''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

月末、切らずと言えば、やはり、おからです より。

今日は、昨晩からの雨音が続いています。
何となく憂鬱です。
少し体調が優れないですね。
ちょうど、オフの日で良かったです。

既に4月も下旬です。
月末ともなれば、懐も寂しくなりますよね。
そんな時、京都では、おからを習慣があると聞きます。

おからは、別名・切らずと呼ばれます。
おからなら、庖丁を使わずに、調理出来ます。
その分、おからだけでは美味しくありませんから、人参やこんにゃくなどを入れた具だくさんのおからが好きです。
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とりあえず、白ごまのトッピン具は、必要です。
「まごにやさしい」を実践しています。
これなら私にも出来ます。
写真は、買って来たおからです。

郷里播州では、出汁に使うのは、イリコが多かったです。
母の味噌汁もイリコ出汁です。
煮物も、イリコが多かったです。
もちろん、カツオも昆布も使います。

ですから、おからもイリコ出汁のベースに舌が馴染んでおりました。
しかし、京都に来ると、全く別物のおからが、売られています。
とりあえず、甘いです。
おからの味より、甘さが先に来ます。

居酒屋さんでも、おからがあれば、これを頼みます。
基本的には、出汁がよく効いた具だくさんのおからが好きです。
今では、日本酒の肴に持って来いです。
おからは、豆腐を作る時にできる廃棄物ですからね。
それを食するんですから、昔はエコな時代でしたね。

卯の花などと言うと、洒落た料理に思えます。
でも、もともと庶民の食べ物です。

荻生徂徠が若い頃、貧しさの為に行商の豆腐屋の好意でおからを分けてもらいて、飢えをしのいだとも言われていますね。
講談のネタでも有名です。
なかなか泣かせます。
私の大好きな人情話です。

ある時、その豆腐屋で江戸の大きな火事にあって、焼け出されます。
そんな時、どこかの武家の方が、見舞いと称して大金をくれます。
理由がわからない豆腐屋の夫婦です。
そうこうしている間に、あの貧乏人の浪人が、柳沢家に仕官したことを知ります。
その浪人の好意であったことに喜びます。

いい話です。
また、聞きたくなりましたね。
演者の腕の見せ所です。

おからと言えば、今KBS京都で放送されている近衛十四郎主演の時代劇『素浪人 花山大吉』では、近衛演じる主人公・花山大吉の大好物としておからが登場しますよね。
4月から始まった放送ですが、新聞のテレビの欄「新」のマークが入っていましたね。

再放送の再でいいと思うんですがね。
新番組の主演が、近衛十四郎とは、何とも不思議な番組表です。

4月から始まったドラマが、なかなか伸び悩んでいるようです。
テレビ離れが進んでいますからね。
それに、トーク番組やバラエティー番組方が好調です。

先日から見ている『今夜くらべてみました』はなかなか面白いです。
最初に見た「泣き虫女」は、腹を抱えて笑いましたね。
司会は、徳井義実さん(チュートリアル)、後藤輝基さん(フットボールアワー)、SHELLYさんの3人です。
ゲストは、福田彩乃さん、友利新さん、森口博子さんでした。
ゲストの3人3様に、いい味出していましたね。

森口博子さんの披露宴をイメージしたバーチャルな母への手紙は、少しうるうるしましたね。
福田彩乃さんの甘えの「うーん」もなかなか面白かったです。
司会のSHELLYさんの表情もいいです。
レアルタイムでは、深夜の放送ですから、見れませんが、録画して見るとゆっくり見れます。
ありがたいことです。

まずは、sonyさんに感謝します。
よくぞ、アメリカの訴訟(1984年のソニー・ベータマックス裁判)に勝ってくれました。
著作権と言うより、タイムシフトと言う考え方が、勝利の要因でした。
それがあるから、現在があります。
ここで、やっと、(お)からに話を戻せました。
話のタイムシフトです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して生かせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせます様に、祈るばかりです。

最後まで、何々(お)からの話に、お付き合い下さいまして、心より御礼申し上げます。