''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

トマトソースの賢い使い回し料理 より。

どんよりとした天気の京都伏見の地です。
やはり、台風24号の影響でしょうね。
今年はいつになく台風が多いと感じます。

海水温の上昇により、台風が発生しやすい状況になっているのかもしれません。
こうなると、異常気象も、通常の気象状況になって行くんでしょうね。
毎年、夏にゲリラ雨、台風の連発と、まるで亜熱帯になったような感じがします。

ここ数日、暑いので何かホットなものが食べたくなります。
そう言えば、先日、トマトソースを作りました。
それを、スルメイカと一緒にして、スパゲッティーにかけて、イタリアンな感じを楽しみました。

イタリアン的なモノには、タバスコがよく合います。
口の中が、ホットホットって感じです。
汗も流れて、少し体温が下がります。

先日も、少し残ったトマトソースの使い回しを考えます。
そんなに日持ちするものでないので、使い切らないといけません。
パスタを作った次の日に、トマトソースを使いました。
豚肉のロースが残っていたので、これをソテーして、そこにトマトソースを使おうかと思いましたが、何か定番の感じがします。
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その為、もう少し残っている「日本海 するめ 一夜干」のスメルイカを使ってみました。
トマトやアスパラもありましたので、白いお皿に添えてみました。
写真は、トマトソースをかける前の図です。
グリルしたスルメイカが、これだけでも美味そうです。

このするめの一夜干しも、山陰の海の幸・山の幸 直送便 はくと丸が提供する商品です。
トマトソースの使い回しも然ることながら、スルメイカの使い回しにもなります。
塩が薄いので、生のスルメより使いやすいです。
一夜干ししたことによって、味が濃くなっています。
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トマトソースをグリルしたスルメイカにかけました。
その上から、パセリを振っています。
食べる時に少しタバスコを振りました。

トマトソースの酸味と、スルメイカの持っている旨みとよく絡みます。
やはり、スルメイカの歯ごたえが、噛めば噛むほど、深い味わいで口中を満足させてくれます。
それほど固くないでが、咀嚼する喜びも、食事の醍醐味なんですね。

ソースの赤とパセリの緑が、色の補色の関係になっていて、いい感じです。
白いお皿に、トマトとアスパラの彩、トマトソースとイカの対比と、彩がある食事は、何だかそそります。

そう言えば、和のイメージのスルメイカも、焼きそばにも、スパゲッティーにも、そして洋食にも、いろんな使い回しが出来ます。
身近な食材だけに、賢い使い回しかもしれません。
もうすぐ、保存していたスルメイカもなくなりますので、最後は、やはりグリルしただけのスメルイカとして頂きたいです。

日本人ですらから、和食が一番口に合います。
私が作るのも、和食が多いですからね。

現代社会では、和食が減っていると聞きます。
その象徴が、お米の消費です。
消費量が減少しています。

米食べずに、何を食べるんでしょうね。
もちろん、パンや麺なんでしょうね。

京都と言えば、和のイメージですが、実はパン屋が多いのも、事実なんです。
そう、京都の人の朝ごはんは、パンが多いんですよ。
若い人だけでなく、年配の方も、朝はパン食派が多いんです。

私は、朝は軽くコーヒーとヨーグルトを食べます。
でも、時間があるなら、ご飯に味噌汁と漬物などの和食がいいですね。
旅館の朝食みたいなのは、私の好みです。
美味くて、食べ過ぎてしまうのが、欠点でししょう。

とは言え、現代社会の和食離れには、喝(かつ)を入れて欲しいです。
もちろん、張本 勲さんでしょうかね。

現代では、喝(かつ)は、叱咤激励の意味で使われていることが多いです。
でも、本来は禅の言葉です。
古来「臨済の喝、徳山の棒」と並び称せられる言葉です。
禅家の二大名物とされています。

禅の解説は難しいです。
しかし、禅の解説をしている解説の方が、より難しくして、本質を捉えることができないものも多いです。
禅の真髄と言うのは、不立文字(ふりゅうもんじ)と言うように、文字や言葉では表せないものと言います。

まだまだ、凡夫のさがでしょう。
日々の修練が必要です。
家の前にある道も、いずれ長安に通じていると信じて、一歩一歩歩みを進めるしかありません。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それを願うばかりです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますようにと念じます。

最後まで、逆にトマトソースに使い回されたような話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。