''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

讃岐うどんを使った、お揚げさんのきざみと玉子とじうどんの昼ごはん より。

今日は、朝から少し肌寒いです。
桜の花が咲いているなら、まさしく花冷えです。
もうすぐ、月も満月ですからね。

西行の和歌も思い出します。
ねがはくは 花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月の頃

うーん、何となく深いです。
こんなに寒いなら、きっと凍え死にですよ。

凍え死にと言えば、昨日のNHKの特番「NHKスペシャル 完全解凍!アイスマン ~5000年前の男は語る~」でしょうね。
5300年前の人間の完全な冷凍ミイラですからね。
でも、当時の4大文明ではない所でも、意外に人らしい生活をされていたことに驚きでした。

また、その死亡の原因が、誤って死んだのでなく、敵に矢を射られ、止めの石による殴打だと解明されたことに驚きでした。
その証拠隠滅の為に、あの左腕の奇妙な姿勢で亡くなっておられたですね。
それを鑑みると、5300年前と言えども、心穏やかな時代ではなかったことに、ショックでもありました。

日本で言えば、縄文時代です。
やはり、日本でも、想像していたより、豊かに暮らしをしていたように思えます。
もちろん、上下の関係や力関係も、あったように思えますね。
どこまで行っても、人は想像するような理想的な暮らしではなかったのかもしれません。

現代社会も格差社会です。
富めるものと、そうでないものの二極化が、ますます進みます。
それでも、現代社会ほど昔の生活に比べて、生活に差はありません。

富める者も、そうでない者も、それなりの食事をしています。
なかなか呑まず食わずの極貧生活を強いられている人は、少ないですからね。

歴史の中では、飢餓の問題は、大きな問題でしたからね。
夏場、彼岸花、もしくは曼珠沙華と呼ばれる花がありますよね。
ゲンのいい花ではありません。

しかし、それを世を偲ぶ仮の姿です。
あれは、最後の食料だったのです。

だから、墓地などの手の届かない場所に、植えられていたわけです。
自生はしていません。
人の手によって、意図的に植えられた植物なのです。

何のために、それは飢餓・飢饉のためです。
江戸時代、何度も大きな飢餓・飢饉がありましたからね。
あの花があると言うのは、可能性として飢饉の脅威があったという歴史的事実です。

しかし、毒があります。
その解毒する方法を知らずに食すと、体に良くないです。

ですから、人間以外の動物の餌にもなりません。
もちろん、もぐらの餌にもなりません。
農作物を守る為にも、利用されたことになりますね。

そばと言えば、通な食べ物になっています。
もともとも、豊かな土地ではない痩せた土地で栽培されたものです。
今年が飢饉と予想されると、すぐにそばを植えます。
さつまいもやじゃがいもに次いで、収穫率の高い植物です。

ですから、そばの産地と言えば、山の中とか盆地が多いです。
栄養価も高いですからね。
率のいい食材です。

それに比べて、肥沃な土地になるのが、小麦です。
小麦の産地は、豊かな土地です。
瀬戸内海といい、天候がいい土地柄です。
その中でも、讃岐と言えば、うどんで有名です。

少し前に、友人からうどんのセットを頂いた事があります。
少し少し大切な頂いてきました。
乾麺ですから、日持ちがします。
大切なお客さんにも、お出しします。
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昨日の昼ごはんに、讃岐うどんにして見ました。
少し硬めに茹でて、汁は昆布たっぷりの旨味の出汁です。
その具と言えば、きざんだ揚げさんです。
それに、玉子とじしました。
きざんだ九条ネギも、たっぷり乗せて、豪快に頂きました。

写真を撮るのに手間取って、湯気が昇るシーンを逃しましたが、昨日は気温が温かかったので、熱々の状態です。
これがなかなか美味いです。
自画自賛です。
相方も、ご満悦のご様子です。

麺が美味いです。
それに合わせたかのように、出汁が効いています。
揚げさんの油分が、出汁と相まって、美味いです。
それに、玉子とじのところが、ふんわりとしています。
泣かせるのが、九条ねぎです。

ここに、イチラーですから、一味をフリフリしています。
うーん、手軽なのに、こんなに美味いなんて、お手軽な昼ごはんでしたが、私も大満足です。
写真はありませんが、デザートが付きました。

ストロベリーゼリーです。
甘い香りに、これまた食欲が沸きますね。
やはり、甘いものは別腹かもしれません。
私は、アルアルは別腹です。

5000年以上前には、シュメール人がビールを発明していますから、もしかしたら、もっと古い時代にも、アルアルタイムがあったかもしれませんね。
太古の見えない世界が、現代の科学で解明されていきます。
もっと科学が進めば、人が豊かになる、いいと思うのは私だけでしょうかね。
科学技術が、何やらミサイルやら化学兵器に応用されるとことに、怪訝なものを感じます。

ささやかで平凡な暮らしが営めることが、ありがたい感じますね。
日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせてもらっています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、簡単な麺メニューの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。