''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

伏見の酒蔵をバックにして、ハイチーズ より。

今日は、昨日に比べて寒いです。
前日比マイナス13度くらいと言います。
それじゃ、気温が一気に半分です。
肌寒いはずです。

 

そんな時は、昨日の記事のような温かいラーメンが食べたくなります。
それとも、今夜は常夜鍋で熱燗晩酌タイムと致しましょう。
それにしても、少し体調が良くないです。
風邪気味というか、その初期段階でありましょう。
周りに風邪気味の人が多いのも、事実です。

 

やはり、今夜は豆腐の入った鍋がいいです。
もちろん、熱燗も付けます。
それに、刺身も付けましょうね。

 

お酒と言えば、私の住まいする京都伏見は、酒処です。
灘の男酒に対し、伏見の女酒です。
伏見の湧き水が、何とも優しいいい水です。
ですから、伏見の酒は柔らかい味わいです。

 

私などは、英勲なんかのお酒が美味いと思います。
伏見のほとんどの地下水は、同じ感じの味わいです。
少しずつ、その味わいは違うのは事実ですが、飲みよい水です。

 

多くの酒造メーカーが、そこにあります。
その分、酒蔵のある景色は、一番だと自負しております。
大手の厚情もあれば、昔ながらの作り方の酒蔵もあります。
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そんな中、ロケーションの良さから時代劇やドラマに使われる有名な酒蔵があります。
京都市伏見区横大路三栖大黒町7にある松本酒造さんの酒蔵がいいです。
桃の滴というお酒が、有名な酒造メーカーです。
高瀬川をバックにして土手に黄色い菜の花が咲いています。

 

鬼平犯科帳での少しだけ使われています。
平蔵が馬に乗って、手下の者が提灯かがげて、後から付いてくる夜のシーンです。
スポンサーのタイトルバックが入るところ辺りに、使われています。

 

そのシーンの撮影している所を、たまたま見たことがあります。
撮影も大変です。
酒蔵には、ライトアップされるシーンです。
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この黒い酒蔵は、あれ?と気づかれた方も居ますよね。
朝の連続小説『カーネーション』に使われていました。
他にも、月桂冠大倉蔵辺りの疎水のシーンも懐かしいです。

 

泰蔵さんと奈津ちゃんのあの場面シーンが目に浮かびます。
泰蔵は、奈津ちゃんの事を知っていました。
あけだけ花がある美人なら、知っていて当然ですね。

 

切ない初恋があるんですよ。
想い想われ、ふりふられ、人生そんなものです。

 

世の中は月にむら雲花に風 思うに別れ思わぬに添う

 

うすゆき物語の中に出てくる和歌ですが、何とも納得してしまいます。
世の中は、なかなか思う様にうまくいかない、それが人生です。
男女の恋も同じです。

 

日本酒の燗酒というのは、いいものんですよね。
注しつ注さされつ、ご返杯と、杯を重ねる楽しさがあります。
この辺は、ウイスキーなどの洋酒とは違う風情です。

 

出汁の効いた鍋に、白い豆腐、そこに野菜と魚が入ります。
その鍋を肴に、熱燗が進みます。
うーん、日本人で良かったと思いシーンです。
もちろん、寒い時はコタツです。

 

妄想モードに入っています。
いえいえ、今夜も慰労の手酌の酒です。
タボは付きません。

 

酒は燗、肴は刺身、酌はダーボ です。
もちろん、今夜の晩酌ように、鰤の造りも用意しています。
少しだけ、焼き鮭も付けましょうかね。

 

今晩の晩酌は、豪勢です。
呑む酒も、こうした風情を楽しむのは、何も舌だけではありません。
酒蔵のある景色もバックに、美味しい日本酒は進みます。

 

懐かしいカーネーションの録画でも、見るのもいいですね。
それとも、鬼平犯科帳でも、見ましょうかね。

 

伏見の酒蔵のある景色に乾杯です。

 

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏にくらしたいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、伏見の疎水ような長い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。