''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

そばめしに紅ショウガを添えて より。

朝から雨模様です。
まだパラパラ小雨が時折降っています。
まだ降るものか、晴れるものか、すっきりしない曇り空の気がします。

人様より1週間ずらして正月休みを取りましたが、いよいよ始動しないといけません。
私のような正月休みの方も多いはずです。
東京では、雪でしたから、休みならちょうどいいのかもしれません。
しかし、京都も東京も、やはり雪には弱いです。

休みなら洒落こんで、雪見酒と行きたいものですが、そう行きません。
通勤通学に、交通機関の障害も考えれば、怪我のないようにするのが、一番肝要です。
日日是好日です。
晴れ日も、雨の日も、雪の日も、これまた好日です。

いいことばかりではありません。
しかし、雪だから雨だからと言って、悪いわけではありません。
恵みの雨や雪かもしれません。

人も心の持ち様で、いろいろと変われます。
人気のアイドルでも、ぽんこつと呼ばれるアイドルもいます。
そう、私の中では年末年始の録画を見て、注目しているぱるるさん(島崎遥香さん)ですね。

少し気になって、ユーチューブとかで検索して映像をみました。
こりゃ、ぽんこつと呼ばれるはずです。
歌も踊りも得意じゃない。
その上、握手会もぜんぜんな態度じゃ、そう呼ばれるのも当然です。

しかし、めちゃイケの映像を見てみると、何やら激変されていましたね。
新生ぱるると呼ばれる理由も分かります。
あだもちゃんの熱血指導も効果があったのか、何やら吹っ切れた感じがしました。

そして、年末のミュージックステーションと、紅白です。
人は短期間でも変われるものだと感じました。
人にやらされている間は、欲が見えません。

しかし、スイッチが入った瞬間、何やら輝くんだと実感しましたね。
ちょっとしたきっかけで、人間も変われます。

意外性が必要かもしれません。
先日、昼ごはんに、そばめしを作りました。
イメージ 1

神戸長田の「青森」と言う店が発祥です。
長田と言えば、阪神淡路大震災で被災した場所です。
私の大好きな平壌冷麺があるところです。
長田郵便局の前にあったお店が懐かしいです。

長田と言えば、ケミカルで有名です。
大阪の食いだおれ、京都の着だおれ、そして神戸の履きだおれと言われるくらい、ケミカルシューズが作られていた場所です。

当然、靴のゴム底に張り付けるボンドや接着剤などのシンナーな塗料が多く保管されていた場所であった為、火災も酷かったように思います。
古い街並みで、通路も細かったですから、地震と火災の被害のあった場所です。

私も兵庫県の出身です。
やはり、地震の衝撃は大きかったです。
三ノ宮に勤務する友人の会社の仕事場所は、無くなった言います。
単に倒産したわけではありません。

ビルの3階部分のフロアが、ビルの倒壊でフロアごと潰れて無くなったと言うのです。
ちょっとびっくりです。
本当に、どんだけと言いたいです。

もちろん、あの方も元町で働いていたことがあると聞きますが、この辺のギャグも関係あるのかも知れません。
一向に、そばめしに話が向かいません。

その靴の工場に通う工員さんが、焼きそばを注文して、目の前の鉄板で焼いてもらっていた。
その焼きぞはをおかずにして、持参していた白飯を食べるつもりであったと言います。
もちろん、冬場のことで、白ご飯は冷たくなっています。
その焼きそばの中で、この白ご飯も温めて言ったとも聞きます。

これが、長田名物のそばめし発祥の逸話です。
この中に、スジ肉とこんにゃくを甘辛く煮込んだぼっかけが加わることになります。

しかし、原型は焼きそばとごはんの炒め物です。
その発想が凄いです。
麺とごはんを炒めるという発想が、思い浮かばないです。
私も、今から20年近く前に、そばめしを見て、「何んじゃ、こりゃ~」と松田優作さんのセリフが口から出来したね。

見た目は、蛇道です。(今年は巳年ですからね)
そばの持ち味が出ていません。
でも、食べてみると、これが何とも不思議な味で、なかなか美味かったです。
それ以来、本家にも足を運んだことがあります。

家でも、作ります。
私は素人ですから、そばとご飯を炒めるように、麺を細かくしていきます。
もちろん、贅沢に牛肉を一緒によく炒めて、ソースで味を付ける訳です。

この日は、鰹節がなかったので、青ネギと紅ショウガは添えました。
青ネギもあると、そばめしも美味いです。

なかなか上手に出来上がっています。
自画自賛して満足気です。
細かくしたスジ肉やこんにゃくを入れても美味いです。
まさしく、ぼっかけて頂くのもいいでしょうね。

食べたことがない方は、焼きそばと焼きめしの中間であって、そうではない味です。
関西古典風に言うなら、焼きそばのようであって、焼きそばでない(ベンベン)、焼きめしのようであって焼きめしでない(ベンベン)、それは何かと尋ねたら、「そばめし」なんですよね。

摩訶不思議な食べ物です。
見た目と食べた味が違うのも、特徴かもしれません。
炭水化物と炭水化物と言うのではありませんね。
軽く後光がさしているような気もします。(少し大袈裟です)

後光と言う場、阿弥陀様です。
別名、南無不可思議光と呼ばれることがあります。
西方の光の存在から、そう呼ばれるのかもしれません。

仏さまにも、昨日の地蔵菩薩さんと同じく、いろいろな別名があります。
アイドルにも、いろんな呼称があるのも、面白いです。
でも、ぽんこつと呼ばれるアイドルが居るとは、私も少し驚きでした。

この1週間ほどの休みで見つけた不思議ちゃんの映像に癒されますね。
いろんな処に、本当の違った姿があるのやも知れません。
このブログでも、いろいろな物を地違った方向から、見つめてみたいです。

知る喜びは、人しか味わえない喜びだと聞きます。
人に生まれて来てよかったと感じます。
ありがたいです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁のお蔭で暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごしたいです。

最後まで、ナガタミックスの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。