''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

伏見稲荷大社の近くにある、歯痛にご利益のあるぬりこべ地蔵に立ち寄って より。

伏見稲荷大社と言えば、お稲荷さんの総本社の一つです。
観光客には、大変人気です。
その理由は、拝観料金が要らないこと、それに閉門時間がありません。

 

深夜でも参拝されていることがよくあります。
常夜灯も付いています。
ただ、深夜の参拝はお薦めできません。

 

私が学生の頃、深夜肝試し気分で友達と、深夜に参拝していると、白い着物を来た老婆が、何やら滝に打たれて呪文みたいなモノを唱えていました。
見られたらまずい恐ろしいモノを見た気分になったことがあります。
丑三つ時の、あの藁人形に釘の、恨みの所業だったかもしれません。
今でも、ああしたことはあるようです。

 

人の恨みとは怖いものです。
あるんですよ。
源氏物語六条御息所みたいな生霊と言う事がね。
人の恨みは、それほどに強いものです。
心の三毒を廃するようにしたいです。

 

それに、伏見稲荷大社と言えば、千本鳥居が有名です。
千本鳥居の出発点から、少し行くと、鳥居の入口が二つに分かれています。
その出た所が、おもかる石で有名な場所です。
ここから、90度折曲って、千本鳥居が延々と続きます。

 

そうそう鳥居と言えば、祇園で300年続く料理屋さん、鳥居本ですね。
先日、笑っていいともに、そこのお嬢さんの田畑智子さんがゲストに出ておられました。
NHK連続テレビ小説私の青空』のなずな役の以来、ずっと応援しています。

 

特別美人ではないですが、愛嬌があって、いつも期待を裏切らない役がいいです。
いいともでは、珍しく正座して番組進行していましたね。
やはり、実家が老舗の料理屋さんでは、躾が厳しかったようです。
でも、正座が一番楽とは、なかなか楽しげです。

 

落語家になるなら、これはいいでしょうね。
和の暮らしも憧れます。
私の住まいも築50年は超えている長屋です。
もちろん、今もちゃぶ台が似合いそうな居間です。

 

でも、なかなか正座はしません。
座椅子に、ソファーにと体にはよくない姿勢です。
そうなると、肩こりや首の痛みになるようです。
正しい姿勢で、過ごさないといけないでしょう。

 

肩こりの原因の一つに、歯痛があります。
肩と、歯とは、距離が近いですからね。
肩こりから来る歯痛もあります。

 

伏見稲荷大社に戻って、千本鳥居の出発地点を鳥居の方でなく、そのまま進むと、そこは民家の建ち並ぶ住宅地になっています。
意外なほど静かに住宅地です。
100mも程の距離に観光客が、ワンサカ来られるような場所だと思えません。

 

その辺りが、伏見区深草大門町になります。
近くに墓場があります。
その墓場の路傍に建っている所に、歯痛にご利益があるとして有名な「ぬりこべ地蔵」と言うお地蔵さんあるのです。
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道路脇にあるようなお地蔵さんではありません。
立派な約1メートルの地蔵尊の石仏です。
小さなお堂の中に安置させています。

 

そこには、歯痛平癒を祈るハガキが全国から、寄せられて積み上げられています。
何でも、京都市伏見区稲荷辺りの「ぬりこべ地蔵さん」でも、はがきが来ると言います。
住所も番地もデタラメでも、来るというから、真偽の程は分かりません。

 

しかし、もともとこのぬりこべ地蔵さんは、この地にはなかったです。
少し離れた警察学校辺りに安置されていたのを、軍用の為に移動して来られたようです。
深草駅を東に行った本町通りとの角に、「是より三丁 ぬりこべ地蔵尊」の道標が立っています。
あそこからなら、分かりにくいて思います。

 

地域からも深く信仰されている地蔵尊です。
歯痛に効くというのは、あまり聞いたことがない地蔵尊のご利益です。
ありがたいご縁かもしれません。

 

私も、地蔵さんは深く帰依しています。
一日に一度は、地域の地蔵さんに手を合わせています。
ささやかに暮らされてもらいたいと、手を合わせています。
ありがたいことです。

 

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝して暮らさせて貰っています。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それを願うばかりです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますようにと念じます。

 

最後まで、伏見の観光名所を塗りこんだような話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。