに塗って、コロッケを挟みました。
家ですから、耳も付いたままです。

それを斜めにカットです。
ちょうど、蓮した二つの並びです。
これは、ありがたいですね。
蓮した日には、持って来いです。

ソースも絡んで、コロッケパンも美味いです。
最近、朝にトーストもよく食べます。
美味しいです。
最近は、パン食も美味いと感じます。
ありがたいことです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せが隠れています。
ありがたいと、仏縁に感謝して暮らしています。
ありがたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、いろんなものをサンドした話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。