''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

虎ふぐのアラを使ったてっちりを食らう より。

新年早々、朝から簡単な節振る舞いな祝いの膳で、御屠蘇を頂き、少しほろ酔い加減の一年のスタートでした。
既に昨日は、元旦の夜から仕事が入っていた為、夕刻には仮眠を取る必要な迫られてのアルアルタイムでした。

ですから、昼間に晩酌を兼ねた昼餉でした。
やはり、寒いし鍋がいいですよね。
晦日にデパートの鮮魚売り場で、いい物をゲットです。
虎ふぐのアラ身ばかりと、生のフグ皮、それに口ばし当りの美味い所が入って、2,500円とリーズナブルな価格に、飛びつきました。

いい身の入った一匹の価格は、8,000円ほどの値段が付いていました。
京都では、スーパー玉出のような虎ふぐの手頃な価格で手に入るお店はありません。
あれなら、特売の3,000円でも十分に楽しめます。
スーパー玉出の社長さん、京都にも、それも伏見にも、店出して下さいよってお願いしたいくらいです。

天満の駅前の安さにも驚きます。
薄利多売なのか、それとも特別ないいルートを持って居られるのかでしょうね。
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元旦に食べたのは、白菜、豆腐、虎ふぐのアラで、ちっちりです。
そして、最後の方には、白い餅を入れて、これがまた美味いです。
この日も白星スタートの食事です。
〆は、もちろん雑炊です。

深夜の11時過ぎの仕事に出る前にも、雑炊の残りを頂き、最初の初日を迎えました。
ふぐの皮がいっぱい入っていたので、ゼラチンが凄いですね。
今日の私の肌は、プルプルかもしれません。

私は、雑炊には、ポン酢を少し入れる派です。
一味もふフリフリします。
刻んだネギの緑と一味の赤が、これまた補色の対比を、白い雑炊の中に、卵の黄身と4色のアートを描きます。
「うーん、美味いです」
やっぱり、てっちりは、虎ふぐに限ります。

もちろん、この日の晩酌は、ふぐのヒレ酒となりました。
香ばしい香りが、食欲をそそります。

そうそう、一昔前に、吉本興業大阪に所属して、「ムチムチムッチン」とかのギャグを言っていた小高紀子の顔がうっすら浮かびますね。
現在は、小高麻友美という芸名で活動していると聞きます。
レポーターとかのお仕事が、なかなか良さげでしたね。

一発屋さんと言うのは、多いですね。
あれも、懐かしいです。
「だっちゅーの?」
パイレーツでしったけね。
1998年(平成10年)の流行語大賞でしたね。

去年は、「ワイルドだろぅ?」もありましたね。
それしかないと、それ以外は持ちません。
そうすると、すぐに飽きられて、過去の人になりますね。

やはり、芸と言うのは、それを見る価値があるか否かですね。
話芸は、何度聞いても飽きません。
噺は同じでも、演者によって、噺も変わります。
それが、話芸の奥の深いところです。

てっちり食べながらと落語を聞くと言うと、吉朝さんの「ふぐ鍋」がいいですね。
吉弥さんの「ふぐ鍋」も、フラがあっていいですね。
「熱っうー」
あの表情がいいですね。

てっちりに、ヒレ酒と来れば、至福のひと時です。
正月元旦から、何といい一日になったのでしょう。
ありがたいと感謝です。

しかし、正月2日となれば、今晩は何の鍋にしようかと悩みます。
そんな時は、いつもの常夜鍋のパターンになりそうです。
それも、それで幸せです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝しています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮せますように、祈るばかりです。

最後まで、尾ヒレの付いた話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。