''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

たまり醤油で、マグロブツを食らう より。

今日も午前中から、確定と申告と言うモノに苛まれていました。
どうも、一気にやらないと、気持ちが続きません。
山は超えました。
あとは、清書すればいい感じです。

今夜は晩酌が美味いと思います。
先日も、格安のマグロのブツを肴に熱燗です。
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たっぷり入って198円とは、これまた安いです。
写真の量の倍くらいで、この価格なら、ありがたいです。
とは言え、私はあまりマグロに固執がありません。
赤身の魚が、美味いとはなかなか思えません。

ただ、鉄火巻は好きなんです。
海苔の風味と、マグロとわさび、これに酢飯のコラボがたまりません。

刺身でなく、ブツを買って、山かけにでもしようかと思いました。
もう少しあれば、この時期「ねぎま鍋」も美味いです。
マグロよりネギや豆腐が、美味いです。

でも、熱燗となると刺身は食べなくなります。
山かけ用なら、少しチョイスして、両方頂けます。
もっと「ねぎま」が食べたいなら、スキ身を使うてもあります。
筋のところも、煮ると意外に美味いですからね。

生姜を刻んで、サイコロにマグロを切って、甘辛く煮付けにしても美味いです。
刺身も醤油に漬けて、ヅケにしても美味いです。
やはり、刺身の旨みは、醤油とのコラボでしょうね。

刺身に醤油がないと、食欲がわきません。
それも、私はたまり醤油が好きです。
たまり醤油は、好き嫌いの分かれるところです。
あのトロッとした感覚と甘い感じが、苦手な人も多いです。

とは言え、刺身にはたまりと相場が決まっています。
のぞき(醤油を入れる小皿)に、たまりを入れると、やはり和食屋さんのイメージです。

わさびを醤油に溶いてはいけません。
刺身の上にわさびを乗せて、そこにたまり醤油に少し付けます。
こうすれば、何度でも、最後まで醤油がダメにならずに、最後まで美味しく頂けます。

たまり醤油も、少し魚の脂が浮くぐらいで、如何にも「紫」と言われる所以が解ります。
黒と言わずに、紫という表現が、妙を得ています。
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最近は、格安のたまり醤油が売られています。
本当に上等なたまり醤油は美味いです。
和食でも、コクを付けるために、ホンの少したまり醤油を入れることがあります。

ふわっとして煮物や焼き物に、コクが広がります。
入れすぎると、持ち味を壊します。
この加減が難しいです。
吸い物には、お薦め出来ませんね。

和食は色を大事にしますからね。
美味しそうな食材を引き立てる色があります。
人も同じです。
きつく叱って、人は育ちません。
やる気にさせるテクニックが必要です。

体罰なんてもっての外です。
大阪の高校の問題だけではありません。
何か自殺や事故が起こると、社会現象になります。

どんな場所でも、ショウの悪い奴は居ます。
不思議ですね。

指導する教師が、それなら生徒は溜まったものではありません。
しょうゆことです。
根性の曲がった奴は、すぐに人の足を引っ貼りたがります。
それを楽しんでいるんです。

そんな奴は、相手にしないことが、一番です。
悪い縁に近づかないことが、何より大切です。
とは言え、そう言う輩に限って、人に近づきたがります。
一人でいることが、不安で仕方ないんでしょうね。

一人で酒を呑む事ができる人と、出来ないことがいます。
それも、外で一人で呑める人は、どんな場所でも対応が出来そうです。

自分の世界があるんでしよう。
大人でも、一人で食事が出来ない方が多いです。
ましてや、一人で酒を呑むなんて、無理の二乗かも知れません。

それに、家で一人で酒を呑める人と呑めない人がいます。
お酒の呑む雰囲気が、好きと言う方ですね。
一人で杯を傾けて、自分と1対1で向き合うことも必要です。

そんな時は、刺身と熱燗ですよ。
人に注がれる日本酒は、あまりいい気はしません。
そりゃ、真野あずささんような和服の女将がいるような、小料理屋なら頂きます。
お猪口に熱燗注ぐと、何だかゆっくと時間が過ごせます。

それが酒器の良さかもしれません。
そして、刺身なら、ゆっくりと肴に出来ます。
小鉢ものがあれば、時間も持ちます。

理想は、祥瑞手の徳利と猪口でしようかね。
お酒まで、美味しく感じられます。

それとも、「菊正宗」と書かれた徳利にしましょうかね。
蕎麦屋でも、いいお店の日本酒は、菊正宗と決まっています。
先日火事になった神田の藪の日本酒も、菊正宗のとびきりいい菊正宗でしたね。

池波正太郎鬼平料理帳』(佐藤隆介編 文春文庫)の中に、こんな一文があるのを思い出しました。
「変な話だけど、宮中には、[菊正宗]の一番いいのもが、今でも献上されるんです」
やはり、天皇陛下もこの菊正宗を飲んでおられるのでしょうかね。
それとは別に、宮中に呼ばれることはないですからね。

後輩に、菊正宗に勤めている者がいるので、聞いてみたくなりました。
京都でも、どこか菊正宗の一番いいいのが呑める場所はないかですね。
出来れば、蕎麦屋がいいですね。
池波正太郎ごっこがしたくなりました。

「呑まぬくらいなら、蕎麦屋に入らない」という金言は、今でも守っています。
とても贅沢な時間を過ごせそうです。
お酒も酔わないために、2合までと決めています。
大人の時間の過ごし方には、一人で酒を呑むのが一番です。

今晩も軽く晩酌したくなりました。
もちろん、肴は寒ブリ刺身です。
やはり贅沢ですが、今日は少し疲れました。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせます様に、祈るばかりです。

最後まで、心にたまった憂いを玉箒で払う話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。