''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

-196℃ ストロング ゼロ 桃ダブルを飲み干す より。

朝から雪の舞い散る京都の地です。
今も少し雪混じりの白いものが、天から舞っています。
何やら、火の粉にも感じます。

確か1982年の2月8日は、あのホテルニュージャパンの火災のあった日です。
31年程昔の出来事でした。

ホテルの敷地は二・二六事件の際に部隊が立ち寄った日本料亭「幸楽」の跡地だったとようです。
偶然にも、昨日の記事にした5代目柳家小さん師匠は、この反乱軍の中にいたと聞きますね。
歴史の中にいたという事ですよね。
私達にとっては、教科書で習った昭和の歴史でしたからね。

ホテルニュージャパンの火災も、昭和の歴史の大きな事件であったと言えます。
33人もの尊い命が犠牲になりました。
単なる火災でなく、人災だったと言えます。

ホテルニュージャパン側が、度重なる消防当局の指導にもかかわらず、スプリンクラー設備などの消防設備を一切設置しなかったことや、火災報知器が故障したままであったなど、多くの人為的な要素により、多くの命がこの世を去りました。

その最大の責任者であるオーナー社長の横井英樹は、火災発生現場で報道陣に対して拡声器で 「本日は早朝よりお集まりいただきありがとうございます」などと現場の状況を全く鑑みない、緊張感のない発言をしたことに加え、「悪いのは火元となった宿泊客」と責任を転嫁するコメントを発言した。また火災当時、人命救助よりもホテル内の高級家具の運び出しを指示したとされる。このような対応が国民からの厳しい非難を呼んだ。(ウィキペディア抜粋・参照)

あのふざけた蝶ネクタイが印象的でしたね。
社会的責任を全く感じない人間の代表格に感じました。

ただ、私はこの火災のテレビの模様は、リアルタイムで見目ことは出来なかったです。
私も、別の病院のベットの上で、絶対安静の状況下にあったからです。
病院中が、このテレビ放映で、大騒ぎになっていたことは、知っていました。
何が起こったのか、不安で仕方なかったです。

その為、精神的に、ダブルの悲劇だったかもしれません。
今でもはっきり覚えています。
強い精神力がないと、その時はどうなっていたのか分かりませんね。
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ストロングで、ダブルと言えば、先日呑んだ-196℃ ストロング ゼロ 桃ダブルです。
アルコールも8%と意外に強いです。
桃の香りが、何とも言えず、心を和ませてくれます。
桃好きです。
限定という言葉にも弱いです。

心の憂さを、アルアルが少しだけ紛らせて貰いたい事もよくあります。
酒は、心の玉箒とも言います。
酒の十徳もいろいろありますが、よく言われるものがあります。
狂言の「餅酒論(もちさけろん)」から紹介です。

第一は、「独居の友となる」 一人でも寂しくはなくなる。
第二は「労をいとう」 仕事などで疲れた体を楽にしてくれる。
第三は「憂を忘れる」 嫌な出来事を忘れさせてくれる。
第四は「鬱をひらく」 心の愁いを取り払ってくれる。
第五は「気をめぐらす」 体に活気を取り戻させてくれる。
第六は「推参に便あり」 祝いや見舞いなど手土産など重宝する。
第七は「百薬の長」 健康長寿に効果ある。
第八は「人と親しむ」 人の仲良くなれる。
第九は「縁を結ぶ」 いい縁を作ってくれる。
第十は「寒気の衣となる」 寒い時は、衣のように体を温めてくれる。

やはり、酒はありがたいです。
今日は寒いから、寒気の衣にしましょうか。

時に、仏法世界の妙法華経の法師品第10では、柔和忍辱の心である如来の衣に巻けば、嫌なことも乗り越えられると言います。
私の体には、小さな衣ですが、少しでも仏様のご縁にすがりつきたいです。
要するに、気にしないことですね。(ちっちゃい事は気にするな。それ、ワカチカ ワカチカ)

「耐え~よ」ですね。
どうしても、耐えられない時は、観音様の名を唱えて、娑婆世界に遊んでおられる所を、「申し訳ないですけど、ちょっと寄って下さい」と、お願いするしかありません。

それじゃ、居酒屋の赤ちょうちんみたいですね。
「エビスあります」みたいに、「困り事あります」と書いてあるみたいです。
一心に、名を唱えれば、必ず助けに来て下さいます。
そんなご縁もありがたいです。

迷信ではありません。
これが、真実なんですよね。
七難や十難から、救って下さいます。
信じる者は、救われます。

すると、寒気の衣が、歓喜の衣に変わる訳です。
今夜も、熱燗の玉箒で、心の掃除をしましょうかね。
しっかりアルコール消毒する必要があります。

それと同時に、被害者にご冥福の気持ちで、手を合わせたいです。
観音様と33には、意外な関係があるようですね。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせます様に、祈るばかりです。

最後まで、ちょっとストロングな話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。