''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

なんじゃもんじゃの木に、それなんじゃと言いたくなる より。

昨日に続いて、伏見稲荷散策奇行の続きです。
伏見稲荷は山が、霊山です。
東山三十六峰の最終場所です。
一番最初が、比叡山延暦寺と聞きます。

南禅寺、八坂神社、清水寺東福寺と、東山には、寺院仏閣が多いです。

その中にあって、伏見稲荷の山も、れっきとした霊山です。
特別な空気感があります。
何やら息吹を感じます。

伏見稲荷御神体は、この山の空間、つまり自然の空間なんですね。
至るところに、こうした御神体の空間やその象徴の大きな石が、鎮座しています。
この伏見稲荷山は、もともと藤森神社の敷地、つまり境内であったことは、このブログでも何度も取り上げてきました。

東寺の造営にもこの山から木を切り出したとして、東寺とトラブルになったこともあった。
そうしたトラブルの代償に、東寺近くの土地が、稲荷神社のお旅所になっています。
現在もです。
堀川通り東寺道の角にありますね。

何やら見えない強い力が、働いたのかもしれません。
神仏の力は偉大です。
千本鳥居、最初の二つの鳥居のトンネルが、お出迎えします。
どちらも、おもかる石に向います。
一つは、途中まで見通しが良くて、最後が曲がっています。
もう一つは、最初からアルーがかかって奥が見えません。

ある方が言われました。
この二つの鳥居は、金剛界胎蔵界を表していると、言われました。
東寺との関係からすれば、そうした仏の教義の世界を取り入れたとも考えられますが、不思議な二つの鳥居のトンネルです。

江戸時代、稲荷山と言えば、松茸の産地として有名です。
かの京都守護職松平容保候が、会津に松茸を移植したというが、やはり成功はしていません。
この稲荷山には、たっぷりと松茸が生えているのかもしれません。
もちろん、手入れをしていませんから、その期待は薄いです。
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しかし、不思議な山です。
社殿の側に、不思議な木が植わっています。
なんじゃもんじゃの木というらしいです。
日本に長野の一部と対馬にしか生えていない貴重な木であると、解説させています。
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たぶん、凄い事なんでしょうね。
特定できない事が多いようですが、ヒトツバタゴを指すことが多いと、モノの本では記されています。
とりあえず、不思議なことが多いです。

そんな伏見稲荷に散策によく来ます。
天気もよければ、四辻まで出かけて、ビール呑むのもいいでんすね。
お弁当持参でもいいです。
もちろん、コンビニ弁当でも、大満足です。

おかず多い幕の内弁当が、いいです。
お酒のおつまりになりますからね。
漫画の「酒のほそ道」みたいじゃないですかね。
日々の楽しむための極意かもしれません。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、なんじゃこんじゃの記事にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。