''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

香ばしい深煎りアーモンド アーモンド クラッシュ ポッキーを食らう より。

朝から暑いですね。
何やら一雨降りそうな気配も感じられます。

とは言え、Yahoo JAPANで登録しています熱中症情報が、携帯のメールに届きました。
暑さ指数31を示して、熱中症の危険が高まっています。
原則運動は、中止の支持です。

今日は、家に居りましたので、少しゆっくりしています。
と言うより、何もやる気がしません。
これでは如何と思いながら、休息も必要です。

でも、この炎天下でも仕事されて居られる方も多いです。
若い頃、道路のインターロックの手伝いのバイトをしていました。
インターロックとは、道路に配備されている人工タイルと言えば、分かり易いです。
マンションとかの玄関周りにピロティーにも、配置されていることが多いです。

作業は、もちろん炎天下です。
地面が、熱すきます。
灼熱地獄のようですからね。

それを、重たい重たいインターロックを運び続けます。
山のように積まれたタイルの塊が、何十個もあります。

それを営々と運び続けます。
大抵のアルバイトは、次の日は来ません。
続かない仕事の一つです。
これを一夏続けると、体力も根気も付きますよ。

でも、真夏にこれをやると、意識を失うほどの脱水になります。
一度、熱中症になりました。
昼ごはんが、喉を通りません。
食事もしないで、こんなきつい仕事をやると、ふらふらして、体調を悪くしました。

家に帰って、やはり、大量のビールを呑んだ記憶があります。
今では、痛風患者ですから、家ではビールは余り呑みません。
もちろん、発泡酒が多いです。

最近では、食事を済ませてから帰宅しますので、家の晩酌タイムは、ウイスキーソーダ割が多いです。
つまみは何も要りません。
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ただ、時々塩分と甘味が欲しくなり、チョコを買うことがあります。
昨日買ったのが、グリコの香ばしい深煎りアーモンド アーモンド クラッシュ ポッキーです。
少量の3パックになっているのが、嬉しいです。

香ばしい深煎りアーモンがウイスキーソーダ割が進みます。
香りと言えば、この暑い夏の薫りを思い出します。

この暑い時期にあう禅の言葉、禅語に、「薫風自南来」と言うのがあります。
「薫風、南より来る」と読むようです。
ただ、お茶席では、「くんぷうじなんらい」と棒読みするのが慣わしと、我愛読書『禅語の茶軸 一行物』(芳賀幸四郎著 淡交社)と記されています。
過去の記事にも書いています。

唐の文宗皇帝(在位 826-840)が、二句を詠まれました。

人皆苦(厭)炎熱    人は皆炎熱に苦しむ(を厭がる)
我愛夏日長       我は夏日の長き事を愛す

詩人である柳公権(りゅうこうけん)が下の二句を付けて、五言絶句が完成しました。

薫風自南来       薫風南より来り
殿閣生微涼       殿閣微涼を生ず

世間の多くの人は、夏の暑さを厭(いや)がるけれども、皇帝の私は、その夏の日が一年中で一番日が長いので大好きである。暑い暑いと言えども、時折涼しげに吹いてくる心地よい薫風により、広大な宮中も急に涼しくなり、その清々しい心持は、夏にしかと味わえないものである。

何ともお気軽で愚かな政治家のようなモノいいですね。
炎天下の下で働く国民の事など、まったく配慮のない愚かな発言だと感じます。
約二百年後、有名な宋の詩人、蘇東坡(そとうば)が、この後に四句を付けた。

一たび居の為に移されて
苦楽永く相忘る
願わくは言わん、此の施しを均しくして
清陰(せいいん)を四方(しほう)に分かたんことを


意味は、「皇帝陛下は、宏壮な宮殿に安楽に暮らしておられるから、朕は夏日の長さを愛するなどと気楽に言っておられる。天下万民の上に立つ皇帝なら、思いを馳せて、薫風が南から吹いて来って殿閣を生ずと言う佳境を、万民が(貧富なく)均しく味わえるように、 どうぞご配慮頂きたいものです」と、少し意訳し過ぎましたかもです。

やはり、今の政治屋に聞かたいです。
参議院選挙が済めば、まるで喉元過ぎた羹(あつもの)みたいです。
かつて民主党圧勝したあの戒めを、肝に命じてもらいたいです。

「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」の例えもあります。
今日の晩酌は、日本酒に酢の物でも食べたくなりました。

そうそう、羹(あつもの)の羹という字は、和菓子の羊羹の羹の時です。
因みに「羊羹」は、もともとお菓子ではありません。
羊の肉を固めたモノです。
それで、漢字だけ今でも「羊」と「羹」なんですね。

小豆を羊の肉になぞらえたんですね。
肉は、二句でもありますからね。
やっと、ここで薫風自南来とも繋がって、〆られます。

こんな暑さで、私の頭までクラッシュしそうです。
酢の物なら、薫りを付けた甘酢でも美味そうです。
さっぱりと、生り節ときゅうりとみょうがを入れた酢の物で、日本酒なら涼が取れそうです。

今の心境なら、微薫自酌来でしょうかね。
呑みすぎて、少しクラッシュしそうです。
どんだけ嫌なことがあったんたかってね。
心の三毒を流しますよ。

日々の暮らしの中に、ささかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、話の腰もポッキと折ったような四方山話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。