朝から暑いですね。
何やら一雨降りそうな気配も感じられます。
何やら一雨降りそうな気配も感じられます。
今日は、家に居りましたので、少しゆっくりしています。
と言うより、何もやる気がしません。
これでは如何と思いながら、休息も必要です。
と言うより、何もやる気がしません。
これでは如何と思いながら、休息も必要です。
でも、この炎天下でも仕事されて居られる方も多いです。
若い頃、道路のインターロックの手伝いのバイトをしていました。
インターロックとは、道路に配備されている人工タイルと言えば、分かり易いです。
マンションとかの玄関周りにピロティーにも、配置されていることが多いです。
若い頃、道路のインターロックの手伝いのバイトをしていました。
インターロックとは、道路に配備されている人工タイルと言えば、分かり易いです。
マンションとかの玄関周りにピロティーにも、配置されていることが多いです。
作業は、もちろん炎天下です。
地面が、熱すきます。
灼熱地獄のようですからね。
地面が、熱すきます。
灼熱地獄のようですからね。
それを、重たい重たいインターロックを運び続けます。
山のように積まれたタイルの塊が、何十個もあります。
山のように積まれたタイルの塊が、何十個もあります。
それを営々と運び続けます。
大抵のアルバイトは、次の日は来ません。
続かない仕事の一つです。
これを一夏続けると、体力も根気も付きますよ。
大抵のアルバイトは、次の日は来ません。
続かない仕事の一つです。
これを一夏続けると、体力も根気も付きますよ。
最近では、食事を済ませてから帰宅しますので、家の晩酌タイムは、ウイスキーのソーダ割が多いです。
つまみは何も要りません。
ただ、時々塩分と甘味が欲しくなり、チョコを買うことがあります。
昨日買ったのが、グリコの香ばしい深煎りアーモンド アーモンド クラッシュ ポッキーです。
少量の3パックになっているのが、嬉しいです。
つまみは何も要りません。
ただ、時々塩分と甘味が欲しくなり、チョコを買うことがあります。
昨日買ったのが、グリコの香ばしい深煎りアーモンド アーモンド クラッシュ ポッキーです。
少量の3パックになっているのが、嬉しいです。
この暑い時期にあう禅の言葉、禅語に、「薫風自南来」と言うのがあります。
「薫風、南より来る」と読むようです。
ただ、お茶席では、「くんぷうじなんらい」と棒読みするのが慣わしと、我愛読書『禅語の茶軸 一行物』(芳賀幸四郎著 淡交社)と記されています。
過去の記事にも書いています。
「薫風、南より来る」と読むようです。
ただ、お茶席では、「くんぷうじなんらい」と棒読みするのが慣わしと、我愛読書『禅語の茶軸 一行物』(芳賀幸四郎著 淡交社)と記されています。
過去の記事にも書いています。
唐の文宗皇帝(在位 826-840)が、二句を詠まれました。
人皆苦(厭)炎熱 人は皆炎熱に苦しむ(を厭がる)
我愛夏日長 我は夏日の長き事を愛す
我愛夏日長 我は夏日の長き事を愛す
詩人である柳公権(りゅうこうけん)が下の二句を付けて、五言絶句が完成しました。
薫風自南来 薫風南より来り
殿閣生微涼 殿閣微涼を生ず
殿閣生微涼 殿閣微涼を生ず
世間の多くの人は、夏の暑さを厭(いや)がるけれども、皇帝の私は、その夏の日が一年中で一番日が長いので大好きである。暑い暑いと言えども、時折涼しげに吹いてくる心地よい薫風により、広大な宮中も急に涼しくなり、その清々しい心持は、夏にしかと味わえないものである。
何ともお気軽で愚かな政治家のようなモノいいですね。
炎天下の下で働く国民の事など、まったく配慮のない愚かな発言だと感じます。
約二百年後、有名な宋の詩人、蘇東坡(そとうば)が、この後に四句を付けた。
炎天下の下で働く国民の事など、まったく配慮のない愚かな発言だと感じます。
約二百年後、有名な宋の詩人、蘇東坡(そとうば)が、この後に四句を付けた。
一たび居の為に移されて
苦楽永く相忘る
願わくは言わん、此の施しを均しくして
清陰(せいいん)を四方(しほう)に分かたんことを
苦楽永く相忘る
願わくは言わん、此の施しを均しくして
清陰(せいいん)を四方(しほう)に分かたんことを
意味は、「皇帝陛下は、宏壮な宮殿に安楽に暮らしておられるから、朕は夏日の長さを愛するなどと気楽に言っておられる。天下万民の上に立つ皇帝なら、思いを馳せて、薫風が南から吹いて来って殿閣を生ずと言う佳境を、万民が(貧富なく)均しく味わえるように、 どうぞご配慮頂きたいものです」と、少し意訳し過ぎましたかもです。
「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」の例えもあります。
今日の晩酌は、日本酒に酢の物でも食べたくなりました。
今日の晩酌は、日本酒に酢の物でも食べたくなりました。
そうそう、羹(あつもの)の羹という字は、和菓子の羊羹の羹の時です。
因みに「羊羹」は、もともとお菓子ではありません。
羊の肉を固めたモノです。
それで、漢字だけ今でも「羊」と「羹」なんですね。
因みに「羊羹」は、もともとお菓子ではありません。
羊の肉を固めたモノです。
それで、漢字だけ今でも「羊」と「羹」なんですね。
小豆を羊の肉になぞらえたんですね。
肉は、二句でもありますからね。
やっと、ここで薫風自南来とも繋がって、〆られます。
肉は、二句でもありますからね。
やっと、ここで薫風自南来とも繋がって、〆られます。
こんな暑さで、私の頭までクラッシュしそうです。
酢の物なら、薫りを付けた甘酢でも美味そうです。
さっぱりと、生り節ときゅうりとみょうがを入れた酢の物で、日本酒なら涼が取れそうです。
酢の物なら、薫りを付けた甘酢でも美味そうです。
さっぱりと、生り節ときゅうりとみょうがを入れた酢の物で、日本酒なら涼が取れそうです。
日々の暮らしの中に、ささかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。
最後まで、話の腰もポッキと折ったような四方山話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。